翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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関西事情に疎い人間でもこの作品を観れば最新の状況が分かる…ワケでは無いのでそこんとこヨロシク、と原作者の声が聞こえてきた気がします。
前作は鑑賞済みです。原作も知った上で観たのですが
期待を上回るおバカな出来映えでした。面白かった。
その続編と聞いて、今度は一抹の不安…。・-・;
この手の作品の続編、大概コケている気が…。・_・;;
柳の下に2匹目のドジョウはいるのか?
とか考えながらも、GACKTが復活して出演したコトだし
観てみましょうと、脳内会議で決着。はい。
そんなわけで鑑賞です。
さて今回のお話。
前作、念願かなって「手形無しで東京にいける」ようになった
埼玉県民だったのですが、まだまだ埼玉県全体が連帯感を持つ
には至っていないようで、それが悩みの種の、麗と百美たち。
連帯意識を盛り上げるためにと、麗(GACKT)が提案します。
「埼玉に "白い砂のビーチ” を作ろう」
その計画を実行に移す麗と百美(二階堂ふみ)。
白い砂。これは和歌山の白浜から入手できるらしい。
それならば早速 と、麗は和歌山に向けて船で出帆します。
一方の麗。麗から埼玉に残るように言われて傷心中・_・;
埼玉県を横断する鉄道新路線(武蔵野線)の計画が色々と
難航しており、その調整のため残ることに。(涙)
百実を残して出発した埼玉解放戦線のご一行サマ達。
初めての海。船の旅。そして埼玉は海無し県…。
船に慣れないみんなは船酔いでゲーロゲロ… *∩* ;
ついには嵐に見舞われて船が難破… きゃぁぁぁ
流れ着いたのはなんと 和歌山の海岸。(マジか)
麗に近づく一人の人物…。敵か味方か。どきどき
その正体は滋賀解放戦線のリーダー桔梗魁(杏)であった。
魁から「他の埼玉解放戦線メンバーたちが大阪に送られた」
と知らされた麗。これは助けに行かなければ と
和歌山・奈良の山を越え、大阪に向かう二人。
「とび太」に見守られながら、ようやく大阪に到着。
そこで目にしたのは、天下を盗らんとする大阪府知事の野望。
何の罪もない滋賀県人や奈良県人に無理難題吹っ掛けては捕まえ
信楽焼のタヌキを壊せと迫り(踏み絵、いや踏みタヌキ)
口にタコ焼きをムリヤリ食べさせては洗脳していくのだ。
何て恐ろしい計画。さあ大変。×_+
この「日本全国大阪植民地化」を謀る陰謀をこのままにしては
おけないと、和歌山・奈良・滋賀と力を合わせ、野望阻止に
埼玉解放戦線が立ち上がるのだ。 おお
…というお話。
◇
今回の作品、前半はストーリー運びにムリヤリ感が拭えず
登場人物の演技もいま一つノリが悪い感じがしました。
それが、滋賀のオスカルこと桔梗魁と麗(GACKT)が、
実は血を分けた兄弟(兄妹では無かった…)と判明する
辺りから、全体的にテンポ良く話が展開するようになった
そんな風に感じました。
終盤の「出身有名人対決」は定番ですね。
今回は産地偽装疑惑が暴露されるネタもあって楽しめました。
前作ほどのインパクトは無かったかも …ではありますが
関西各県のイジりネタは、東日本での生活者としては面白く、
より関西が身近になったような気がします。
※滋賀・和歌山・奈良へのイジリは、愛情の裏返し。
オブラートは効いているように感じました。
観て良かった。
満足です。
◇あれこれ
■滋賀のオスカル
が登場したのだから、アンドレも出るかと期待したのですが
登場しませんでした。うーん残念。
このキャラクターは映画オリジナルと思うのですが、途中まで
女性キャラと思ってました。
外見が美人女性だけど実は男性を女優が演じるものだから、混乱…。
二階堂ふみ演じる「百美」は原作に居るキャラなので、脳内でも
男性とイメージしやすかったのですが…(…むむ)。
まあ、魔夜峰央の作品ですから。 ということで。・_・ヨロシク
※それにしても、麗はパンコラン少佐、百美はマライヒ
のイメージですよねぇ。 加藤諒はまんまパタリロだし。
■琵琶湖の水の出口
琵琶湖には沢山の川から水が流れ込むそうなのですが
水の流れ出る川は淀川一本だけなんだとか。
へぇそうなんだ。ひとつ賢くなりました。
そこを塞き止めて淀川を干上がらせるのが今回の作戦
でしたが、それってかなり大変そうです…。
■大阪=タコ?
