劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全390件中、321~340件目を表示

3.5良心的な作品。オススメします

2022年5月15日
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「悪人」「怒り」の李相日監督が過去に深い傷を持つ人の心のひだを丁寧に描いた人間ドラマです。
上映時間は2時間半でしたが映像も美しく登場人物の心情が感じられて飽きることはありませんでした。
広瀬すずの濃厚なラブシーンも見応えがあります。子役の演技も素晴らしかったですが横浜流星演ずる婚約者の言動と暴力シーンが偏執的で凄かったです。
後半は多くのトラブルが続き悲劇的なラストしか想像できませんでしたが救いのあるエンディングが見れて良かった。
松坂桃李演じる佐伯文の行動原理が淡々とし過ぎていてわかりにくいのですがラストの衝撃的な傷の告白は心に刺さります。
「死刑にいたる病」もですがこういう良心的な作品が見れるのは今の邦画界の魅力です。

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Yoji

4.5若い人へのほうが刺さるかも

2022年5月15日
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フィジカルなコミュニティが小さく濃密になっている社会で、まさに親ガチャという内容は若い人のほうがより切実で刺さるのではないでしょうか。

ひとりでは空っぽだったけれど、あのふたりなら愛を注ぎ合って生きていけるだろうと思いました。

リョウ君関連が尺の都合で多分色々説明不足なんでしょうが、それ以外は演出も演技もとても素晴らしかったと思います。

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shimashimapon

5.0文句なしです!

2022年5月15日
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泣ける

悲しい

満点評価とさせていただきます。
終始感情を揺さぶられる濃密な時間を過ごさせていただきました。
日本の小説、日本の映画として誇れる一作だと思います。

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はらこ

3.0かなり複雑

2022年5月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

メディアの無責任さと警察の無能さを感じた作品でした。
そして弱肉強食の弱者の立場を現した作り方でもあると思います。
最近の主流なのか、時代を行き来する見せ方なので、着いていくのが大変でした。
見ごたえのある映画でした。

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けいせいおじさん

4.0演技力に時間を忘れる

2022年5月15日
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原作の知識がなく鑑賞。
序盤は親のネグレクトで行き場のない子どもたちが根底にある物語なのか、マイスモールランドだけでなく、国内だって子供が育つ環境に格差があるからなあ、なんて観ていたのです。
そうしたらラストに迫るに連れ、あれ?男性側の問題が大きいの?と、ちょっと意外な方向に舵が切られました。
(警察の対応、地域の人々の反応、事件後の当人の暮らしてきた経過、なぜそれほど人口の多くない地域に暮らす?などなど)
設定には色々と突っ込みたい部分もあるのですが、演者さんたちが素晴らしかった!
メインの方々全員が熱演されていて、150分という長さを感じることなくスクリーンに没入できました。
松坂桃李は言うに及ばず、なのですが、千葉すずさんの少女時代を演じた白鳥玉季さんと千葉すずさんは圧巻でした。
普段のホンワリしたイメージからスイッチが入ると一気に表情が変わる様は、本当にびっくり!
重たいテーマではあり、考えなければならないこと満載ですが、観る価値ありの一作ですね。

