劇場公開日 2021年9月17日

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「こんなに子供の股間を凝視した映画は始めてかも」トムボーイ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5こんなに子供の股間を凝視した映画は始めてかも

2021年9月23日
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鑑賞方法:映画館

まずは、妹のジャンヌ役のマロンちゃんとリザ役の娘に助演女優賞をあげます。お兄ちゃん(お姉ちゃん)の言うことをよく聞いて、おしゃまで可愛いジャンヌ。
「燃える女の肖像」の女性監督セリーヌ・シアマが2011年に作成した映画とのことで是非見ようと思いましたが、すごい人気で平日でも連日満員でした。やっと、最前列の真ん中のいい席を取れました。
セリーヌ・シアマ監督の原体験そのものなのかなと思いましたが、性同一性障害の理解にはとても分かりやすい良い映画だと思いました。
ミカエル/ロール役のゾエちゃん。下調べなしで見たので、主演は男の子で女の子の役をやっているのだずっと思っていました。それが、赤のスクール水着をハサミでチョキチョキしてからはオヨヨ。タ○スジがくっきり。妹の緑色の粘土をコネ始めて、ありゃー、こんな幼いうちから張形自作。ちょっと立派過ぎないかと、ドキドキ。全力で子供の股間を凝視してしまいました🙏 リザと同級生の設定なのに第2次性徴がまったくないし、男前だなぁと思って最初から観ていたし、妹の方がムチムチして女性ホルモンたっぷりだったので全然わかりませんでした。リザにお化粧されたり、ワンピース着せられると、やっぱり女の子なのかな~?みたいな。ゾエちゃん、あとで調べたら、女優って書いてあり、現在の写真も確認しました。ミカエルは英語だとミッシェル。男女どちらも使える名前です。賢いですね。ローラなら聞いたことあるけど、ロールって名前の女の子は聞いたことなかったのですが、エンドロールではLaureでした。
二人の両親もとてもいい親御さんで、いいご家庭でした。それがまたロールにはツラいんでしょうね。妹はお姉ちゃんのよき理解者でいてくれると思いますけど、子供も増えて、両親の愛情がだんだん下の子に移って行くと、疎外感を感じるようになってしまうのでしょうね。ビジュアル的には息子ですが、お母さんは娘に手をあげてしまった😰 学校始まるともっとツラいでしょうね。リザは全然悪くないのに。リザのことも心配です。あとひきますね~この映画。

カールⅢ世
talismanさんのコメント
2021年9月24日

コメントありがとうございます。映像が美しく心にちょっとトゲを残すいい映画でした!

talisman