翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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村田雄浩の埼玉県知事😎
公開初日にさいたま新都心のMOVIXさいたまで鑑賞。終わったあとパラパラと拍手が沸き起こりました。小さな幸せを大事にする埼玉県民らしい奥ゆかしさ。レイトショーにもかかわらず、ほぼ満席。昼間の回は前日に満席完売の盛り上がり。
2019年の前作と比べて、ストーリー的にグレードアップしていました。ただディスるだけじゃない。
【埼玉県知事:村田雄浩】
他府県の方には分かりにくいのですが、初っぱなからウケたのが、孤独のグルメの滝山役でお馴染みの村田雄浩が埼玉県知事役。メガネをかけると現知事の大野元裕氏の雰囲気に激似。誰よ!この素晴らしいキャスティング思い付いたの。興味ある方は調べてご確認ください。埼玉県民へのシークレットサプライズですな。村田雄浩は埼玉県越谷育ち、県立三郷高校第1期生。初代生徒会長です。
【与野】
前回は娘を軽ワンボックスに乗せて結納に行く父親は小柳トム(ブラザートム)だったけど、今回は与野から熊谷の綱引き大会に向かうさいたま市役所の職員役のアキラ100%。熊谷が地元の知事を喜ばせて、棚からぼた餅の昇進を狙って開催。熊谷は日本最高温度記録を2018年に樹立。例のステンレスおぼんを持参。それとペットボトルであることを企て、結果を残します。与野の緩衝地帯の描かれ方は踏襲されていました。そしてあのセリフ「与野はすっこんでろ」健在でした。
【しらこばと】
今回のメインストーリーは海なし県埼玉に海を作るという計画。千葉解放戦線の協力のもと、富津から船を出し、和歌山の南紀白浜の砂を持って来る計画。もちろん現存するしらこばと水上公園。かわいい名前。しらこばとは県民の鳥。市民プールにはセガレが中学生の時に埼玉高速鉄道にのって行きました。伝書バトの役割も。
【武蔵野線でネズミーランドへ】
武蔵野線が西船橋まで延びても、大宮からネズミーランドに行くには埼京線経由で京葉線舞浜に行くほうが実は早くて便も多い。
【行田タワー:田んぼアート】
今回のびっくりドッキリメカ。通天閣タワーロケットを迎え撃つ。発射コマンドパスワードは3433150。刺身最高。海ないからね。
埼玉のアングラーは海を求めて、茨城、千葉に行く。行き帰りが早くて楽だから。
【ゆりやんレトリバー】
大阪道頓堀のタコ焼き工場にはカメ止めのあのちっちゃいおばちゃんとゆりやんレトリバーが登場し、チャーリーとチョコレート工場をパクった見世物小屋的なアングラシーンはキモ怖いからPG12にした方がいいかも。
【川崎麻世】
関西陣のキャストはとにかく濃い。大阪府知事の嘉祥寺晃役の片岡愛之助なんか京唄子に見えるのよ。若い人は知らんけど。神戸市長の藤原紀香とは映画でも夫婦の設定。川崎麻世は京都府知事役。藤原紀香と怪しい関係を匂わす。わしは前からハイカラな女が好きなんや。カイヤやね(笑)杏さんは滋賀ではなくて東京。ちなみに東出昌大は埼玉県出身。消臭力のおじさんが滋賀出身だったとは❗
【川口には相撲部屋がある】
元・湊富士の湊親方の部屋。モンゴル出身の巨漢逸ノ城を育てた。綱引き大会では力士たちが熱中症で棄権のシーンあり。
滋賀好きなんだけどなぁ
ネタが満載で目が離せない
面白かったです。
ストーリーそのものはまあ、あらすじそのままで配役を見ればだいたい想像が付くというか他愛もない話です。
しかし、ともかくともかく仕込みが半端無い。シーンの一つ一つに全く無駄がなくというか逆に全部ネタでまさに制作者の執念を感じました。
今回は金がかかっているせいかセットの凝り具合も素晴らしいです。特に甲子園球場の地下工場はあまりにも馬鹿らしくて感動でした。
あと、映画の随所に詰め込まれたネタもネタも大ネタから小ネタまでてんこ盛りで◯ィズニーのパクり、ディスりはもうスレスレというか半分アウトで今までの関東ネタに加えて関西ネタについても知ってる人間には「よくぞここまで」と唸らせるネタが満載でした。本当に一秒も目が離せません。
私的には大阪府知事が最強の軍団である岸和田を呼び寄せたところだんじりと被っているので断り、知事も「そら、しゃあないな」と納得するところはツボにはまってしまいました。
もし、ご覧になられるならパンフレットを買い求められることを推奨します。3倍面白いです。
知らんけど。
笑ろた笑ろた
壮大な茶番劇
楽しかったにつきる!
