ハロウィン KILLSのレビュー・感想・評価
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素晴らしかった
前作も第1作も見たはずなのに何一つ思い出せないのだけど、今作はとても面白かった。ブギーマンの不死身っぷりがすごいし、彼と過去に関わりのある人もない人も、子どももゲイのカップルも濃厚な人間味が感じられる。集団心理でモンスターになる群衆が醜い。次回作には、これまでの作品と今作をきちんと見返して臨みたい。しかし、かなりの関係者が今回死んでしまっており、どうなるのだろう。
予習は必須?
シリーズ初見。 ローリーとブギーマン(マイケル)の過去の因縁を知らないとあまり入り込めないのかな、というのが率直な感想。 単独作品としては「13日の金曜日」の劣化版といったところ。 人々の恐怖心がブギーマンというモンスターを創り出した、という啓発的メッセージを込めてるが、何となく取ってつけた感がある。 個人的にはお気に入りのジュディ・グリアの出演シーンが後半に偏っていたのがちょっと残念。
悪意から悪夢に至る
ハロウィンシリーズは、本作が初見です。シリーズ各作品の繋がりなどは、知らずに観賞。
ブギーマンは「純粋な悪意」
古い街ハドンフィールドで、悪霊が血しぶきを上げつつ殺りくを繰り返す物語。街の人はそれを、「純粋な悪意」とやや突き放した言い方をする。小さな田舎町には、人間の怨みや悲しみ、怒りが因習などと共に渦巻いており、それがマイケルと言う悪霊を生んだのだと。時を経てもその悪意は消えず、暗闇に人を引きずり込んでは殺す。
絶望的な怖さ。
ハドンフィールドは悪夢の街
ストロード一家や男たちはマイケルを生んだこの街に古くから住む自分たちが、責任持って始末をつけるのだと、潔く誓う。でもそこには何故か、後ろめたさに近いものも感じました。
この辺りで、街そのものが悪夢の一部なのかなとさえ思いました。街を覆い尽くす悪夢は暴走して、無実の男をビル下に突き落とす。
最後まで消えなかった可笑しさ
ある意味で不謹慎?かも知れませんが、白塗りの顔で闇の中に出没するマイケルの姿に、恐怖と同じ量の可笑しさも感じてしまったのです。
街の人間を捉えては、身体が崩壊するまで斧を振るい続けたり、殺害しやすいように引きずり出してナイフをしつこく突き刺す無惨なシーンで、何でそんな感情を覚えたのか。
越えられない不条理な悪に対する、人としての諦めの笑いだったのか。
寄ってたかって殺されたマイケルが、つらつらとカレンの傍に姿を現し、一瞬で美女を屠って今回は終わる。
ローリーが死ぬ気で対決するファイナルもあるようです。
不死身かよっ!笑
この手のジャンルはあまり観ないはずなのに、前売券購入特典のかっちょ良い手拭いが欲しくなって…苦笑 前売買ったからには観に行きますよ 笑 ホラー耐性はかなり低いので、恐る恐るの鑑賞でしたが、観終わっての心の声第一声は『あー楽しかった!(←面白いとは言ってない 笑)』 殺人鬼さんが、ランボー並みに銃弾が当たらなかったり、そもそも撃たれようが刺されようが死ぬ気配すらなし…もうこれ、ターミネーターだろ 苦笑 殺される側も、「押すなよ!押すなよ!」って突き飛ばされるの分かってて熱湯の上に跨る竜兵ちゃんばりに、殺されに行ってるよね、あれ…笑 惨殺したゲイカップルを、2人の思い出の写真の構図で配置しちゃう辺りで、写真と見比べながらヨイショと死体を運ぶ殺人鬼さんの姿を想像して、ホッコリ涙ぐみそうに 笑 途中、恐怖に支配された人間の狂気が一番怖いんだよ的な、少しシリアスな問題提起もありますが、イヤイヤそんなの必要ないんだよ。 なんならもっと振り切れてやり過ぎだろっ!位が良いのかもね 笑 ということで、観ようか迷ってる方にアドバイスをするのなら… 「観るなよ!絶対観るなよっ!」笑
マイケル強すぎ!!