大阪イコール「たこ焼き」なんですね。と改めて認識。
明石のタコは有名で知ってました。使っているのでしょうか。
…けど明石は兵庫県。ま、いいか。
なんてことを考えていたら、たこ焼きが無性に食べたくなりました。
■マイアミビーチ
琵琶湖に本当にあるのか、地図で検索してみました。
検索一発目はアメリカの海岸…。 違~う。違わないけど。
検索二発目を「琵琶湖 マイアミ」でやり直し。
結果…「マイアミ浜」と名のついたキャンプ場を発見。おお
これはきっと地元では有名な場所なのでしょう。知らんけど。
◇最後に
日本のさいたま化を図る計画なのなら、更に続編も作れてしまう
ようなのですが、まだ続くのでしょうか。うーん。
県に有名な歌があると、舞台になりそうな気がしてきました。
ここまでの作品で出てきたのは…
♪なぜか埼玉
♪琵琶湖周航の歌
♪なのにあなたは京都は行くの
有名なご当地ソングのある県、どんなのがあるでしょう。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
馬鹿にしてた自分が馬鹿でした。
面白そうだけど観なくてもいいやって作品と、
面白くなさそうだけど観るべき作品ってあると思う。
後者は「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」とか「福田村事件」とか。(面白かったです)
「翔んで埼玉」は、面白いに決まってるだろうけど、別に観なくてもいいやと思ってました。
職場に埼玉県出身者が入ってきたから、話のきっかけにでもなるかな、くらいの気持ちで観に行きました。
馬鹿にしてた自分が馬鹿でした。
感動した。バカなことを大真面目にしてるの大好き。
音楽最高。
通天閣のミサイルが発射されるところなんかワクワクした。迎撃のために行田タワー打ち上げるところ、ドキドキした。
滋賀のオスカルのもと滋賀・和歌山・奈良が決起するところや、水没するとび太くん、琵琶湖周航の歌を唄うキャピ子ちゃんたち、元の姿に戻る姫君さま。
中部地方に逃げた三重県民でさえ(たしかに子どもの頃、三重県は近畿地方でした)、こんなに感動するんだから、滋賀や和歌山の人たちは涙が止まらないだろうな。
愛之助と藤原紀香、嫌いだったけど好きになった。
桓武天皇は反則だな。
前作と比べたら
GACKTのメイクが薄くなった?
前作のほうがメイクが濃くて、魔夜峰央作品の特徴が出ているなと思った。
片岡愛之助や前作伊勢谷友介のインパクトに比べると負けていると思う。
片やモブ役の白鵬堂学院の生徒たちのほうが宝塚レベルのメイクしててそちらは力入れるのか!!と笑ってしまった。
前作の東京テイスティングや23区カースト制度のようなオリジナル性があるディスリがなく、単純に関西圏を対象とした各県の特徴を連ねているだけ。
インパクトが全くなかった
オケ-ィ~たちまち独壇場 リッスンリッスン、なーなーななーな レディフォ-マイショウ! バンザイ遊ぶ気に寿 シャウリラウ シャウリラウ!
