「何と言っても湯川と内海」沈黙のパレード 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
何と言っても湯川と内海
何と言っても湯川と内海ですよね。やっぱりしっくりきます。
それと柴咲コウは変わらずきれい。すごいです。
物語は導入からずっと続く、悲しみの連鎖でやはり少し重たい。
二人はもちろんの事、他の俳優陣もとても豪華で、全体的に安定感が感じられました。
そんな中、北村一輝の存在感は一際大きく、その芝居は実に見応えがありましたね。
今回は物理学アプローチより、湯川を含めた全ての人間性に重きを当てていたのも新鮮。
随所で小さな伏線が多数張り巡らされており、最後の最後まで一定の緊張感が保たれていました。
エンドロールで流れる「ヒトツボシ」も、作品をより深く染み込ませるような歌詞でした。やっぱりKOH+があると違う。
いや、実に面白かったです。
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みかずきさんのコメント
2022年10月15日
白波さん
みかずきです
沢山の共感ありがとうございます。
コメントは初めてでしょうか。
本作、仰る様に、湯川教授とと内海刑事の相性は抜群でした。
本作の湯川教授は物理学者というよりは、
何事も鵜呑みにせずに疑う、仮説を立てて立証するなど、学者としてのアプローチ―が多かったです。
冒頭のジュピターの歌唱シーンが、これからの展開を予感させました。
歌を歌っている高校生とそれを見守り、彼女を愛している人達の物語なんだなと推察できました。
では、また共感作で交流させて下さい。
-以上-