翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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琵琶湖の水に感謝!
大、小散りばめたディスリが凄い。滋賀の予備知識があると更に楽しい。
前作のヒットは主に関東圏内、埼玉いじりに大いに頷き、いじられた埼玉でも大うけとなりました。2匹目のドジョウを狙うもそこで一ひねり、埼玉いじりの繰り返しや深めるのではなく、他地域へのディスリへ展開とは見事です。そもそも他地域では埼玉ってどこよ?という程度です。ではそんな都道府県は他にもあるのではとターゲットにしたのが滋賀県。滋賀県ディスリを中心に関西圏のディスリが満載の展開です。このディスリがよくここまでという位のてんこ盛りです。大阪人の貪欲さ、京都市民の本音と建て前使い分け、神戸のプライドの高さ、奈良は鹿、和歌山は大阪のリゾート地とかなりの扱いでした。そして滋賀については琵琶湖から始まり細かな物まで登場します。
飛び出し坊やのとび太君
地元スーパー 平和堂
滋賀の自動車ナンバー
信長の城 安土桃山城
等口頭や映像のみで登場します。滋賀県民は大うけです。
お約束の出身有名人対決もありでしっかり笑わせてくれます。大満足です。
埼玉県民の日
エンドロールまで2時間、とても楽しめました!
私が埼玉県民かつ、大阪勤務を経験してるというアドバンテージもありましたが、、、笑
見ていただいて損はない!
洗練?された地域ネタ。しっかりツボを抑えてます。
(個人的には大阪最強岸和田が良かった、、、!)
脚本が良く、ネタ自体が伏線になって次の展開へ繋がるのが非常に気持ちよかったです!
なにより、奇抜な世界観に没入できたのは、素晴らしい音楽と美術、何より杏さん、片岡愛之助の快演あってこそだと思います!
近年は娯楽の多様化で、共通の思い出みたいなのが少なくなってきていますが、ご当地ネタは不滅なのかもしれません。
甲子園のように、ふるさとを思い出すことができる、そんな映画に仕上がってます。
是非是非エンドロールで席を立たないで見てください。
今回も面白い
千葉出身、埼玉、東京に長年住んだ私は今回も楽しく観ることができました。
大阪、神戸、京都の表現もイメージ通り。
2作目ということであまり期待しないで観た分面白かった。
滋賀のお姫様の姿が元に戻ったのは驚き、作者の意図通り笑ってしまいます。
近江兄妹の堀田真由が可愛かった。
いや〜くだらないけど、癖になる面白さ!
レベルが高い
一作目と同様ハマらなかった
楽しいの大好き
麗&百美を見たかったな~
面白かった!声出してめちゃ笑った!
でも、第1作が凄すぎて超えられなかった。
前作で埼玉デューク(京本政樹)が現れてからの畳みかけるような展開がなく、本作は後半だれてテンポが悪かった気がします。
そして、麗(GACKT)&百美(二階堂ふみ)のコンビで活躍して欲しかった。百美は原作が小柄な少年なので二階堂ふみさんがぴったりだけど、魔夜作品で新キャラ桔梗を出すなら、男性キャストにして欲しかったなあ。杏さんがやることで、まさに男装の麗人オスカルという感じ。顔芸までやってしまうGACKTと二階堂ふみの凄まじい演技による最高の掛け合いと茶番をもっと見たかったです。
片岡愛之助のねちっこい演技、めっちゃ綺麗なままで自虐ネタかます藤原紀香、何やってもうまい加藤諒、そして名脇役のとびたが良かったなあ。
映画とは関係ないですが、映画を見ながら「あーここはさ」なんて喋っているおばちゃん&おじちゃん三人連れがいて、応援上映でも自宅で配信見てるんでもないんだから止めてくれと。声出して笑うのと、お喋りは違うのよ。
ふれこみ通り
面白かったのはアレが飛んた事くらい 役者がノリノリで演じているのを観てシラケた
昔の薄っぺらな怪獣映画の導入みたいなシーンからフランス革命
また怪獣映画っぽいシーン(怪獣は出ません)
一作目は面白かったけど、二回目ともなると
あんまり面白くない
福田雄一監督の笑いと同じだ
落語のように何度観ても面白い笑いでは無い
なんか役者だけが面白がってノリノリでやっていてシラケた