唱~の歌が炸裂席巻 どうもにもノリノリの日々・・・たちまち独壇場www
琵琶湖の水止めたろか~が ガチで実現してしまいそうな超水位低下の中
先日「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」を観たよん。
まあ、良くも悪くもディスり愛で。
前作は東の中の東の出来事って感じでしたが、今度は東から見た西の中の出来事って捉え方(イメ-ジ)がされてる気がしますね。
ガチで西サイドで作ったらこんなもんじゃないと宣言しますわ。
特に洛中! ”許すまじ・・・”ww 思ってる方多そう。
”桓武天皇”ってナニソレ お題を投げてる気がするやん。
出しもん合戦 期待してたのにな~。
前作の”市原悦子”で おおぅぅ~ の声はオオウケしたぞ。
あの笑いが無かったのが惜しい。
とても似つかん南郷の洗堰! いったいどこのやネン それ!?
ソビえる大きさやないか~い。
とび太大量出しとか、鮒ずし塗り合いとか・・・やめてくれ~い。
キモイわ キモ過ぎるわw
一番 納得したのが、最後に登場する 武蔵野線の開通、かな。
そこだけメチャうなずけたワ。
次作も他府県でやるん?九州とかで?
全然期待せんとくわ wwww
~Ready for my show~
~Shout it out, Shout it out~
映画館で見るべき
ちょうど武蔵野線と埼京線で池袋まで見に来た埼玉県民だ
今回現代パートも埼玉の盛り上がりがあって楽しかったww浦和在住ですが実家も熊谷なので。
関西は旅行で行ったりして梅田とかくらいしかちゃんとしたネタわからないけど、未知の土地に来たみたいで面白かった。ゆりやんのチャリチョコパロで吐くほど笑った。
滋賀の自己犠牲の覚悟には泣けたし、杏ちゃんかっこいいし忍者の女の子めっちゃかわいい。
あと古墳は行くけど行田タワー知らないしww絶対通天閣に勝てるわけないけど笑ったww
紀香さんとラブリンだからこそ関西編は盛り上がったと思うww
セットがとてもよく出来てて関西の賑やかさ?は観てて飽きなかったです。正直前作に劣らず勝敗付け難い。
ちなみに行く時五時台の早朝なのに武蔵野線だけくそ混んでた!武蔵野線の有難みが現実でも…
日本制服を企む大阪の野望を砕け! 虐げられた滋賀を救え! 片岡愛之助の強烈なインパクト 二階堂ふみの他で絶対観られない振り切れた名演 陰の主役と言ったら言い過ぎの「とびだしとび太」も大活躍
麗は「日本埼玉化計画」のため、越谷に海を作ることを計画。 必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。 しかし、そこで麗が見ものは、関西地方の地域格差や通行手形制度の存在と、日本全土を巻き込んだ大阪の巨大な陰謀だったのだ! 麗は、桔梗魁ら、滋賀解放戦線の仲間たちとともに大阪と戦う決心を固める。 劇場版第2弾! 今度は関西、大阪の野望というよりわかりやすいコテコテのテーマ! そして、虐げられた滋賀県! 埼玉では、「行田タワー」が大活躍! 前作からさらにエスカレートした細かい地域格差ネタ、自虐ネタが最高に面白い! 他の観客と一緒に笑った! なんといっても、大阪府知事を演じる片岡愛之助の演技が凄い。 その妻で神戸市長役が実際の夫婦、藤原紀香が嬉々として演じているのが面白い! GACKT、二階堂ふみは安定の主演だが、二階堂ふみは今回埼玉で留守番的ポジションなので出番が少ないのがざんねん! 二階堂ふみの他では絶対観れない振り切れた名演が楽しみで観ているようなものなのに! 他には2時間ドラマの名脇役、山村紅葉のいじめ演技も最高。 ある意味出オチの天童よしみ、陰の主役と言ったら言い過ぎの「とびだしとび太」の活躍もイイ!
とび田ぁぁぁ! 名前初めて知ったわ。
翔んで埼玉。第2弾。
1と似たような感じの話し方。前以上に現代?の話がしっかりしている気がしてそこは良かった!
