マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
全231件中、121~140件目を表示
今年(年末だがw)ナンバー1
楽しみにしてたのに過去2回値落ちして3度目の正直鑑賞。
非常にテンポよく言う程グロくもなく、黒いコートのガブリエル(だっけ?)が飛び回ってサクサクザクザク殺しまわる姿はマトリックスを彷彿とさせる格好良さ。
イマジナリーフレンドとか思わせつつ実は双子の片割れがもう片方に吸収されてて背中でピギャーとかやってるシーンはこの監督わかってる!と思った。
基本的に褒めるとこしかないけど、ケコア刑事て何人やねんとか、恋する鑑識眼鏡っ子のラブ視線とか不自然に插入されるBGMとか敢えてB級要素入れてます的な所でクスッときた。
後世に残る傑作
さすがソウの監督作品だと思いました。
ホラー、スリラー、オカルト、ミステリー、サスペンス、スプラッター、アクション、SF等々、これでもかと色んな要素を詰め込んでいながらうまく纏めている。
途中までありがちなナイトメアー系かなと思わせておいて、後半適度にリアリティーを持たせた種を明かしてド派手なアクション系に変わる。
意外というよりは、なるほどそう来たかという目まぐるしい展開が続く続く。観るものを飽きさせず面白かった。
画も家の中を俯瞰で追いかけたり、周りの景色を溶けるように変化させたりとか、懲りまくり。
マディソンはどうやってガブリエルの顔を見たのか?とか細かいことは気にしちゃダメ。(笑)
サスペリアを彷彿とさせるようなレトロっぽいポスターもグッドです。
怖くはない
ホラーというよりミステリーに近かったかな。
つくりがB級を意識してるね。イケメン警官とかそれっぽい。
でもB級って、一生懸命つくったのに、設定がありがちなところが面白いんだよね。これは狙って作ってるから、そこは今ひとつ。
たくさん人が殺されていくんだけど、途中で「主人公の二重人格?」って思うんだよね。でも、別の場所で殺害を目撃するから違うかあとか。そこをうまく説明するアイデアが良かった。「そういうことか!」っていう面白さがあったよ。
展開で、生みの親が監禁場所から逃げ出したら、主人公の部屋に落ちてくるシーンはすごく良かった。やられた感があった。
最後は、大量虐殺になるんだけど、なぜか主要キャラだけは生き残るB級展開で、ハッピーエンド風に終わったね。続編も匂わせて。でも、あれだけ虐殺しちゃうんだから、監禁しとかないと危ないと思うよ。
序盤から気になっていたことが伏線だったとは。
ホラー要素は序盤だけ。
後半はアクションサスペンスでは…?という展開でしたが、それはそれで新しいジャンルを観たようで楽しめました。
実際にある医学的な要素も織り込んでいるので(設定は色々あり得ないですが…)伏線回収がきちんとされているのも良かったです。
グロいシーンはありつつも、明るい妹のキャラや所々のクスッと笑える箇所が全体的にポップに仕上がっているので、良くも悪くも見終わった後に後を引かないホラー映画(?)です。
ストーリーとは関係ないですが、サンルームのあるお部屋やインテリアなどがおしゃれで、個人的に楽しめました。
序盤から気になっていた主人公の髪型。こうゆうことだったのね…!と密かに納得してしまいました。
ぶっとびホラー
エンタメに振り切った新感覚のホラー映画。
前半〜中盤〜後半と、作品のカラーがどんどん変化(進化)していき、サプライズもたくさん、スピーディーにテンション高く進んでいく予想の斜め上をいく凄い作品でした。
前半の王道ホラー描写は絶妙な寸止めで緩急を巧みに使い、序盤から意味不明で不気味な伏線を散りばめて不穏でミステリアスな空気を十分に蔓延させながら、怒涛のクライマックスへ突入しアドレナリンMaxと、一筋縄じゃいかない展開がとにかく楽しかったです。
R18指定ですが、個人的に不安だったゴア描写は思ったより少なく、暴力的なシーンは少なかったように感じます。(この辺りは人それぞれ耐性が異なるので何とも言えませんが…)
ホラーファンじゃなくても楽しめるホラー映画。面白かったー!
