ドント・ブリーズ2のレビュー・感想・評価
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続編はドントブリーズではないが暴れまくる爺さんに拍手!ドンブリ最高!
前作で爺さんのファンになり、今作はどうなるかと思ってましたが、
クワイエットプレイスのように変化をかけて作品のブランド価値を上げたと思います
ドントブリーズじゃなければいけない状況はだいぶ薄まってますが、それ以上にストーリー展開が想像を超えてくるので十分楽しめます
それよりも爺さんが目が見えないとは思えない超人能力をこれでもかと発揮します!
見た後思うのは、クソ人間ばっかり出てくるけど、ほんの少し良い人もいたって事ですね✨
ちなみにエンドロール終わりまで退席NG🤫
フェニックス
前作から8年、火事から助けた少女を育てる盲目の退役軍人の主人公の家に娘を付け狙う輩がやって来て巻き起こる話。
ムスメを失うのを恐れて家に縛りつける主人公と、普通に学校に行き友達をつくりたいムスメというシチュエーションから、ある日家に侵入者達が…。
前作から8年経過ということで衰えたのか、輩達が強いのか、タフさは凄いけど圧倒的な感じはなし。
ムスメが狙われた理由がみえてちょっと頭の中が迷子になりかけたけど、更に理由が明確になってなるほどね。
じゃあ何で荷担した?ってヤツはいたけれど単純ながらちゃんと納得はさせてくれるストーリーですね。
「ドント・ブリーズ」のシチュエーションはあまり多くなかったし、そんなアホなもあったけれど、緊迫感やドロドロとした格闘や、胸クソ悪さと悲しさとかとても良かった。
余談だけど、緊迫する場面でビニールガサガサ、メール着信音なお方がいて勘弁して欲しかった。このタイトル判って観に来ていますか?
ジジイが弱くなったのか敵が強くなったのか
おもしろかった
デトロイトの街並みが怖すぎる。ここの住人は2作続けてここまで荒んだイメージを固定されて怒り出さないのか、というか実際ここまで酷いのか?
犬の扱い方への強すぎるこだわりが凄い。そして見逃してくれるギャング、何故に。
どうしても育児目線で見てしまう。全ての子供達に幸いあれと祈らずにいられない。
フェニックスの未来は如何に?
地の利を生かして「盲目」というハンデを強みに変えた前作から一転、本作では盲目の老人は「外」に出る。もはや「Don’t Breathe」というタイトルはあまり意味をなさない展開だが、随所に「呼吸」を意識させる描写があるのは心憎い演出だ。
構造を完全に把握している自宅の外でそこまで戦えるか?という疑問もないではないが、荒唐無稽の一歩前ギリギリのところを攻めている印象だ。これはこれで「あり」。
最後のシーンで、少女が自分を「フェニックス)と名乗った意味が気になる。老人に8年間も育てられ、いわば「教育」されてきたのだから、老人から何かしらを受け継いでいるようで不気味。はたして老人の狂気を受け継いでしまっていたとしたら……?