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ニコラス

4.5月と地球、そして二人の距離感を推し測る

2022年5月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

雨が降りしきる公園で、
濡れることをいとわず本を読み続ける少女に
一人の青年が傘を差し掛け、自宅へと誘う。

寄る辺ない互いの運命が交差した瞬間。

少女には自分の家に帰りたくない理由がある。
また青年は嘗て引き籠り、人とは上手く関係を築けない背景が。

そうした複雑な事情が結び付けた二人が、おくる奇妙な同居生活。
それは彼と彼女にとっては、何人にも束縛されぬ一種のパラダイス。

しかし、幸福な時間は永く続くハズも無く・・・・。

月は引力と斥力のバランスが取れた場所に存在し、
地球の周囲を回り続ける。

が、一方的に囚われるだけの存在ではなく、
地球の自然-潮の満ち干や、そこに住む生物の生理-にまで影響を与え。

ただただ、満ち欠けを繰り返す、影だけの存在には非ず。

『更紗(広瀬すず)』と『文(松坂桃李)』の関係も同様。

不思議なことに付かず離れず、相互に影響を与え合う。

共に幼い頃のそれは見ていて微笑ましいが、
長じてからの交友は全てが痛々しい。

そこには二人の関係に膾炙する、世間の無理解が根底に。

人は自分の見たいようにしか物事を判断しようとせず、
理解に迷うことについては過去のステレオタイプに頼るもの。

「ロリコン」や「洗脳」との単語で括ってしまい、
「愛情」や「信頼」へは結び付けない。

新しい関係性を提示されても、納得することはなかなかに難しく、
そうした偏見がじわじわと無垢な人達を貶めて行く。

もっとも『更紗』と『文』については、単純化できぬ幾つかの理由が、
中盤と終盤で吐露されるのだが。

冒頭の公園での二人の距離感、
『文』の家での二人の間、
そしてエンディングでの二人の触れ合い。

次第に縮まって行くそれは、物理的な要素に加え
心理的な表現に直結し示される。

科白を切り詰め、モンタージュを多用-例えば、どうどうと流れる濁流で
二人の未来や心象を判り易く暗示する等、
描写の仕方が本作では頗る手練れている。

監督・脚本の『李相日』の面目躍如だが、
他方で気になる点も。

前回タッグを組んだ〔怒り(2016年)〕では、
当時十八歳だった『すす』ちゃんに、あんなことをさせ、
あろうことか本作では、こんなことやそんなことをさせ、
おぢさんは思わず顔をそむけてしまったのだが、
じゃあ次作はどんなコトになるんだろうと、
相当にやきもき。

加えて本作では、子役の出来が素晴らしい。

何れも十代前半の『白鳥玉季』と『増田光桜』は
変にこまっしゃくれておらず、自然な演技が光っている。

これは日本映画には珍しいこと。

今後も楽しみな二人だ。

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ジュン一

4.0銀幕

2022年5月15日
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「流浪の月」
誰にも言えない秘密がある。
誰にも知られたくない過去がある。
彼を愛したい人。
歪んだ愛のかたち。
愛されたい人。
愛せない人。
消えない過去の傷跡。
誤解のまま、真実はふたりと観客だけが知る。
そしての行く道を観客が見送るのだ。
私たちはやさしく、愛のこめて見送るしかできない。

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tuna

4.0タイトルなし

2022年5月15日
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私はキャスティングを知ってから原作を読んだ。
そこで文をすごく愛おしく思ったから
松坂桃李演じる文が好きだと思っていたけど
そうではなく、原作の文が好きなんだなと思った。

映画を最初にみてたら
どんな写りだっただろう。
原作を読んでいなければ
知らない設定は多かったように思う。
けれどちゃんと伝わったのだろうか。

私はどうしても幸せ。
幸せだと感じているし
幸せだと思って生きてきた、いる。

それにより理解できない人がいること。
理解しようとすると幸せといえなくなるかもしれないこと。

ただ、
そうやって
知れること、知ったことが寄り添ったと感じること。

覚悟。役。
嘲笑いバカ笑いなんて大嫌い消えろ
誰にも言えないものを抱えた人間を抱えきれるだろうか、その人として生きられるだろうか。

類は友を呼ぶ。
相手も自分と同じだと思う。
相手も自分と同じであってほしい、
共感。してほしい、
仲間意識。
だから
自分と似たような人と関わる。

ふみとさらさのような関係の相手がほしい
というのは
男女ではない、その人がいるだけで落ち着く存在が。
けれど思った以上に残酷な感情なのかもしれない。

羨ましいのだすずちゃんが
横浜くんだとわかったときからトプ画にしていたと言っていたけど
私も?松坂桃李の声を聴くと反応してしまうようだ

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13.

