「自己欲望と他人や社会の評価のギャップ」流浪の月 あにゃいさんの映画レビュー(感想・評価)
自己欲望と他人や社会の評価のギャップ
『被害女児』とその『加害者』の設定が衝撃的。
当事者同士は内面にある悩みを抱えながらもお互い出会ってから心が豊になっていくのに、他人や社会はその表面事象だけで社会通念上の価値でみてしまう。
また、個々の人間は自分の欲望が先行するなかで、他人に自分の都合のいい期待を持ってしまう。
『多様化する価値』は素敵な事だが、その価値をどうやって理解・共有するかが大事なのでしょうね。
色々と考えることができた作品でした。
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