前作からこんな風に変わるとは
いや〜こんな作り方もありなんだあって感心しました。
そして面白い。
シュチュエーションは前作に似てくるんだけど、それまでの過程や視点が違うと、こうも変わるのかと。
けど行動や対処は前作同様かなりエグいです。
ただ娘を探す目的など力技な点はあるんだけど、展開の勢いと設定の良さで乗り切ってます。
主人公が歩んだ前作を含めた過去のことを踏まえて見た方がより面白く感じられると思います。
この設定を考えた製作者に拍手を送ります。
モンスター
【決着・選択/ドント・ブリーズから、ブリーズへ】
息を止めずとも、息を潜めて生きていたのは、この名前も明かされない老人のことだ。
“モンスター以外の何者でもない”
自分自身が一番よく分かっていたのだろう。
前作の奇抜なストーリーの顛末でサバイバルしてしまった盲目の老人の決着の付け方に、制作サイドは実は悩んだのだろうなと考えてしまった。
中東に派兵されて、無事帰還したところで、幸せが待ってるわけではない。
トラウマに苛まれたり、デトロイトなどラストベルトでは、満足な仕事にあり就けないなど問題が大きいことも背景にあって、犯罪集団が組織されてしまうことも伺われる。
なぜ、娘が狙われるのか。
兵士であった老人にとっても、理由が分からないことほど理不尽なことはないはずだ。
だが、モンスターからひとりの人間に戻るきっかけになった娘を取り戻さなくてはならない。
エグい白兵戦の戦闘シーンは、スーサイド・スクワッドのような笑えるものではないが迫力満点だ。
娘に告解し、老人は息を潜めずとも良くなったのだ。
大きくブリーズ出来たのだ。
同時に、娘も自らの名前を選択する。
余りにも前作と違い過ぎるので要注意!セルビア産『レオン』とでも呼ぶべき血塗れの家族ドラマ
黒い犬に追われ森の中を駆け抜ける少女フェニックス。逃げ延びた先の背後に無言で立つ男は8年前のあの惨劇を起こした盲目の老人だった。老人を父と慕うフェニックスは郊外の屋敷で二人きりで暮らしているが、学校にも通わせてもらえず街に遊びにいくこともままならない不自由な生活に辟易していた。そんな折二人の家に武装した謎の男達が近づいてくる。愛犬シャドーの様子がおかしいと気づいた老人が表に出た隙に一人の男がフェニックスの部屋に侵入するが・・・
予告にもしっかり滲んでた通り前作との繋がりが曖昧なイントロですが、老人がフェニックスに叫ぶ一言で同じ主人公による全く異なる物語であることが示されます。男達が二人を襲う理由はイントロでさりげなく匂わされますが、よりによってなぜ二人が?という疑問に対する答えが痛烈で、楳図かずおかよ!と思わず口走りそうになりました。前作が『ホーム・アローン』なら本作は『ダイ・ハード2』と『ターミネーター2』と『レオン』を足して30で割ったような全く異質の作品。もはやホラー映画ですらないので戸惑った観客も多かったと思いますし、実際トマトメーターもきっちり50%と賛否両論真っ二つ。
本作を監督したのは前作の監督フェデ・アルバレスの盟友ロド・サヤゲス。二人でキャッキャと楽しみながら書いたであろう脚本は凄惨で血塗れなのにハートフル。血も涙もない乾いたシャレに盛大に血糊を塗すラテンテイストに若干ヌメっとした不快な触感が感じられるのは恐らく本作がほぼセルビアのベオグラードで撮影されたからと推測。終始廃屋の中で繰り広げられる鈍器とナイフメインの殺し合いが醸す不気味さは、その土地に滲んだ風土そのものが映り込んだものと思われます。前作のロケ地であり最近のB級映画の製作拠点として存在感が確立されたハンガリーとは異質の魔界を垣間見ることが出来て興奮しました。しかしサム・ライミによって見出されたウルグアイの仲良しコンビがベオグラードで映画を撮る、これこそがダイバーシティだと思いました。ちなみにロド・サヤゲス監督はサウンドトラックでギターも弾いていますので間違いなくナイスガイです。
ちなみに本作を鑑賞していたのはほぼ全員シニアの約10名。うち半数がエンドロールの最中に席を立ちました。エンドロールはそもそも色んな情報が詰まっているのを知らない人間が多すぎるのも問題ですが、本作が尻尾の先までネタが詰まっていることが想像出来なかったわけですからご愁傷様としか言いようがないです。作品の出来不出来に関わらずトイレは映画鑑賞直前に済ませておくべきです。
ランボーなんよ。
犬と共に去りぬ
なぜだか犬と火事が象徴的に扱われている続編。もしかすると、本名タラを知ったときに思わず『風と共に去りぬ』を思い出してしまったのですが、ネット検索してみると『スターウォーズ』にかなり影響を受けていることがわかった。まぁ、ファンだとわかるのかもしれませんが、親子の関係について詳細に覚えてないとわかりません・・・
一作目の内容はそれほど覚えてなかったのですが、善と悪の両面や視点・感情移入といった点ではスリラーにありがちな構図だったかと記憶しています。それがこの続編の前半は、盲目の退役軍人“ノーマン”がいかにも善良なアメリカ人を演じていて、真偽は定かじゃないまま父親と娘という家族の絆を描いています。学校にも行かせない、身の守り方を徹底的に教え込んだりして、どんな親子なんだよ!とも感じさせます。対する誘拐軍団は目的こそはっきりしないまま、完全な悪であると思わせる手法です。
生活必需品の配達をする元軍人女性ヘルナンデスに連れられ外出を満喫するフェニックスだったけど、ノーマンが実の父じゃないと疑心暗鬼にかられコヴェナント養護院に憧れを持ってたりする。ん?『エイリアン:コヴェナント』?などと思ったりする間もなく、怪しげな男レイランに声をかけられる。その男が仲間を連れてノーマン宅を襲うのだ。前作の素人窃盗団とは違い、屈強な元軍人グループの5人。金髪の兄弟が弟を殺して逆上するシーンもあったりして、『ダイハード』まで思い出してしまいます。
犬を殺されて復讐に燃えるノーマンの心境はさながら『ジョン・ウィック』なのでしょう。そして屋敷の中のアクションシークエンスは緊迫度満点。前作とは逆にノーマン側が息をひそめなければならない構図となっています。そして、箱!フェニックスが水責めに遭ったりして、ドント・ブリーズじゃなくて「ブリーズ!」という台詞が響いてくる・・・予想不可能な展開でした。接着剤の使い方も凄い!