4.5今のところ今年1番

2022年5月15日
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悲しい

知的

文を軸とした物語も観てみたいと思った。それほど松坂桃李の演技が光る。ほとんど表情に変化のない役であるためか、控えめで抑えに抑えた無駄のない演技。それでも惹きつける魅力を出せるのは凄い。
相手役として存在感を出してはいるが、主役の広瀬すずを食ってもいない。そこが松坂桃李の演技の上手さが光る所以だろうか。
広瀬すずもよかった。体当たり演技と言えばよく聞く言葉選びである。あるシーンでの、感情の変化が一瞬で目に出た瞬間がとても印象的だった。彼女にああいう一瞬を創れる実力があるとは。若く清潔感ある女優として世に知られる彼女がこんな表現ができるのかと驚き、甘く見ていた自分の見る目のなさを実感。
映画の題名のみでこの映画を選び、原作を知らず空っぽの状態で鑑賞。それもこの映画を観るにあたって新鮮な感情を持つことが出来たのも後になってみればよかったと思う。
色んな角度から観ることが出来る内容である。みんな間違ってないけれど間違ってもいる。あって当然だが無くても当然。鑑賞中主役の感情にどっぷり浸かる時もあれば他の役の感情に同調したり、客観的にもさせてくれる。立場の違う人間の感情のスイッチングもなかなか楽しいものであった。
素人のおこがましい感想だが、演出やカメラワークもよかった。普段あまりカメラワークに気を取られることは少ないが、この映画は上手いなと感じた場面がよくあった。
少し、話を掘り下げて欲しかった部分もあるにはあるが、原作を読みたくなる魅力の一つとして前向きに捉えたい。
内容が内容なだけに、そして松坂桃李の演技によって今年1番の映画になりそうな予感。

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うめ

5.0美味しい珈琲店の光と影

2022年5月15日
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2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説ということでしたが、途中までは主人公たちの最悪の状態に向かうだけの行動やSNSや週刊誌を通じた世間の反応にイライラさせられっぱなしでした。「なんだこの映画は!」というのが途中までの感想でした。ところが終盤になって松坂桃李の演じる主人公の心の傷が明らかにあると一転。見事な傑作でした。ある事件に巻き込まれた少女が成長した姿を広瀬すず演じますが、彼女の心の傷は観客の前に早くから提示されます。

一方の松坂桃李の終盤に明らかになる秘密は、深く彼を傷つけ、何日も眠れぬ夜を過ごさせ、人生に絶望させていたのだということに気がつきました。なぜなら松阪桃李や広瀬すずの心の傷は筆者自身の心の傷と同じなのだと気づかされたからです。これまで真剣に向き合ってこなかった劣等感。神様だけがご存知の誰にも知られたくない秘密。他人事ではなく自分自身を見つめ直すきっかけとなる映画でした。それだけでも傑作に値します。

松坂桃李は骨董屋の2階で雰囲気のあるカフェを営んでいます。自家焙煎の一杯ずつ丁寧に入れるネルドリップのコーヒーは1杯650円らしいです。食べ物やお酒は出さない店で10席ほどの小さなスペースです。これでは経営はかなり厳しいはずなんだけれど…。映画は光と影を巧みに用いていますが、広瀬すずが初めてそのカフェのコーヒーを飲んだ時に顔がパッと明るくなります。ああ、美味しいコーヒーなんだと何故か安心させられました。

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劇場の天使2

5.0主演、白鳥玉季。

2022年5月15日
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白鳥玉季、どんどん良くなっていく、、、
右肩上がりがすぎる。

昔から彼女の演技は引き込まれるものがあったが、最近どんどんそのレベルが増している気がする。

ワンカットワンカット、伝わることが多すぎる。
李相日監督ということもあってか、技法のくどさやカット割りの多さは気にはなったけど、ロリコンという感覚、異常だと思わせるような演出には脱帽。
これみてしまうとみんな白鳥玉季が好きになる。ロリコンの感情が怖いくらいわかる。
1つの表情から得られる感情がいくつも湧き出てくる、、さすがとしか言えない。