丁度ハロウィンの10月31日に観てきました!!驚きな事に観客僕一人でした!!貸し切りでした!!前作もよかったが、今作も楽しめました。個人的にはロブ・ゾンビ版の方がいいのですが(・∀・)それにしてもマイケル強すぎだろ!!なんぼ殺っても死なない体!!まるでゾンビみたい!!殺されるシーンとかはとにかくグロい!!病院で偽マイケルを集団が追いつめるシーンは少しハラハラしました!!これ以上追いつめないでと心の中で叫んでました!!結局、追いつめられて、助からなかったですが・・・。偽マイケルが死んだ後のシーンもグロかった!!コンクリートに叩きつけられ、脳みそやら散らばっている様を(゚∀゚)そしてロニー親子も結局殺られてしまう!!父親の殺され方が写ってなかったので、少し気になりましたが・・・。ラストでカレンと集団がマイケルをボッコボコに殺って、あんだけ殺られても死なないマイケル!!さすが不死身だ!!そしてトミーたち集団が殺られ、窓辺でカレンもが殺られてしまう!!完結編「ENS」でどうなるのか・・・。ローリーとアリソンによる孫娘の復讐に期待(^_^)以上。 〔2021年10月31日鑑賞〕
パニック映画だ!
もう少しホラー映画かスプラッタ映画に寄せてもらえるともっと良かったかなー でも面白かったです。 マイケルは、無敵モード全開です。 もう次回制作しますモード全開フルスロットルでした。 次回も待ってますよー
殺人鬼は掃いて捨てるほどいるが‼️不死身はいない‼️❓
最初は、ハラハラドキドキします。 出会う人は大抵死ぬし、殺人鬼は撃たれても刺されても死なないので、やがて飽きて来ます。 1時間も観てると、睡魔が襲う。 群衆がアメリカらしい狂気に包まれると、少し盛り返します、でも、どんぱちしないので、また、うとうと。 殺人鬼を追い詰めても、アメリカらしく銃器でバリバリではなく、バツトでうちます。 なんか、ノスタルジーで物悲しい雰囲気です。 たまには、こんなほのぼのしたいホラーも良いかも、昔懐かしいホラー好きは、是非。
×死なない〇死ねない
ハロウィンシリーズ
アメリカのスラッシャー(殺人鬼)映画の名物シリーズ
主人公のマイケル・マイヤーズが幼い頃に姉のジュディス・マイヤーズを
殺害した罪で療養所に収容されていたが15年後彼は脱走
架空の町ハドンフィールドの人々をストーキングして
独特な白いマスクをかぶりハロウィンの夜に殺害を繰り返す
一作目は1978年に公開されジョン・カーペンターが監督を務めた
作ごとに世界観が繋がっていたり独立していたりしたが
2018年に上映されたリメイクは第一作からの続編とされ
今作はこれの続編にあたる
感想としては
あんまり熱心に見てこなかったジャンルなので
前作も予習で観たものの
あーザッパザッパ殺して回るやつですねという
印象以上をなかなか得られませんでした
長年のファンの為に作られている感じは受けましたが
なんか画面の奥底にマイケルを自由に動かせない
がんじがらめ感があった気がします
ゲームなら不死身の敵を出しても自力で逃げろ
という命題を与えてハラハラさせる事が出来ますが
映画となるとどうしても殺されるためだけに出てくる
ハドンフィールドの住民にだんだんウンザリしてきます
お約束なんでしょうけど繰り返しすぎで
前作からあまりに変わらな過ぎ
マイケルに間違えられた男も急に出てきた感じだし
皆の心の中にマイケルはおるんだ的なまとめ方も
今更なんだという感じがしました(笑)
こないだのブレードランナーでもそうでしたが
ジャンルを切り開いた作品の続編はそれらの
フォロワーとして様々な作品を観てきた観客に
新鮮さを与えるのは相当難しいと思います
これは仕方がないとこあると思います
ネームバリューで企画が
持ち上がるのでしょうが
何があっても死なないマイケル
結局死ねないのかもしれません
ホラー作品なのかな?
