「これからいろいろあるぞと」Still Dreamin’ 布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
これからいろいろあるぞと
公開2週目にTOHOで
割引やマイレージは使えない特別料金とのことで
ムビチケを初めて使って休み前日の木曜日に予約
オラはBOOWYフォロワーで1985年からのファン
その年高2の夏休みに部活の合宿で
友達が持ってきたカセットテープ
3rdアルバムのBOOWYと4th JUST A HERO
その衝撃はいまも脳裏に焼き付いている
BOOWYは大学に入った年に解散してしまい
ライブを観たことはなかった
初めて生Hoteiを観たのは
高校生の時に地元のド田舎で開催された
U-Go Rock Festivalというイベント
たぶん1985年 コメコメも出ていた
山下久美子と結婚した直後だったと思うが
彼女の後ろでギターを弾いていた
一緒に行った兄貴からアイツは誰だと訊かれ
BOOWYというバンドのギタリストだと教えた記憶がある
オラは矢沢永ちゃんも好きでキャロル解散後のヒストリーに重なる
布袋は当初は永ちゃんの音楽を否定的にとらえていた記憶があるが
いまは互いにリスペクトしていると思われ嬉しい
永ちゃんも布袋の今くらいの年頃に映画を作っており
観たがオーソドックスなドキュメントだった
布袋のこの作品は不思議な仕上がりだ
若き日の布袋…妙に似ていて笑いどこなのかシリアスなのか…
半分ユーモアという気がする
未来からきた今布袋が若布袋に示唆を与えるのも面白い整理の仕方だ
これからいろいろあるぞと
キルビルのテーマの元ネタの新仁義なき戦いも公開当時観た
出だしの布袋の台詞が聞き取りにくかったのと
布袋と相手の豊川悦司の役が逆じゃないかなんてのが感想
オラとしてはその前のサムライフィクションの方が
布袋キャラに合っていたような気がする
音楽もすごくよくて 祈りとSAVE MEはオラのお気に入りだ
この映画の中では無観客ライブについて本音を漏らすシーンに共感
ロックのライブは観客の大声があって成立する
まぁファンとしては観ないわけにはいかない一作だった
終了後ははじめての一人居酒屋 完全個室
生ビール2杯とおつまみでゴキゲンな夜だった