「義務と名誉と愛情と欲望」最後の決闘裁判 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
義務と名誉と愛情と欲望
1836年フランスはノルマンディーで実際に行われたとされる、妻を陵辱された旦那と、彼の旧友による決闘裁判の話。
決闘裁判の触りから始まるのはまだ良いけれど、三章に別けて違う人の視点やシーンで進行していき、進んで戻っての繰り返しだわかっていることをもう一度補完して説明したり、まるまる同じ件だったり、中には本当はこうだった的な流れもあって、ドラマとしてはとても面白いけどちょっとくどい。
ただでさえ尺が長いのに。
ただ、伯爵のクソっぷりとか、ジャックとジャンの関係性とそれの変化がとても良かったし、決闘裁判の様子も見応えがあったし、それをみている国王や観衆の変化とかも面白かった。
フランス史なんて全然わからないので、序盤の西暦を示し領地争いの様をみせられる展開は、少し不安になったけれどそこは重要じゃなくて良かったw
コメントする