誘拐に成功し、アジトの廃ホテルに悪人が集合してからもおぞましい展開。まずは本当の両親であることを告げたりしてフェニックスの心も揺れ、血の繋がりを強調する家族のテーマか~と思わせておいての急転。序盤のニュースに登場した違法臓器移植医師ヘニマンがここで絡んでくるのかとい驚き。もう、親子の絆という点ではどんでん返しだらけ。さらに、犬の忠義なんてのも上手く対比させていました。
人間の善と悪。戦争を経験していたら精神も破綻したりするが、その人の本質を評価しなければならない。そして過去の罪は償うことができるのだ・・・などと、最初からそのテーマを匂わせていた。虚しく悲しくおぞましい。フェニックスの将来だけは多少希望が持てるけど、彼女も悪人の血を受け継いでますからね・・・親子の確執、これもスターウォーズっぽいところかな。
前知識無し、前作視聴無しで観ました。
犬は1/2無事です。
犬の残酷描写が無くて良かった。
ラストの罪の告白と、死が良かった。
そのまま死ね。という気持ちと、次作で罪を償ってくれ。
という気持ちが喧嘩して胃がキリキリします。
展開が七転八倒するのが良かった。
女の子が。母さんの腕を切り落とせなくて一緒に落ちたのと、その後切り落とせたのが良かったです。
幸せになって欲しい。
前作を踏まえて見ると
前作が面白かったので、続編ということで観に行ったものです。
前作とはジャンルがガラッと変わった感じですが、続編としてこれはこれでありかとも思います。
老人が侵入者を返り討ちにしようとする、というシチュエーションは前作と同じですが、今回は侵入者側も強く、老人側からの視点で、少女の為に戦うアクションもののようです。
前作からの流れだと、亡くした娘に執着していたので、少女の親が超絶毒親とはいえ、少女を勝手に連れ去って娘として育てて執着してるのはどうだろう、と、微妙に引っかかりましたが。
しかし、ラストでは、過去の行いを悔やんでおり、少女に執着しているというより、守っていたということなのかと。
前回の非情な恐怖の悪役が、悔い改めていたとは、予想外でした。
確かに、前作では神を否定していたのが、今回は肯定していて、あれ?と思いましたが。
前作では狂気に取り憑かれた行いをしていましたが、元々は同情できる部分もあったので、狂気から救われたのなら良かったとも思います。
とは言え、過去の罪は罪ですし、贖罪の意識もあり、少女を育ててきたのかと。
植木の配達員の女性は、結局何者だったのか、はっきり分からず気になりますが。
軍人らしいことが言われてましたが、老人と少女を監視、保護していたのかと解釈していますが。
老人もそれを承知していて、何か公的機関の監視下で少女を保護していたのかなと。
老人宅での攻防戦は正直ちょっと長いような、という気もしましたが、敵アジトの地下での戦いなどクライマックスのアクションは見応えがありました。
ストーリーも先が読めない展開で、最後まで楽しめました。
前作ホラー、今回アクションという感じではありますが、バイオレンスなグロ描写は今回の方が多いです。
個人的には、異様な緊迫感と恐怖の前作が好みではありますが。
前作を踏まえてみると、老人の変化が印象深い作品でした。
ヤバいやつ! × ヤバいやつ!! = (ありがとう)
You're gonna see what I see.『96時間』以降すっかり戦う父親のイメージ、リーアム・ニーソンになれるのか?…なんて思っていたら犬に好かれるジョン・ウィックからのレオンだった?変態が正義に見えるにはもっとヤバいやつをぶつけたらいい!というメチャクチャな理論が分かってからの後半終盤が芳ばしかった。嘘か真か(?)製作あのサム・ライミが「今まで聞いた中で最高の続編のアイデア」と言ったらしいが、なるほど確かにそういうブッ飛んだ対戦カード頂上決戦的側面など『死霊のはらわた』と似た部分も少〜し見出だせるかも。
I'm nothing but a monster. アイコニックなスティーヴン・ラングの存在感がスリリングさをもたらしてくれる!にしても、やはり塩見三省に似ているスティーヴン・ラング。正直、わざわざ作る必要がある続編だったかと言われると疑問だけど、全然嫌いじゃなかった。
(ありがとう)
タイトルに偽りありというか、単なるアクション映画では?
