劇場公開日 2021年9月24日

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「よく出来てるが、出来過ぎ感。」殺人鬼から逃げる夜 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0よく出来てるが、出来過ぎ感。

2021年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アイデアありきって感じの一作。作品クオリティはさすがの韓国映画です。しっかりエンタメです。
楽しめる作りにはされていると思います。

そこそこ面白いのですが、追われる側が聞こえなかったら、話せなかったら、こーなるよねーってことの連続で、そのシチュエーションで発生するイベントのみにフォーカスしちゃってるから、だんだんスリルやヒヤヒヤに慣れてきちゃった。それだけでヒヤヒヤつくるから、 見てる方(僕だけでしょうが)はイライラしちゃうんです。もどかしくて。ちょっとでも耳が不自由なことに配慮する人がいたら本作品はどのような展開になったかな?

さらに、いつも思うが、警察がポンコツすぎるんだよな。彼らがつくる穴でヒヤヒヤつくるから、なんか小手先なんだよな。意図的なスキをつくられてもな。って冷めてしまう。
特異シチュエーションだけでなく、工夫したサスペンスを求めたいですね。犯人に猟奇も感じないし。ラストもうまいがどこかで見たようなものだし。

都合良すぎる展開のロマンスもサスペンスも冷めるだけだなー。

バリカタ