前半は退屈だが…
正直、前半は目新しい仕掛けはなく退屈だった。
ジェームズ・ワンがこれまでやってきたことの焼き回しだったから。ところが後半の展開は意表をつかれて面白かった。それまで髪が長いだけのよくあるホラーキャラだったのが、新鮮なモンスターであった事がわかり、テンポのあるアクションで次々に殺していく展開は振り切っていて楽しめた。
もっとB級映画かと
前半ホラー映画、後半アクション映画
僕は手塚治虫の人面瘡等の作品を見てなかったため今作の設定に大きな衝撃を受けた。
冒頭で種明かししてしまってるじゃんとは思いつつ前半のホラー演出は純粋に怖かった。
そんな怖さを出しつつガブリエルは実在するのか、それとも主人公の妄想なのかという謎で引っ張る脚本も見事。
最後ガブリエルが姿を表すシーンのグロさったら無かった。
これはR18になりますわ。
その後の背面アクションはどうやって撮ってるのという感じで面白かった。
怖かった
現代の作品としてR18作品としてはまだまだ物足りなさも‼️
ホラー映画…ではないのかな?
まじかっていう展開笑
前半でこのDV男め!!と思いつつ、
犯人わかったやん…終わった。
と思っていましたが、後半から予想を覆すストーリーが待ち構えていました。
あの誰か多分思ってくれたと思うけどカブリエルが
頭の後ろにいたシーン
ハリーポッターのヴォルデモートを思い出して
ちょっと笑ってしまった(笑)
でも、あの留置所で頭の後ろを剥いだシーンは
ポップコーン食べてた手が止まってしまった。
おうおうおう、メリメリメリ〜って
グロかった笑
語彙力がなくてすまんけど、
最後ガブリエルを閉じ込めてあの女の人が正気を取り戻して妹を抱きしめたシーン、
ガブリエルがまた出てきて殺すって
のもいい終わり方かもしれんなあ〜。
でもあれ全部ガブリエルのせいでした
ちゃんちゃんで終わるのか?って思ってしまった(笑)
ボルドー
ホラー映画はどこまで認めるかの線引きが大事だと思い、探りながらみたので序盤の引っ張りが個人的には逆効果だった。
DV野郎の説明が凄く雑というかテンプレで主人公も言ってること変だし、どういう姿勢で見るか決まる前の序盤で飽きてしまって、どうしようかと思っていた。
妹が登場してから謎解き風になりサイコスリラーを見る体制になってきてしだいに言いたいこともわかるようになってきて面白くなってきて、最後のほうはわかっていても面白くなってきた。
結構いい出来なんじゃないでしょうか。
余り怖いものでもないので、最初から小学校低学年みたいな気持ちでみたほうが普通に楽しめたのではないかとちょっと後悔。
ソウルエッジのキャラみたいなのがでてきたところは結構盛り上がった。
怖くないし絵作りもいいしホラー苦手でも結構楽しめるんじゃなかろうか。
色々思考をめぐらせるのが楽しい映画でした。
てんこ盛り!
背中合わせの恐怖
目の前で人が殺されるという悪夢を見るようになってしまった主人公マディソン。しかし、生々しいその出来事は実際に起こっている殺人事件だということがわかり…
更に、彼女自身の過去や、謎の怪物の正体も明らかになっていき、事態は思わぬ超展開に…といった物語。
常に黒い影がつきまとう王道ホラー作品。
…というイメージを予告編等々から持っていたのだが、話は寧ろホラーよりもダークファンタジーに変わっていき、更には…スタイリッシュ背面超アクション!?
前半はテンポこそ良いものの、これといった見所を感じない展開。なんというか、日本語訳がちょっと…ダサい?更に、さらりと妹に驚愕の真実を言いだすマディソン。唐突にどうした!?
しかし、不思議な現象の真相が垣間見えだしてからは、悍ましく面白くなっていく。
中々ウゲゲな展開でしたね。プロローグの怪物をどう持ってくるかと思っていたら。。
まさに背中合わせの恐怖。
電気の超常現象は兎も角として、これってあり得ないことではないのかなぁ。ビジュアルは映画そのものではあるけれど、脳をどうのこうのってのは理屈的にはどうなんだろう。
このシーンはちょっと震え上がりましたね。
続いて、まさかのアクションですがこれがなんとキレも良く驚いた(笑)なんかカッコよい剣とか使っちゃうし。そして、ガブリエルは兎も角として、他のみんなもタフすぎやしないかい?
どうとでもなれ、で落下のショウさん。
何てザマだよ、と腹を切られたレジーナさん。
極めつけはシドニー、そこから普通に駈け寄れるかw
警察にかけちゃった…はちょっと笑った。彼女をもっと前面に出しても良かったんじゃないかな?