広瀬すずも松坂桃李も良かった。広瀬すずは結構際どいシーンが多く、隣にいた家族はどういう感覚で見ていたのか気になった笑
柄本明のシーン、良かったんだけどあの意味は?アイスのカップがあれだったんだろうけど?あそこもう少し表現して欲しかったな。柄本明それ以降出てこないし。

ストーリーは結構無理があると思うのと、いらない部分が多かったかな。横浜流星のシーンはもう少し少なくてもいい気がした。長いので。

総じて、映像と間で感情を伝えるということのお手本のような作品でした。

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ちゃーるすとん

4.0涙なしには、、、

2022年5月15日
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原作を読んで映画化が待ち遠しくなり、やっと映画鑑賞ができた。
原作から外れる事なく、サラサと文の悲しみが静かに伝わって来た。
良かった。DVD発売されたら手に入れたい逸品になった。また、もう一度、映画鑑賞してみたいと思える作品だった。

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大原 信子

3.0作為感のある不幸の寄せ集め

2022年5月14日
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 作為感のある不幸が寄せ集めになっていて、どの登場人物にも感情移入できない。ショットも演技も申し分ないんだけど、色々と違和感を感じることが多い。

 最大の違和感は、ラストで明かされる文の秘密だけれども、この秘密によって、兄弟的愛情と解釈していた僕の気持ちは大混乱に陥った。そこが狙いなんだろうけど、なんだかなぁ。

 家出少女を自宅の住まわせる輩が実際にいることを考えると、文の行動を肯定したくない。娘を持つ父親としては、やりきれない物語と感じてしまう。

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bion

4.5事件の裏、心の叫び

2022年5月14日
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泣ける

悲しい

萌える

何て書いたら良いのだろう…男の人は偶然連れて帰った女の子に癒されて良かったね。女の子もその人の前では自由奔放に振る舞えて良かったね。でも、それは世間では犯罪って言うんだよ。誰にも分かってもらえない。切ないなぁ…
7月13日
小説完読後、2度目の鑑賞。
この作品は映画→小説→映画で完結する。小説を読んで臨むことで視点や視野が広がったり変わったりする。
李監督映画の泣きどころ
「悪人」深津絵里がクリスマスケーキの残りを食べている場面。
「怒り」広瀬すずがボコボコにされ、ラストで呻いているところ
「流浪の月」更紗がボコボコにされて街中を文を求めて彷徨う場面。
「怒り」以外は2回見て同じ場面で泣かされた。
番外編「JOKER」主人公が逮捕されパトカーの上に担ぎ出される場面。

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印刷局員

2.5開始5分で演出・脚本がダメだと分かる

2022年5月14日
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冒頭、ファミレスで男子高校生グループが事件映像を動画サイトで観ながら「やばい!」だの「洗脳されてるじゃん!」だの盛り上がっている横を当事者であるバイトの広瀬すずが通り過ぎる。
どうやったら大昔の事件映像にあそこまで熱いテンションになれるのか。それもタイミング良く。
ありがちすぎる演出に嫌な予感がしつつ幕が上がるのだが、その後も登場人物はやたらと泣き叫び、悲しい場面では悲しい音楽が大層に流れる、といった説明くさいうえに陳腐な演出が続き、終始イライラさせられる。
せめて2時間に収めるべきだし、収められる内容だろう。

ストーリーはとても惹かれるもので、未読ながら原作は面白いのだろうと思う。
撮影も良く、映像には引き込まれるところがあった。
そのおかげで本作は映画として「良作」に見える仕上がりにはなっている。
特にサラサがフミの現在を知って嬉し泣きしながらひとり夜道を歩くシーンは屈指の名場面と言える。
良いところはいくつもあり、画力に引っ張られて退屈せずに観られるものの、先述のダメ要素が映画の格を著しく下げており、傑作とは到底言えない出来になっている。

