「傷ついた少女を守ろうとして“誘拐犯”になってしまった青年と、彼の人...」流浪の月 KQさんの映画レビュー(感想・評価)
傷ついた少女を守ろうとして“誘拐犯”になってしまった青年と、彼の人...
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傷ついた少女を守ろうとして“誘拐犯”になってしまった青年と、彼の人生を狂わせた“被害少女”が再会し、孤独と罪責感がぶつかり合う…。これだけでも一級品のシナリオである。そして今の恋人との衝突や再犯を疑われる不遇など、拍手を贈りたくなるような展開である。
さらに、である。青年の心の傷が明かされ、それを受け入れた少女との未来まで用意されているという奥深さに脱帽であった。松坂桃李の迫力には圧倒された。
一方で、時間軸が前後に飛ぶところはもう少し丁寧にやってほしかった。(心情描写を優先したことは賛成なのだが)
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