前作の直後からストーリーが始まります。 ホラーテイストは、初めのうちだけで、 途中からパニックムービーさながらです。 全3部作の2作目だから、こういう感じになるのは 仕方がないのかもしれないけど、あまり怖くない。 でも、殺された後の死体の映像は、それなりに残酷です。 今作は集団心理の怖さを描いていて、それとともに マイケル・マイヤーズの超人ぶりが際立っていました。 最終作が楽しみです。どんな決着をつけるのか。
景気の良いスプラッター!
伝統あるハロウィンシリーズの最新作で2018年の続編(?)リブートの第2作。 ストーリーは前作の直後から始まり、前作よりも景気良くマイケルが活躍し、とても楽しく観ることができます。 途中でやや人間の醜さを描く的なシーンがあり蛇足な感じがしますが、ローリーが自ら反省するシーンのためだったのかなぁ。 個人的にはマイケルの家を良い感じにリノベーションしておしゃれに住んでいるゲイカップルが素敵でした。皆殺し映画なのでやむを得ないけど、ちょっともったいない。 調べれば分かりますが、3部作で最終作がありますので、ちゃんとマイケルは死なず最後も景気よく終わります。 旧作からの登場人物がだいたい死んじゃって、アリソンは歩くのが精一杯。痛み止めをキメたローリーとマイケルの最終対決が楽しみです。 3部作の真ん中としてはしっかり盛り上がりがあってハロウィンのお祭り映画としてお楽しみいただけます。ハロウィン過ぎちゃったけど。
単なるホラー映画ではない
誰でも心に悪を隠しているという。出来心だとか、魔が差すという言葉は、決して悪が外からやって来るという意味ではない。内なる悪が顔を出してしまうということなのだろう。 我々は日頃は理性で悪を押さえつけている。しかしそれはあくまで行動に出るのを抑制しているということで、心の中の悪までは押さえつけてはいない。 間違えて自分を殴った教師、営業成績が上がらないことで定規でこちらの頭をコツコツと叩いた社長、罵詈雑言を浴びせてきたクレーマーなどを思い出すと、土方歳三に変身し、和泉守兼定を振り下ろして天誅を加える想像をしてしまうが、想像するだけで実行に移すことはない。怒りが湧き起こったときは深呼吸をして鎮めるだけだ。どんなに年数が経っても怨嗟の念が消えることはない。 そこで考える。自分もどこかの誰かから怨嗟の対象になっているのではないか。暴力や誹謗中傷は論外としても、気づかないうちに他人の人格を否定したりするのはあり得ることだ。どこまで他人は自分の言動を許してくれるのか。または翻って自分はどこまで他人の言動を許すべきなのか。 問題は悪意の有無である。他人の心身を傷つけようとする意図があるかどうか。あるいは差別的な信条に基づいての言動である。差別の代表選手である家父長的な信条に基づく言動はすべて悪意があると言っていい。父親を敬い、言うことを聞けという強制、男なのだから、女なのだから、男のくせに、女のくせに、といった教条の押し付け。気づいてみると自民党の道徳教育の理念みたいだが、これらすべては悪である。 悪の被害に遭っても、土方歳三になれない我々は、ひたすら我慢して怒りに顫える心をあやしながら生きていくしかない。ふと思いつくことがある。無敵の強さを持つ怪物になってこの世に復讐するのだ。自分が悪そのものになるのだ。 本作品でのマイケルの殺人はグロテスクである。しかし誤解を恐れずにいえば、ある意味で爽快である。胸のつかえがおりたような気がするのだ。それは世間の人々が無意識に共謀している弱者への無配慮に対する復讐である。 ジョン・カーペンターは1988年の監督作品「ゼイリブ」ではホームレスを主人公にした。「ゼイ」は普通の人々に紛れ、善人を装っているが、陰で人々を洗脳して世界を支配しようとしている。本作品でマイケルが次々に殺したのは「ゼイ」ではなかったか。そこが本作品の隠された意味だと思う。単なるホラー映画ではないのだ。
trick-or-treaters。日本の若者たちよ、街で暴れるな
マイケル・マイヤーズの不死身っぷりは凄い!78年の回想シーンでは警官フランク・ホーキンスがマイケルに捕まった同僚ピートを助けようとして誤射してしまった悔恨の念を描いてましたが、ここでも銃を撃てども当たらない怪物。刺しても死なない、死んでも復活する・・・どんな存在なんだ!