構成も一作目との一貫性もあり良くできてるな~と思いました
杏さんのおかげで壮大な茶番劇もビシッと締まってたし
愛之助さん&紀香さんは弾け過ぎでは・・・?
(あのシーン笑えなかった…^_^;)
百美(二階堂ふみ)の出番少なくて残念
全編通して滋賀県に親しみしかわかなかった
滋賀県にまた遊びに行きたい!!
ラストのあれはめちゃくちゃ笑った^^
だってつい最近行って来たばかりだからw
最後の最後までドッカンドッカン劇場内で笑いが起こってホント楽しかった~
映画館を出てから粉もん食べたくなりそのまま友人とお好み焼き屋へ
(たこ焼ちゃうんかい!笑)
宇宙規模まで行ってしまったコメディー映画。 本年度ベスト級。
あまりにバカバカしくて良い
あまりにもバカバカしくて、そして微妙に各ご当地ネタが微妙にまちがっていなくて、それが面白かったです。
襟を正して「監督はアカデミー賞常連の●●さんが、主役は有名俳優の●●さんが!」という鑑賞の仕方もあると思いますが、この映画はそういうのではなく、単に笑うために見に行くものですね。
特にネタで出てきた、
・ダンジリ
・とび太くん
・藤原紀香の出生地
・行田の展望タワー
・しらこばと公園(砂浜あるの?)
などは、思わずググってしまいました。。。
こうなると、次作(第3作)も見たくなるのですが、他県に出征する理由が気になりますね。いっそのこと海外進出する方が理由ができそうな気がしますが、他国をディスるのも問題でしょうから、やはり佐賀あたりが適当なのかな? 埼玉県には空港がないことをからめて・・・・
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
愛之助、紀香夫妻が陰の主役
キャッチコピーどおりの「壮大な茶番劇」。
前作同様、バカもここまで徹底的かつ真面目にやればすがすがしく楽しい。
ただ、ちょっと長いかなぁ。
ギャグなんだから、テンポよく90分くらいにまとめて欲しかった。
ややお約束に時間を取られすぎかも。
(ある種の「定型化」をもくろみ、そのうち中部圏、九州圏など、さらなる続編をやる気なのかもしれないなぁ、とも思いつつ)
関西ローカルネタは関東育ちの私にはよくわからない部分もあったが、出身地を考えた配役は絶妙。
特に片岡愛之助、藤原紀香夫妻のノリノリの演技がよかった。
ある意味、今回の主役。
たしか、藤原紀香は生まれも育ちも兵庫県西宮市だったはずだけど、両親とも和歌山出身で、“和歌山は第二の故郷”と公言しているところは知っておくとよいと思います。
シナリオの段階で是正する関西人は居なかったのか?