過去?というか、本編。
相変わらずのバカさ加減で面白かった。都道府県バトルは好きです!!展開的にもピンチからの他県と協力しての怒涛の展開!滋賀との共同戦線が熱い!ただ、全体的に内容が薄い気がする、、、。
役者陣は相変わらず豪華で良かった。パロディも面白かったがいいんか、、、。粉物工場にネズミーランド。
あと自分も埼玉県人だけどタワーあったことに驚き!
最後に、、、とび田の活躍に乞うご期待!
おおおサイタマ、サイタマ~輝くサイタマ~!
武蔵野線沿線の埼玉で生まれ育って、しらこばとを象った校章の県立高校出身の自分、結婚して県外に出ましたが、前作もそうですがココロは意外と埼玉人だったと気付かされます。甲子園で応援するのは今在住の県代表だけど。
今回は関西圏にも乗り込んで埼玉化計画をぐいぐい進めているようで、延暦寺がほぼ滋賀県て知らなかった! ひこにゃんは滋賀県だったっけ、ってそうか、滋賀は関西のサイタマだったか。飛び出し坊やは、とびたという名前があったんですね。みうらじゅん、名前知らなかったのか?
大阪は、圧政(笑)は実は水晶のせいで、気安く人情に厚い助産師のおばちゃんの活躍で名誉回復があったけど、京都と神戸(兵庫県じゃないところが。)の人はもやもやしなかったでしょうか。関西の面々はみなさん濃いわ~。愛之助と紀香、ノリノリで良かった。
関西圏に進出した関係で、若干軽めになった埼玉部分だが、相変わらず埼玉人にしかわからない地雷みたいに仕込まれた小ネタが嬉しい。
埼玉県マークの帆掛け船が進む場面でかかるBGMは、「埼玉県歌」、あの、おおお、サイタマサイタマ~輝くサイタマ、って、埼玉県民なら小学校上がるやいなや、この歌を覚えさせられるから誰でも知ってる。一緒に見ていた生まれも育ちも東京都の友人はまったく反応しませんでした、そりゃそうでしょう知らないよ。この歌はネイティブ埼玉県民の踏み絵に使えそう。
埼玉県知事役の村田雄浩さんは、妹が通っていた県立高校の先輩で元生徒会長(多分初代)、相変わらず与野は大宮と浦和の緩衝地帯ですっこんでろ、って言われてるし、浦和大宮因縁の綱引き合戦の決着は、そうくるかの熊谷の暑さが決め手。大阪のミサイルに対抗、川越の時の鐘が行くかと思ったら埼玉唯一のタワー、そういえばあったわ。
その他色々、県民にしかわからない小ネタで他所の人には気づいてもらえないかも、なのに、絶え間なく話に織り込んではぶっこんでくる、大変丁寧で贅沢で手が込んだ作りです。
反目していた鉄道会社が手を組んで大阪のミサイル封じに奔走、鉄道さんだから手旗信号はお手の物だよね、そして、めでたく武蔵野線開通へ、ちゃっかりネズミの国にも繋がってます、というオチも上手い。
武蔵野線は、新松戸から府中本町が先に開通したので、東京方面行きが下り、という世にも珍しい路線でもあります。
埼玉だけでなく、それぞれの県の小ネタや事情をうまくストーリーに絡めており、脚本がよく練られている映画と思いました。埼玉じゃない関東の某県で観ましたが、楽しかったです。
あと、「近江きょうだい」だったか~、と爆笑しました。めんたーむ。
ちらっとドラムが出てましたね、熱中症のおすもうさん。
埼玉県民としては…
今回は主に関西のお話が主なので、埼玉県民としてはちょっと寂しいかな。
最後の大活躍は誇らしかったです笑
ただ、関西には何度も行った事があるので、そこそこ楽しめました。
ハイヒールモモコは本当に関西の空気を纏ってるなぁと実感したのと、ラストに沖縄出身の2人が越谷のしらこばと水上公園で踊っているのがシュール過ぎて、1作目の爆笑というよりニヤニヤしちゃうかんじでした。
ネタっぽいところがやや間延びしている印象ですが、やっぱり面白かった笑
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