良キャラが何気に多かったですね♪
最後は見事なカウンター‼確かに、だったらそうもできておかしくはないですね。唐突過ぎたけど、中々好みの展開だった。そして、流産の理由よ…。
でもでも、締めはちょっと微妙だったかな…。血のつながりも何も、それで別に何となく距離があった訳でもなく、あんたら最初からずっと仲良くやってたやん。そこじゃないでしょ‼と思わずツッこんでしまった。
んで、マディソンはこのあとどういう扱いになるのかしら?
全体を通してイメージとのギャップで驚いたし、前半は比較的退屈だったけど、後半しっかり盛り返してくれた作品だった。
異種格闘技戦
R18指定という懸念点はありましたが、絶賛されているレビューが多々見られ、恐れ慄きながらも鑑賞。
正直度肝を抜かれました。ホラーってこんなに面白いんだ!と常識をひっくり返されました。
ジェームズ・ワン監督がワイスピやアクアマンを手掛けていながら、ソウシリーズや死霊館シリーズを作り上げた凄腕の人ということは知っていたのですが、いかんせん劇場で見ることができなかったので、今作が初めましてです。
前半はしっかりホラー。見えない何かだったり、惨殺だったり、奇形種だったりと、ホラーの定番を抑えつつもスプラッターに力を入れており、映像的に見応えがあり、ワクワクとドキドキが混在していました。
主人公マディソンの旦那が"何か"に惨殺されてからたびたび見る悪夢の中で、次の被害者が分かるという生々しさもありつつ、フィールドをチェンジする視覚的な面白さも見どころです。マディソンの旦那がDV夫という側面もワンシーンしか描かれていないのに、とても怖かったです。
惨殺の場面なのですが、意外と直接的には見せないんだなと思いました。R18指定なので、もっとグログロしいものなのかと思いきや、遠目からだったり、キッチンに隠れていたりと、グロいのが苦手な自分にとっては少し安心しましたが、せいぜいR15指定で良かったんじゃないかなとも思ってしまいました。
ここ最近のホラー作品とは違うなと思ったのが、音で驚かすようなドッキリ系ではないというところでした。お化け屋敷的な急な脅かし方が多いなと悶々としていましたが、しっかりと怖いところは怖く、しかも次に繋がるものになっているのも上手い作りだなと興奮しました。
途中、ショウ刑事が"何か"とバトルを繰り広げるシーン、ここまでは地に足ついたホラーだった今作が一変、ガラッとジャンルを変えアクションへと変貌する作りがお見事でした。大きな図体の"何か"ことガブリエル。そんなガブリエルが壁をつたい飛び降りて行ったり、狭い場所を潜り抜けたり、パワープレイで車を跳ね飛ばしたり、対マンバトルを仕掛けにいったりと、それだけでも迫力満点なのに、割と高めのところから飛び降りても普通に走っていたり、ガブリエルに対して真っ向から銃撃戦や拳での対マンに挑んでいるショウ刑事も中々の化け物だなと思いました。
この辺りから冒頭の伏線を回収していき、ガブリエルはマディソンの双子、しかし体が未発達のまま生まれてきたことにより、奇形双生児ということが判明します。しかもガブリエルが背面にくっついており、それが暴走したから封じ込めたというなんとも生々しい映像が連続で流れました。手術シーンのグロさや、ガブリエルが背面で体を動かしているのも、ホラーチックというかオカルトのようなものだなと震えました。そのガブリエルがマディソンの体を乗っ取り、惨殺を行なっていたというところで、なぜ悪夢を見ていたのかが合致します。
マディソンがガブリエルへと変化する瞬間、体がどんどん伸びていき、後頭部からガブリエルの頭が生えてくるという演出が最高に怖かったです。そこにいた囚人を最も容易く殺していき、刑事も瞬殺から腕を切り落としたりと、ずっと動いている画面の中でも様々な殺しのバリエーションを魅せてくれるので楽しかったです。机を飛び越えたりとガブリエル抜群の運動神経。
最後に追い詰められたマディソンの妹がマディソンに訴えかけ、自我を取り戻し、ガブリエルを封じ込める、しかも柵の高い高い牢屋にぶち込むことで、見事抑え込むことに成功します。ここまでの暴れっぷりはなんだったんだというぐらい爽やかな終わり方でした。
ホラーでもとんでもなく面白いものが生まれる。再確認させていただきました。アクアマン続編も楽しみにしてます。
鑑賞日 11/24
鑑賞時間 11:05〜13:05
座席 I-13
Imaginary friend?
事前情報入れずに見てほしい
全231件中、121~140件目を表示