「美しくも哀しい物語」ラストナイト・イン・ソーホー bionさんの映画レビュー(感想・評価)
美しくも哀しい物語
大好きなアニャ・テイラー=ジョイとトーマシン・マッケンジーが共演なんて夢のような作品だから楽しみでしょうがなかった。
エロイーズが迷い込んだ1966年のナイトクラブ「カフェ・ド・パリス」で周りを寄せ付けない眩さを放つサンディが登場する。スクリーンに目が釘づけになったのは僕だけではないと思う。さらに魅惑的なダンスを見せられるとアニャ以外のことが考えられなくなる。
極めつきは、アニャがアカペラで歌うdowntown。アニャの個性的なアルトヴォイスに体が包まれて幸福ホルモンが出まくった。この絶頂感があるからこそ、その後の物語が哀しい。
変身したトーマシンもすごくよかったが、今回は、アニャの貫禄勝ちだね。
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