まあ、東の笑いはいつもこんなもんだ
関西の芸人もわざわざ付き合わんでもいいのに
面白かったのは、「阿久津(伊勢谷友介)はどうした?」と、あれが飛んだ事くらいでしょうか
それに何度も言っているけど、引越しを繰り返してジプシーみたいな僕にはふるさとは無いし郷土愛もない
時間の経過とともに失われたり、変わったりはするのが世の理
喪失感なんて持ち合わせていない
人生観の違いかな
阪神が優勝しようが、話題にもあがらん世界に生きてる
鼻で笑うくらいしかできないね
未開の地より
関西圏の人間であれば一度は聞いた事のある小ネタ満載で大いに楽しめた。
三都物語に何故か入れてもらえない元ミヤコの奈良県人からすれば、主役をゲジゲジの滋賀作に持っていかれたことはかなり悔しかったが、映画を見て埼玉と親和性のある滋賀に白羽の矢が立ったことに納得できた。杏の振り切った演技と愛之助さんの抑圧された狂気が放出され映画の枠をしっかり支えていた。阿久津の存在について食い気味に触れている点も笑えた。
大の大人が何でこんなにお金使って盛大にふざけ散らかすの?ズルい!しかしこんなんなんぼあってもいいですからね〜
2匹目のドジョウ
よくリサーチされている
当方生粋の埼玉県人。前作で埼玉いじりの小ネタに抱腹絶倒したので、本作も鑑賞。
面白かった。武蔵野線は貨物線として計画されたけれど、沿線住民の要望で客車も走らせることにしたんだよね。そのあたりを踏まえたストーリーなのかな。
古代蓮の里には行ったけれど、展望タワーには昇らなかったなぁ。
「あついぞ!熊谷」をよくサブストーリーに取り込んでいた。
「なぜ村田雄浩さんが埼玉県知事役?」と思ったけれど、このレヴュー欄で村田さんが越谷育ちということを初めて知った。それに、言われてみれば大野元裕知事にそっくりだよね。
ただ当然ながら、「琵琶湖の水止めたろか」という鉄板ネタを除けば、滋賀いじりはよくわからなかった。けれども、関西の観客の反応も上々だそうだから、埼玉同様よくリサーチされているんだろうね。
あと、壇之浦百美(二階堂ふみ)の活躍が足りなかったような……。VIVANTのモンゴル・ロケとスケジュールが被ったとか?
成層圏まで突き抜けたおバカ映画の金字塔
大阪の梅田の劇場で観てきたけど、お客さんのギャグや小ネタへのリアクションが面白く、なんか大阪で観ると楽しさがアップしてお得な気分でした。前作よりさらに振り切ったおバカぶりは清々しいくらいで、製作側も役者さん達も楽しそうで、衣装やセット、CGの作り込みもハンパないのがいいですね。大阪、神戸、京都のベタな描き方から、地元でないとちょっと分かりにくい小ネタまで、次々と取って返すギャグはキレキレで、『古墳しかない堺市出身やで』『風が吹いたら止まる(JRの)湖西線か?』みたいな自虐ネタは、その通りなだけに大受けでした。役者では、GACKTは言うに及ばす、杏も凛々しいながらもどこか倒錯的で危ういキャラが絶妙です。しかしなんと言っても、片岡愛之助のレッドゾーン振り切りの悪役振りはビジュアル含めインパクトでは断トツです。関西のキャラを演じる役者さん達は、本当にご当地出身と言うきめ細かいキャスティングもいいですね。不発作品の連発だった東映さん、よくぞやってくれました。
いや〜滋賀とか言われても
列車で通過したことしかなく意識に上ったこともないので、劇中でも「あれが琵琶湖か‥」くらいしか感じられなかった。和歌山?昔夜行フェリーで行って山歩いたなあ。
更に、前作と異なり我が故郷「持続可能国際県・千葉」の扱いがあまりに薄かった(けっ!結局ださいたまの製作か、それともやはりヤツのせいなのか⁈)のが無念。
察しのつく個々の関西ネタは下らなくて笑えたし我が「世界的首都圏・関東」よりそもそもお下劣に違いない関西人を強烈なノリで演じた役者さん達には感心した、が… 寧ろ本気の展開になってゆく後半〜終盤になるに従い、気づくと睡魔が。ごめん、所々少し寝ちゃった。レビュー者失格。
一方お客の入りは思いのほか良く、なぜかポップコーンセットのトレーを持ったカップルが多かった。
さては通行手形不要になったので、「埼玉の出島・池袋」を越境して新宿渋谷に侵入してきたデート中の埼玉県人か… 実に疎ましい。草でも食ってろ!
