劇場公開日 2022年1月14日

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スティルウォーターのレビュー・感想・評価

全103件中、101~103件目を表示

4.0まるで昭和の親父

2022年1月14日
iPhoneアプリから投稿

マットデイモンだからハードボイルドな娘奪回の強面映画かなと思ったら、どっこい寡黙で正義感強い、ひたすら娘を愛する中年親父だった。
中流以下の学歴なしのアメリカ白人労働者の悲哀をかんじさせる役作り。
マットの役者技量を見せて貰った。
秀作です。

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gottama

4.0タイトルなし

2022年1月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

難しい

フランスのマルセイユを舞台に、アメリカ親父マット・デイモンが一人娘のために奔走する。

言葉が通じず、手探りで行動する主人公という構図は「第三の男」を彷彿とさせてハラハラするし、ことの次第は思わず主人公の肩を抱いてやりたくなるほど切ないものだ。

マット・デイモン演じる親父は妻に先立たれ、娘を一人で育ててきた。しかし、娘には信頼されていない。かつてアルコール中毒に悩まされ、妻の遺品も自分のミスで失くしてしまう。逮捕歴もあり、信頼されていなくて当然といえば当然だ。娘を助けるための行動も裏目に出てばかりだ。しかし、それは娘も同様だ。というか、観客を含め人間誰しもそうだ。いや、勿論犯罪はダメだけどさ。人生は自分や他人の様々な思惑や行動が絡み合い複雑になっていく。その混沌が、美しくも雑多なマルセイユという街に重なり、雰囲気は最高だ。

監督はトランプ政権になってからのアメリカ国民の意識の変化という要素も取り入れたかったようだが日本人には分かりにくいし、例えば実際に大切な人が異国の地で危機に直面したとしたら、その人のこと以外なりふり構わず救おうとするのは当然なことであり、アメリカファーストの考えが充満したせいにするのはしっくりこない。

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柴左近

5.0いいなぁ、マット・デイモン。ほとんど全編がフランスのマルセイユ。マ...

2021年12月6日
PCから投稿

いいなぁ、マット・デイモン。ほとんど全編がフランスのマルセイユ。マルセイユの鉄道駅から海への道へとつづく長い階段、地中海の青い海、映像でみられるだけでも素晴らしい。その中で、不遇な主人公と娘、それを助けるフランス人親子とのふれあい、家族、恋愛を考えさせられるヒューマンドラマだった。おススメです。

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BEAT