劇場公開日 2022年5月13日

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「大きく荒れることのない湖の様な作品」流浪の月 REGZA521さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0大きく荒れることのない湖の様な作品

2022年5月13日
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原作泣かせです。
鑑賞後全てにおいて物足りなさが残ります。
何故初めに幸せな家庭を描かなかった?
幸せがあったからこその不幸だと思うのですが…?

原作の順序だった物語がバラバラに組み直されて観る者を残念な気持ちにさせます。
亮くんのDVだって1回っきり。
何度もDVと贖罪を繰り返すからDVの愚かさがわかるのに…(事務所的にNG?)
アンティークショップにしても店終いするからこそのプレゼントなのにあれでは気前のいいジィさんw
多部ちゃんだって心に傷があってこその文との繋がりを求めるって設定なのに何も無し。

梨花ちゃんにしたって投げっぱなし。
梨花ちゃん出すのなら2回キッチリと預けさせて亮くんと文の違いをみせないと。
ラストのハッピーエンド?だって観せるべきだよね。

原作読んで期待した人にはちょっと残念かなと。

REGZA521
REGZA521さんのコメント
2022年5月31日

はっきり言って殿(松坂桃李)のティンティンのシーンは全く要らないし監督があそこでセンセーショナル?的な売りを意識してるのミエミエで怒りすら💢

原作の様に数年後に幸せに暮らす2人の中で語り合う梨花ちゃんのシーンを入れた方が物語の〆として終わりが良いはず。
ダメ監督だと思いました。

REGZA521