今はちょっと、ついてないだけのレビュー・感想・評価
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人生100年時代を考える。
玉鉄、久しぶりに観た。キャストも奥山佳恵にひょうきんアナ、かとうかず子などなどバブル期を思い出させる人達がメイン。
主人公の立花はスチールカメラマンだけど、バブル期に人気テレビ番組に出演していた、元有名人。ある事情で表舞台を去り、カメラマンもやめて、オッサンになっていた。同時期に番組制作をしていた宮川は、仕事を辞めたのがきっかけで家族と別れていた。この2人が親をきっかけに出会い、再スタートを始めるお話。タレントの会田は所属事務所に契約解除されたばかりで、自分で再スタートする為に2人と組む事にする。
メインの2人が暮らす事になったシェアハウスに住んでいる若い女子、瀬戸ちゃんも、いろいろあって凹んでる状態。
人生は経験も大切だけど、もっと大切なのは今を生きる事。何かを始めるのに遅すぎるって事はないよってか。
元々、才能のある人達の話なので、一般的なオッサンの境遇とは違うよね。映画の中では成功っぽい流れだけど、現実的には技術や流行など、現場を離れているとついていけない事だらけのはず。なので若い奴らとチームを組んでトライして欲しかったな。
禍福は糾える縄の如し
バブル崩壊から15年、燻る人達の再起の話。
当時TV番組等も持ち脚光を浴びていたものの借金を返済する人生を歩いたカメラマンを軸に、下品なTV番組を作っていた元製作会社の男、メイクアップアーティストの夢を諦めた美容部員、決めていた退き際を前に契約を解除されたお笑い芸人等が絡む群像劇。
偶然の出会いが人を掬い、そして自分も掬われる。
とても良い話ではあるのだけれど、事務所社長との件はちょっと解り難く回りくどさも感じたし、家族のこととか投げっぱなし、ある意味ショートストーリーの積み重ねとはいえ時系列弄りまくって面倒臭い。
とはいえ、自信を無くした人が自分を見つめ直し、やって来たことや出来ることに意義をみつけていく様子は、優しく温かかった。
もうちょっとすんなり繫げてくれたら、かなり面白そうだったかな。
時系列が行ったり来たりでとてもわかりにくい
とても難解な映画。話が分からない。寝た?いや寝てない(はず)。
とにかく全員大根演技に見える。時々失笑レベル。
でも、実力のある役者陣なので、そんなはずは無いはず。
人生の壁にぶち当たって、一休みして、また進んで行く話。本当はとてもいい話のはず。
深川麻衣は、とても自然な演技。可愛らしい。
ストーリーはとてもわかりやすい。素直に楽しめる。
音尾琢真は、わざと?演技が下手というか、残念な役。ストーリーは比較的わかりやすい。でも、いつの間にか、、、あれ?
一番の問題は、玉山鉄二の話。わざとなのか、時系列が行ったり来たりする。何が何だかか分からない。多分、何度か見返せば時系列が分かるのかもしれない。
突然、場面が変わって意味がわからないシーンとなる。しばらく見ると、ああ、あの話の続きかと、わかる時と分からないところがある。
いつの間にか死んでる人がいたり、生き返る人もいる。
急に泣き出したり。なんで泣いてるか分からなかったり。
急に壮大な音楽が流れ出したり。
再生するキャプチャ間違えてないか?
???
と、とてもストレスがある映画です。
なんでこんなにわかりにくいのか?
どんな意味があるのか。
協賛してる4都市を平等にするとか、何か理由があるのか。
役者陣が大根に見えて、話はわかりにくいのなんの。
本当に酷い演出てす。
観客も役者も可哀想なレベル。
ほっこりする映画です♩
玉山鉄二さんのファンで観に行ってきました。
キャストも演技もいいのに、具体的な内容がなくて
え?なんで?って思う点がたくさんあった。。
話の内容はよかったのに勿体ないな〜って思いました。
映画自体はほっこりする内容でした。
【王道の喪失から再生のテーマを軸に、中年男の悲哀を絶妙に演じる音尾琢真の姿良し。だが、脚本と編集が粗くって・・。全くもう!隣町が舞台なのにさあ!脚本は本職に任せたらどうだろうと思った作品である。】
◆感想
・レビュータイトルに記載した通り、脚本と編集(画のつなぎ方)が悪いため、物語が頻繁に見る側を混乱させる。
・何で、且つて人気カメラマンだった立花(玉山鉄二)は、多大な借金を負ったのか。(らしい・・。しっかりと描かれていないので、セリフから推測。)
・シェアハウスに一緒に住むことになった、一度は人生、社会から逸脱仕掛けた人達(美容師を首になった女性、瀬戸(深川麻衣)、会社で左遷され、会社を見限り止めた故に、妻に一方的に離縁された男、宮川(音尾琢真)、売れなくなったお笑い芸人、会田(団長安田)達が、一つ屋根の下で暮らす姿や、お互いに励まし合い、徐々に前を向いていく過程は良かったと思う。
・立花と宮川が知り合った接点の描き方も、粗くって・・。
・何より、立花が世間から身を隠した原因と思われる男(高橋和也)の立ち位置と、過去に何があったのかがしっかりと描かれていない。
<今作の監督さんは、私より少しだけ若いが、多数の作品を手掛けている。今作では、監督だけではなく脚本・編集も担当しているが、(エンドロールで脚本サポートの方がいたが)次作では、監督に集中したらどうだろうと思った作品である。
何故ならば、劇中、良いシーンや、良い台詞が結構あったからである。>
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