甲子園って兵庫県にあります。
琵琶湖の水を止めるナンテ話は素人以下で、有効なのは「一気に全部流す」です。
そもそも指鉄炮で倒れる大阪人が戦うなんてムリムリですわ。
タイトルなし(ネタバレ)
ディスればウけると思い込み過ぎている。ディスるを超えて単に悪口を言っているだけにしか聞こえない場面もあり、途中で見ていられない、聞いていられなくなった。
後半からは話の内容自体がよくなってくるが、前半があまりにも悪すぎるため、トータルとしてはよくない印象に。
滋賀では力不足。なので大阪をもっともっといじって欲しかった。
前作が面白すぎたので、期待値MAXで見に行きましたが、
ディスられ役が滋賀県では、都民にとっては力不足。
トビタと琵琶湖だけって感じで、滋賀へのいじりが決定的に不足。
関西での各県の立ち位置(大阪、兵庫、京都が都会かな程度しか)よくわからんので、何故、滋賀がしいたげられているのか、もうちょっと丁寧に描いて欲しかった。
そもそも、さいたまと違って、”ださいたま”的な自虐イメージが滋賀には(良い事なんですが...)無いのではと思ってしまう。
せっかく個性が強い大阪の扱いも、(大阪府民も本当は良い人前提で作っているので)
悪役に徹し切れていないようでもったいない。
京都、兵庫の立ち位置も微妙。
肝心の埼玉も、前作の続きなので、インパクトあるいじりが既に無かった。
よもやの睡魔との闘いになるなんて思ってもみなかった。
前作同様、批判を恐れず、もっと踏み込んで笑いを取って欲しかった。
次回作に期待します。
滋賀県民による感想
まず、前作&原作未見も、問題なく楽しめましたよ。
魔夜峰央先生の作品は、幼稚園の頃にアニメ『パタリロ』が大流行で、級友と毎日のようにクックロビン音頭を踊っていました。
今回実写映画ではあるものの、これはまさに魔夜峰央作品のノリとテンポだなと感じ、昔を思い出し嬉しくなりました。
関西全府県(三重を除く)が登場するけど、サブタイトルの示す通り、9割は滋賀県ネタ。そのどれもが、県民にとってはサブリミナルに過ぎていて、共感を通り越して痛快ですら有り。反面、県民以外が見て面白いのか、これ、と若干心配になったり。
でも、これだけ滋賀まみれなら、今日の昼に大津駅前で今作封切りを告げる号外(!)が配られたり、県内全域でコラボネタが氾濫し、お祭ムードになっているのも頷けます。
例えば、県内某映画館での上映スケジュールも、1日22回、そのうち朝6時台だけで8回とわけわからん事になってるし…。
京都、兵庫(は神戸と芦屋だけ)、奈良や和歌山も出て来るけど、ほんの少しだけ過ぎて申し訳なくて。もっとそれぞれのご当地ネタも見たかった。
反面、大阪に関してはありのまましか描かれてなくて、というかむしろ現実の方がパロディをはるかに超えているので、正直笑えなかったけれど。
結局、面白いかどうかでいうと、大変面白かった!元来邦画嫌いな私ですが、ここまで振り切られると兜を脱ぐしかないかな。
ただ、前述の通り滋賀県民以外が楽しめるかは、甚だ疑問な内容だったのも間違いなく。
でも逆に言えば、今作には滋賀県の、滋賀県民のアイデンティティがギュギュッと詰まりに詰まっていました。
鑑賞後には、是非いずれ滋賀にご来訪いただき、答え合わせをしていただけると、とても楽しい事と思います。
こんな茶番劇に感動するなんて・・・
地域間の優越感や劣等感に基づく「あるある」ネタやディスリ合戦は、前作同様に面白い。中でも、ご当地出身有名人自慢は、完全に定番化した感があって楽しめる。
「チャーリーとチョコレート工場」のパクリや水晶玉の祈りのシーンなど、前作以上にVFXやスペクタクルな見せ場に力を入れているところも嬉しい。
今回は関西圏の話だけかと思っていたら、埼玉における武蔵野線を巡る確執や、現実世界における浦和と大宮の諍いなど、案外、多層的な話になっていて、ちょっとした「お得感」も味わえる。
単なるディスリのネタかと思われた千葉のタワー自慢が、ラストの行田タワーの伏線になっているのは見事だし、それで大阪による植民地化計画や埼玉の武蔵野線の問題が一挙に解決する流れもよくできている。
何よりも、滋賀県民が、自らを犠牲にして琵琶湖の水を止めることを決断するくだりには、思わず涙が出そうになってしまった。
前作でもそうだったが、差別され、虐げられてきた者たちが、誇りを取り戻すために立ち上がる姿には、それが「茶番劇」だと分かっていても、やはり、胸が熱くなるのである。
琵琶湖の水を止めろ!
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