くじらびとのレビュー・感想・評価
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たくさんの人に見て欲しい本物のドキュメンタリー映画
ちょっと違う視点から ・年に何頭がしか捕れない鯨漁に乗船、同行出来る人間関係構築は一朝一夕には出来なかった ・役者は一人も居ないドキュメンタリーなのに、登場人物たちの個性が強烈に光る 見終わった後、30年にも及ぶ交流と撮影の舞台裏に心底頭が下がりました。 一人でも多くの方にご覧頂きたい。
鯨の涙に心が震えました
CGでどんな映像でも作れてしまう今の時代ですが、本物の映像にしかない圧倒的な力がこの映画にはあふれています。そしてその根底には30年前から取材を続けてこられた石川梵さんの計り知れない思いとエネルギーがあるのでしょう。鯨の目が、私の心を突き抜きながら、命について深く問うてきました。
ぜひ、たくさんの人に観てもらいたい!
本『鯨人』から、ずっと出来上がるのを楽しみにしていた映画です。 そして、今日試写会を観て、期待を裏切らない、いや、期待以上の映像、ストーリー、音、もう、胸がいっぱいになりました。 石川梵監督の前作「世界でいちばん美しい村」を観た人なら、監督の空撮や、空の美しさを覚えていると思いますが、今回はそれに海! 景色の素晴らしさを思う存分に伝えています。そして、船の上、漁の迫力。生きている人間の力強さや心の柔らかさ。 それに、生きている鯨と死んでいる鯨。 ラマファが言う「鯨を殺すけれど、ーーーー」という言葉に、この村の人々の暮らしと想いが詰まってる気がしました。
この監督のファンで世界でいちばん美しい村も何度も観た。 一見壮大な...
この監督のファンで世界でいちばん美しい村も何度も観た。 一見壮大な海洋アドベンチャーものにも思えるが、そこには通奏低音のように同じものが流れていた。それにしても人も海も空も、コロナ の日常から見るとなんと眩しいのだろう。 そして何度も出てくる鯨の目が、まるで神の目のように自分を見つめているように感じた。 心の奥底まで沁み入る、ドキュメンタリーの傑作だと思う。
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