「誰にも理解してもらえないけど」流浪の月 るる 移行さんの映画レビュー(感想・評価)
誰にも理解してもらえないけど
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誰にも理解されない、もどかしさがひしひしと痛い
多数派の意見や、法律は時には誰かを守るためにあるだけでなく、人を苦しめてしまうものにもなりうる。
赤の他人同士の小さい子供と大人がふたりがいるというだけで、=小児性愛者、性的な目的で連れ込んだものだと決めつけられる。
警察は神じゃないし、実際にあったことを正しく見極めることはできない。
文は、小児性愛者はおろか、性的なもの自体に興味がなかった、
自分が逮捕されるかもしれないけど、小さい更紗を守るために文は犠牲になった。
更紗が叔母の息子に性的虐待を受けていることを知って、さらに強くそう思ったと思う。
本来は称えられるべきはずなことなのに、世間から最低なことをした人間だと思われている、やるせないし残酷すぎる。
内容は重くて、あわないと思ったけど、とても考えさせられる話だった。
横浜流星の演技力が凄まじい。なにも発言しないところでも、嫌なオーラを放っていて、ハラハラさせる。嫌いになるレベルで役になってた、、、
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