「2人もまたさすらいゆく。」流浪の月 はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
2人もまたさすらいゆく。
陰キャの男子大学生が家に帰りたくないという10才の少女を自宅に連れ帰り共に生活を送るが2ヵ月後誘拐の罪で逮捕される。それぞれの人生を歩むが15年後偶然再会し再び運命が交差してゆくというストーリー。
これは2人にしか分からない感情、感覚でその気持ちだけを優先してどんどん突き進んでいってしまう。もう勝手にして下さいみたいな感じになるけど、やっぱり解せなかったな。ただし嫌悪感や興味本位で叩きのめすのはただの捌け口でしかないし世間のダメなところ。
広瀬すずは年々美しさが増してますね。あと声がめっちゃかわいい。横浜流星は男尊女卑思考の超オレ様DVかまってちゃん役でかなりの挑戦だったのではないでしょうか。そして松坂桃李ですけど、もうほんとに個人的にはあんまり合ってなかったと思いました。せめて大学生パートは別の役者さんにしてほしかったです。
結局文は物理的に繋がりを持てないから「大人の女性が苦手」なのかそもそも「子供が好き」なのかどう解釈したらいいものか。分かりにくかったな。
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