登場人物の動機やゴア描写が突出していることは本シリーズの肝とはいえ、もともとの「息もつかせない」という要素が大きく後退してしまった。
静寂を楽しむ作品だったので、特にこれは残念。
敵役がわかっていて明るいシュチュエーションを作っていることもあるが、盲目である事の利点を感じられる場面も少なかった。
また、全体的に詰めが甘くね?と思う場面も散見された。
水の流れを利用した時も、「遠くから乱射されたら、どうすんの?」という疑問が勝ってしまう。
少女が逃げ込んだ赤い箱も一瞬見ただけで「水入れられたらアウトじゃね…?」と思ってしまう。
本気で守る気なら、普通は外部から完全に遮断されたシェルターを用意する。
前作の地下室を作った人間が設置したとは思えない。
あえて通気口が上についているものを用意したのは、見せ場にしたかったのでは?と勘ぐってしまう。
これならランボーのラストブラッドを見た方が良い。
どうやって敵を仕留めるかの工夫がてんこ盛りだから。
前作と路線変更でも楽しめる作品!
冒頭前作からの始まりかとおもいきや?全く関係無く前作からの路線変更で困惑を余儀なくされた。我らが最強爺ちゃんも今回は本業生業の輩で苦戦苦戦の連続!そして飛び散る血肉のバーゲンセール!1が家の中の閉鎖空間であったが、2は少し広くなった家とMOTELラストは80年代的よくあったかのよう世界観的な終わりで哀愁を感じさせられ、やはり犬には何故か好かれる爺ちゃん!そして、タフ過ぎる爺ちゃん。前作のホラー的サスペンス変態的な要素はなくなってしまいつつも、新たな一面を見れて個人的には面白かった。そしてエンドロール後の映像を見る限り、まだまだこのシリーズは続くと思わせる演出。次回作は果たしてどうなる?
全然ドントブリーズじゃない。
前作を劇場で見て、観ているこちら側も息が出来ない程の今まで体感した事ない没入感を味わい衝撃を受けて今回の作品を楽しみにしていました。
ざっくり言うと、全然ドントブリーズ(息をするな)ではないです。BGM普通にかかって、戦闘シーンメインって感じで、あくまでも個人的感想ですが怖いところひとつもないです。
要点まとめます。
良い点
・1を見なくても大丈夫です。
・ホラー映画としては超甘い。
・演出は派手めで見飽きることはなかった。
・演技いい
悪い点
・めちゃめちゃ息できます。
・もはやホラー映画ではない。
・おじいちゃん側が追われる。
とまぁこんな感じで、総まとめとして
見終わってみて自分が見た映画は「イコライザー」だったかな?って感じでした。ドントブリーズという名前でなければ星4くらいあげれるかなって思いますけど。
あまり言うとネタバレなるんで、やめときます。
あとそれなりにグロシーンはあるので、苦手な人は気をつけて下さい。
全209件中、161~180件目を表示