グッズ売り場でも無邪気でかわいい東京女子が「面白かったねー。あっ、今度埼玉から来る昔の同級生にこれ(通行手形型キーホルダー)あげようかな?」とか言ってて、関西系と思われる女子友から「いやシャレにならんかも知れんからやめとき、知らんけど」とか盛り上がっていたのでたぶん良作だったのでしょう!!知らんけど。
懲りず続編に期待します、標的は比較的関東に憧れの強い九州の田舎(県名など知らん!)が良いでしょう。ゆめゆめ今作以上千葉成分を薄めないように。
面白かった。前作から引き続き楽しませてくれた脚本の徳永友一氏、監督の竹内英樹氏に敬意を覚えた。
武内英樹 監督による2023年製作(116分/G)の日本映画、配給:東映、劇場公開日:2023年11月23日
原作漫画は読んでないが、前作は視聴。かなり面白かったのだが、埼玉ネタもそうは無いだろうから、続編はとても難しいと思っていた。
その難しい中、見事に、興味を覚えて笑えて楽しめる物語にまで練り上げた、脚本家の徳永友一氏に拍手。
埼玉を舞台とする現在進行形の大宮 vs 浦和の際どいライバル物語に、関西を舞台とする滋賀・和歌山等の抑圧からの解放闘争及び埼玉の武蔵野線開通の歴史的な物語を、ドッキングさせた。この物語構成には、少々ムリクリ感もあり、これを見事にまとめ上げてたことには、かなり感心・感嘆させられた。
滋賀県が産んだという“とび太くん”ネタには、関西出身の方々からか、劇場で大きな笑いが起きていた。背景を知らずに、笑えなかったのは少々残念。ただ、近畿でありながら、三重県には名古屋の方に逃げられたとの趣旨の発言には、実感もあり、かなり笑えた。そして、マイアミビーチ生まれと言っていたGACKTの生誕地が、実は琵琶湖のマイアミビーチと判明するくだりは、思い切り笑わしてもらった。
大阪京都神戸 vs 滋賀の有名人対決も面白かった。特に、神戸市長役でもあった藤原紀香が、実は和歌山出身ではとの疑惑を紀の川フルーツ大使ポスターで焚きつけられていて(実際は生まれ育ちも兵庫だが、両親出身地が和歌山でPR大使を引き受けた)、かなり笑えた。大阪府知事の妻でありながら、京都市長川崎麻也に浮気中の藤原紀香のゴージャスで高慢な感じが、演技を感じさせず、とても良く似合ってもいた。
実生活の夫婦共演となった訳だが、大阪知事役の片岡愛之助のギラギラとした大阪人を感じさせる演技には、ひたすら感嘆させられた。個人的には殆ど知らない存在だったが、凄い俳優だと認識。また、杏の宝塚風コミカルな演技も印象的で、取って付けた風のGACKTへの兄上!との呼びかけも笑えた。姿を変えられてしまっていた和歌山の美しい若君(トミコ・クレア)が、解放され本来の姿(天童よしみ)に戻れたエピソードは、見え見えながら、演出の妙もあって爆笑が起きていた。せっかくだから、どこかで一曲歌う展開が、欲しかったかな。
物語に、行田タワー(古代蓮の里展望タワー)と田んぼアートを噛ませた展開にも、その手が残っていたかと、いたく感心させられた。あのタワーが迎撃ミサイルとして打ち上げられるとは!個人的にも観光で、あそこに行ってみたいとも思った。
全体的に、一見馬鹿馬鹿しくコミカルで、実は大真面目な地域差別ストーリーを通じて、あらゆる差別はダメだろうとのメッセージ性が込められていて、かなり共感を覚えた。最後の武蔵野線がちゃっかりとディズニーーランドへ直通になっているエピソードは、恥ずかしながら10年以上埼玉に住んでいた自分も知らなかったことで、住みたい街ランキングも含め、埼玉県民の逞しさ・用意周到さ?を持ち上げてくれて、製作者たちの埼玉へのリスペクトを感じた。
監督武内英樹、原作魔夜峰央、脚本徳永友一、製作大多亮 、吉村文雄、 川原泰博、プロデューサー若松央樹、 古郡真也、撮影谷川創平、照明李家俊理、録音金杉貴史、美術あべ木陽次、美術プロデューサー三竹寛典、アートコーディネーター森田誠之、装飾竹原丈二、人物デザイン監修柘植伊佐夫、衣装デザイン柘植伊佐夫、衣装大友洸介、ヘアメイク塚原ひろの、 タナベコウタ 、千葉友子、VFXスーパーバイザー長崎悠、VFXプロデューサー赤羽智史
ミュージックエディター小西善行、スーパーバイジングサウンドエディター伊東晃、編集河村信二、音楽Face 2 fAKE、主題歌はなわ、監督補楢木野礼、記録赤星元子 、松村陽子、スケジュール尾崎隼樹、制作担当武田旭弘 、辻智、アソシエイトプロデューサー加藤達也、ラインプロデューサー齋藤健志。
出演
GACKT麻実麗、二階堂ふみ壇ノ浦百美、杏桔梗魁、加藤諒下川信男、益若つばさおかよ、堀田真由近江晴樹、くっきー!近江晴樹、高橋メアリージュン滋賀のジャンヌダルク、アキラ100%内田智治、朝日奈央若月依希、天童よしみ和歌山解放戦線員、山村紅葉京都の女将、ハイヒールモモコ元大阪府知事、川崎麻世京都市長、藤原紀香神戸市長、片岡愛之助嘉祥寺晃、小沢真珠浜野サザエ、中原翔子浜野アワビ、津田篤宏滋賀解放戦線員、トミコ・クレア和歌山の姫君、和久井映見内田直子、矢柴俊博大宮支部長、西郷豊浦和支部長、水野智則与野支部長、廻飛呂男深谷支部長、沖田裕樹川口支部長、佐野泰臣上尾支部長、川口直人川越支部長、西岡ゆん熊谷支部長、山中崇史JR埼京線代表、ゴルゴ松本JR京浜東北線代表、杉山裕之西武新宿線代表、谷田部俊西武池袋線代表、デビット伊東東武東上線代表、はなわ東武伊勢崎線代表、戸塚純貴白鵬堂学院の野球部の男、北村一輝、山本高広、川上千尋、くわばたりえ、坂下千里子、本多力、氏神一番。
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