映像はとにかく古めかしく、オープニングタイトルからとてもクラシック。ただし、スラッシャー映画としての血の量は凄まじいし、ローリー(ジェイミー・リー・カーティス)の緊急手術映像も凝っていた。最近の映画にしてはトリッキーではないし、緊迫感を煽るような編集も施されていない。ホラー映画の怖さだけを求める観客にとってはつまらなく映るとも思う。過去作に精通しているファンの方ならば、かつて登場した人物が再び登場することにうれしく思うのかもしれません。
前作に引き続き、同じ2018年の10月31日の一日を描いているにもかかわらず、どことなく総集編みたいな雰囲気の散漫な印象も受けたのですが、終盤になってマイケル・マイヤーズの人物像や、ローリーが作ってしまった恐怖伝説について語られ、実はアメリカにおける人々の心の闇をも描いていることにハッとさせられた。
本来、ホラー映画というものは単に非日常の恐怖心を煽るものだったのに、コミカルな部分や社会派要素を含ませたりして多様化してきた。この作品でも誤射の隠蔽があったり、恐怖心や復讐心によって群衆が暴徒化したりして、病院のロックダウンまで引き起こしてしまうし、誤認により無関係の人間を死に追いやってしまったりする。つい、先日観た『モーリタニアン』を思い出してしまいました。
マイケル・マイヤーズ=ブギーマンは人間ではなく、人に巣食う闇そのもの。したがって、死んだとしても、さらに増大して人々に襲い掛かってくるのだという。アメリカの闇のメタファーとも言えるが、それは世界中どこでも共通している真理なのだろう。為政者は仮想敵国を作り上げ、市民に恐怖を植え付ける。そして軍備増強、政権維持、戦争準備・・・そんなことより、未知なるウイルスや自然災害に取り組みましょうよ。と、ここまで考えさせられた。
気になったビッグ・ジョンとリトル・ジョンの同性婚カップル(?)。彼らの最期が悲しかった。
人間の心の恐怖心は永遠に消える事は無い
殺しても殺しても死なないブギーマン!
なんで?
コイツの正体は何者なんだ?
と思いながら見ていましたが、人間から恐怖心と言う感情が無くならない限りは永遠に生き続けると言う本作のテーマに合点が行きました!
面白かったです。
これはこれで良い感じ
前作を見ていなかったので配信で見てから劇場に行ったけど正解でした 思った以上に続き話というか二つで一つのお話といった感じ 前作はブギーマンが殺しまくるだけで結構淡白な印象だったけど 今作は周りの人が深く描かれていてかなり別な印象 個人的にはこっちの方が好き 前作に続きカレンがおいしいところ持ってくいなぁと思ったらまさかの! 終始楽しく観れました
次はスターマンのリブートが観たい
照明の使い方や映像の質感の再現度 人間心理や社会問題への考察(ちょっとズレ気味) 話の迷走 と、ジョンカーペンターを完コピ 全編にわたるスプラッターシーンに中盤以降は麻痺が起こり無感情無関心 特殊作曲家としての偉大さを再確認
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