「雇止めの悲劇をバネにして・・・」ぬけろ、メビウス!! odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
雇止めの悲劇をバネにして・・・
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小泉政権で企業サイドに寄った人材派遣の規制緩和、就職氷河期と相まって非正規労働者が増加した悪夢が思い出される、なんと息子も解雇規制の緩和と言っているから血は争えないですね。
メビウスの輪から抜け出せずに悩む主人公、教師になる夢への挑戦は健気で立派、なんとか合格させてあげたいと思ったら受験間際でThe ENDでした。
主人公の坂ノ上茜さんはインタビューで現状を打破したいと悩む人の背中を押せる作品にしたかったと言っていました。そういうお年頃の人には良いのでしょうが、おじさんには可哀そうな女の子の、藻掻くさまを見せられるだけの辛い映画で、正直しんどかった・・。
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