「「完成度の高さ」と「教科書的ツマラナサ」のジレンマ。的な。」マリグナント 狂暴な悪夢 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
「完成度の高さ」と「教科書的ツマラナサ」のジレンマ。的な。
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最近のホラーを見て思うんですよ。良く出来てるよなぁ。卒がないよねぇ。穴らしい穴も無いし。で、怖いよねー。
半分くらいは「なんじゃ、これー!」な凡作ですが、劇場映画としての完成度の高さに感心しながらビビる体験が続く、今日この頃。ジェームス・ワンなんて、その最たる作者な訳で。
未知の力への恐怖から始まり、伏線張りながら途中で地味に回収。最大の伏線はラス前まで伏せといて、謎も残したままで次作に繋げる準備にしとく。
怖がらせる仕掛けにも、突拍子もないものは無くて、普通に怖いし、最後は感動で締める。妹に、怖いもの知らずで姉のために行動させるのも、ラストの感動のネタにするため。
電気電磁波を操る力の謎と、父親の謎は解かずにおけば、次作で回収できると来たもんだ。
ちょっと覚めた目で見過ぎかも知れませんが、出来過ぎの完成度には感心する一方で、先読み不可のドキドキ感の不足には、物足りなさも感じる映画でした。
何にしても。
これは、凄く良く出来てるってのは間違いが無いのとですね。
普通に、普段通りに。
ビビったーーー!
と言うか。
ガブリエル。キモ過ぎるって!
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NOBUさんのコメント
2023年7月23日
今晩は
この強烈な作品を劇場で鑑賞されていたとは!
名言”ホラー耐性教化月間”の時に鑑賞されたのでしょうか。
では。返信は不要ですよ。bloodさんて、怖そうなハンドルネームとレビューの落差が面白いんですよね。
グレシャムの法則さんのコメント
2021年11月14日
bloodtrailさんのビビリーコメントが、実はいつも楽しみなので、こちらのレビューを拝読して、なんだか落ち着きました。
毎度ありがとうございます😂