極上の素材を平凡にしか料理出来なかった残念な作品でした。

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MACD

4.0自由をくれた人

2022年5月14日
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悲しい

怖い

雨の公園で行き場のな10歳の少女を家に連れて帰ったことで誘拐犯となった19歳の男とその少女の15年後話。

大人になり俺様系束縛男と同棲している更紗が、偶然訪れた深夜のカフェで文と再会し巻き起こって行くストーリー。

真実なんかどうでも良くて、勝手に決めつけ面白おかしく騒ぎ立てる世間の目の胸クソ悪さと、トラウマやコンプレックスに縛られながら共依存の様に陥っていく2人の様が悲しさがとても良かった。

全裸描写は良くわからなかったけれど、半陰陽とかだったのかな…?

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Bacchus

5.0広瀬すずと白鳥玉季、最高傑作

2022年5月14日
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悲しい

幸せ

萌える

とって良かった!
映画らしい映画で、とても間が良い。セリフの無い所がとても良い味がある。「ながら」視聴では伝わらない。とても好き。

ストーリーも良かった。こういう話かな、、と思ってはいましたが、それでもどうなるのか最後まで分からなかった。最後に、そういうことかー、切ない。

ストーリー上でも重要なロリコン描画があります。日本の映画でR指定なしではこれが限界かもしれないけど、なんともセクシーなシーンがあり、とても絶妙だと思います。

広瀬すずは相変わらず良い。
今作はとても難しい役柄で、表と裏の表情が良かった。可愛らしい清楚な無邪気な役も良いけれど、こういう影のある役も出来る素晴らしい女優さんです。

白鳥玉季もとっても良かった。演技が上手いというより自然だった。小学生役ですが、無邪気とセクシーな表現もあり、なんとも微妙な役でした。

2人の魅力を引き出す監督もさすがだなと。
カーテンが揺れると別シーン別時間軸になったりとても惹き込まれた。
また、人間の嫌な部分が滲み出ていて良かった。
不快に思うとこもろあった。なんでそこでついて行くの?とか。ただ逆にリアルだと思います。

犯罪?の話だし、人間の嫌な部分が沢山出てきます。また、ロリコン描画があるので、嫌な人はとても不快に思うかもしれませんが、映画としてはとても良かったです。

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だるまん

4.5心の深いところにある普段気にかけることもない「正しさ」をやさしく丁寧に揺さぶられる

2022年5月14日
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社会からの見え方。当事者からの見え方は全く違う。そして真実を証明するということは困難な場合がある。
自分が普段生きていて触れている情報は果たしてどれくらい真実なのか?鵜呑みにしてはいけないと改めて考えさせられた。

心の深いところにあった普段気にかけることもない「正しさ」を丁寧な映像、音楽、そして役者の演技によって揺さぶってくる作品であった。
極めてデリケートな問題をここまで丁寧に描いた映画に触れることができて良かった。

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モトコ

4.0哀しい空気と 切ない空気と 優しい空気の流れている映画でした

2022年5月14日
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哀しい空気と

切ない空気と

優しい空気の流れている映画でした

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jung

4.5松坂桃李の松坂桃李が見えるシーンだけは違和感

2022年5月14日
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白鳥玉季ちゃんが広瀬すずになる説得力が凄かった。演技ができる女優だからなのか、演技プランの入念な打ち合わせから来ているのか…

時系列をいじっていることが凄く話を面白くさせている。

確かに誘拐=良くないことという先入観を持ってしまう。どんなに本人が大丈夫と言っても、信じないだろうな…自分は。こうしたその人たちだけが幸せだと思っていたらそれでも素敵じゃんと思えるかどうか。

コーヒーにミルクを混ぜるところをガッツリ移す演出とか、カーテンを使った演出とかのさり気なさがいい。

横浜流星さんなめてました。こんなクズ役できるとは…。

松坂桃李の松坂桃李が見えるシーンだけはいまいちよくわからなかった。すずもそういうの嫌いって言ってたけどな…

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わたろー