「ヤツの動きがマトリックスのネオみたい」マリグナント 狂暴な悪夢 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤツの動きがマトリックスのネオみたい
トラウマ級の怖さがない代わりにヤツが暴れるアクションシーンが面白い。ヤツの身体的特性を活かした動きが斬新でホラーを期待していたら、プラスαの楽しみがあった。
主人公のマディソンは、DV夫に後頭部をドアに打ちつけられてしまう。その夜、電気機器の異常現象とともにヤツが現れて夫をとんでもない力で撲殺してしまう。この日からマディソンは、ヤツの殺人現場を空間を超えて目撃してしまうようになる。
前半は、サイコ系なのか、オカルト系なのか、フレディやジェイソンのようなモンスター系なのか、どの系統ともとれる展開で、ヤツの正体がとても気になる。ヤツの殺し方もなかなかエグい。
ヤツの正体がわかってフォルムを目にした時は、ちょっと笑ってしまった。ここからアクション主体にギアチェンジするだけど、ヤツの動きがマトリックスのネオっぽくてなかなか見せてくれる。
こういうホラー映画もいいよね。
コメントする