劇場公開日 2021年12月17日

「庶民目線で良い、決して小物ではない。佳作、良作【rewrite】鑑賞は3日前」私はいったい、何と闘っているのか 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0庶民目線で良い、決して小物ではない。佳作、良作【rewrite】鑑賞は3日前

2021年12月22日
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笑える

楽しい

幸せ

プロ野球選手は年棒誰しもが高いわりには要らないし。いなくても誰も全く困らない。娯楽も多様化してるし

それに比してスーパーの店員は過酷で高給とはいえないが、いなければ絶対困る。公的貢献度大。
個人的商店壊滅の今、皆のセーフティネットであり、店員さんには頑張ってほしい。

事実を書いたのに消された。俺が言いたいのはプロ野球選手よりスーパーの正職員の方が明らかに大変な仕事
であるし現実には金銭面、労務管理面で過酷な状況。

こんな状況で優しい(ただ現実には他人への厳しさの必要を理解していない)主人公は立派、神々しい。

小市民庶民レベルの誰もが共感できる作品。家族って本当に大事だよなぁ。のんこと能年玲奈
「私をくいとめて」の男性所帯持ちバージョン。誰でも脳内会話話してるから共感できる。後述のように感情移入させてチコッと泣かせる。あと「話のツボ」も誰しも理解できる良作。
日曜レイトショーなのに10人くらい客がいた。大河ドラマ観ないで・・・皆コアな映画ファンの強者揃いと見た。

消されたよってrewrite、
「いくら独善の自分の価値観があろうとも、レジ係が不正でレジのバーコードを通さず刑法犯の害悪」
「赤ん坊どころか、腹の中まで他人の子が宿る女性」

この2つを許す主人公は器が大きい。
事前のリーフレット「自意識過剰」「器が小さい」なんてとんでもない
家族は和気あいあい。イイじゃないか?

基本お気楽モードだけどチコッと泣かせる小さな佳作。庶民レベルで大仕掛けはないから、気楽に
安心してみられる。娘が反抗期感じられず、和気あいあい。

スーパーで奮闘するも、評価されず万年主任。でもイイじゃん。
人の幸せは成功や出世と何ら関係ない。
浮き沈みを味わってきた芸人のつぶやきシローだからこその作品

安田顕、小池栄子、太った子役、個性的な若い女性店員
(この人「高井」とい役で、(ファーストサマーウイカ)という人が演じているのだけれども、
映画コムの写真とまるで違う。目の作り、顔の輪郭が違う。消される前のコメントで本人に相違ないこと
教わったがビックリ仰天とはこのこと)

すごい年配世代男性がお世話になった、白川和子がぶっきらぼうだけどもいいあじだしている。
ボロい掘立て小屋の食堂だけれども、たくさんのラッキョが添えられたカツカレー
はすごい美味そう。孤独のグルメより美味そう

満塁本塁打