「ネクストステージ、それは一歩踏み出す勇気」SING シング ネクストステージ ゴリラのプリンセスさんの映画レビュー(感想・評価)
ネクストステージ、それは一歩踏み出す勇気
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前作が大変に素晴らしく、今回もほぼ貸し切りの日を狙って鑑賞。
最初はコメディ有り、ノリの良いポップス有りで序盤から惹き込まれる。
ディズニー以上にミュージカル映画感があり退屈する暇もなく展開が進んでいく。
然し中盤辺りからはもう駄目だ。
これはネクストステージ、キャラクター達の成長した姿を描かれたものかと思っていたが違ったのだ。
これは、壮大な愛のテーマ。
亡くした愛、見つけた愛、家族愛、そして夢を掴む為に様々なキャラクターが自らの殻を破っていく。
愛する人を亡くして歌声も音楽すらも捨ててしまった今回のキーパーソン。
その彼が徐々に妻との思い出を芽吹かせ、花開く瞬間は何とも泣けることか。
アニメと侮るなかれ。
ハンカチと変えのマスクは必ず持参してほしい。
涙なくしては観られない最高のミュージカル映画だ。
笑もあるが、何よりも様々な愛の形に私はもう無理だった。
号泣だ。マーベラス。
スタンディングオベーションが巻き起こる程に素晴らしい作品だ。
是非とも前作同様にBlu-rayで購入すべきだ。
映像美も素晴らし過ぎて上質なドラマとミュージカルが混ざった、正に爆発的な化学反応を起こした賞賛されるべき作品だ。
しかし新キャラの狼少女の話し方が鼻にかかった喋り方(舌っ足らず)で滑舌も悪く、歌う時以外は聞き取りずらいというかイライラする。
それさえ無ければ手放しに素晴らしいと言えるだろう。
その舌っ足らずな話し方が何も苦労せず甘やかされて育った令嬢っぽさ(馬と鹿)が出ていたが…個人的にはやり過ぎだ。
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