劇場公開日 2021年11月12日

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「ここ最近で見たホラー映画では一番良かったです(一部注意するべき点あるかも/本文参照)」マリグナント 狂暴な悪夢 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ここ最近で見たホラー映画では一番良かったです(一部注意するべき点あるかも/本文参照)

2021年11月13日
PCから投稿

今年172本目(合計236本目)。

「皮膚を売った男」を観た後、時間差10分で移動。こちらです。
ホラー映画は最近はR12や15が多く、18の映画は少なかったので、結構怖いのかな…とは最初思っていました。確かにレーティング通り、かなり残酷な表現が出ますが、表現に関する部分が大半です(大人の営みのシーンはありません)。

 ※ また、「女性の、暴力を受けることによっる望まない妊娠」の表現も出ます(表現がきついので、緩和して書いています)。ただ、この表現も1か所程度です。

 全般的にこう、本格的ホラーで来たなという印象です。最近だとホラー部分だけ(ただ単に怖いだけでストーリーが支離滅裂)でごまかしたりという映画は多いですが、本映画はストーリーもホラーも満点でしょう。ラストまで目が離せないところです。

 とはいえ、やはりR18の映画ですので、一部やはり残酷な表現があります。私はあまり気になりませんでしたが、心臓が弱い方などは注意したほうが良いかもです(あと、妊婦さんなど)。

 ※ 20時40分開始で、当該箇所が22時09分、25分です(手元のスマホで確認)。序盤は穏やかな展開が続くので、ポテトなど食べるならこの時間帯が良いかなと思います。

 タイトルの原題 malignant は「悪性の」「悪意のある」という形容詞。後者はもう明らかですが、「悪性の」というときは、特定の病気の描写(悪性●●、など)とよく使いますよね。それもヒントかもしれません(もしかして、ダブルネーミング??)。
この点はよくできてるなぁ…と思いました。

  ※ mal- には、「よくない」「壊れた」という意味があります(例:malfunction →「機能がよくない」→「故障」 など)。

 評価については下記が気になったものの、R18ということは明記されていますし、それは考慮していません。

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(減点0.1) ストーリー中盤、昔の地下街に行くところ。いくつかの看板の翻訳が抜けていて、補わないといけない部分があります。もっともそれを補ってもストーリー上何ら関係ないのですが(やるだけ損になる)、かと思えば、ストーリーに余り筋として出てこないお店などの看板も翻訳されていたりと、なぜかバラバラです(ただ、翻訳の傷をどうこういうより、ホラーとしてみるのが妥当で、多少の抜けや過剰は気にしないのが良いかな)。
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yukispica
たけぼうさんのコメント
2021年11月13日

上映中にスマホ見るのマナー違反です

たけぼう