ドント・ブリーズ2のレビュー・感想・評価
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強かなのはフェニックス
前作は近所で、上映されなかった為未鑑賞の作品。しかしながら、SNSを通して、全米で随分反響を呼び、パート2である本作は、日本でも数多くの映画館で公開されることになった話題作。パート1を知っていれば、より面白さも倍増しただろう。そっさく、レンタルで借りて観たい。
前半は、嘗て、軍人であった盲目の老人が、マフィアが雇った傭兵達から一人の少女を守っていくストーリーかと思っていた。しかし、何故、マフィアが少女を狙うのかが疑問に感じながら、中盤に入り、その内容は様変わり。その理由が明らかになるどんでん返しネタが、作品中盤ですでに判明。ここから後半にかけては、一気に猟奇的な殺し合いが始まる。
少女と老人の関係は、前作の終わりから偶然に出会い、老人が亡くなった自分の娘への未練から、少女を連れ去り、8年もの間、本当の両親の存在を知らせずに、実の親子として育ててきた。その老人の少女に対する思いが、あまりに痛々しく、屈折した愛情表現が、哀れに描かれていく。逆に少女は老人からの監視を逃れ、何とか自由な生活を望んでおり、成長するに従い、老人と少女との思いの溝も深まっていく。
事件の舞台は、老人の一軒家から始まり、倉庫へと移動するものの、狭い範囲でのシーン。だからこそ、見慣れた自分の家に潜む闇や影の中から、傭兵達が狂気に満ちて、いつ、どんな形で、飛び出してくるのかという恐怖の描きた方は、クライム・サスペンスとしての一級品だと感じた。
盲目の老人と少女が、傭兵達から逃げ惑う中でどのように反撃するのかも、身近で武器になりそうなモノが、布石となって各所に映し出され、観る者を次のシーンへと想像を掻き立てるような演出も、サスペンスとしての鉄板と言える。
盲目の老人役のスティーブン・ラングのアクションは、なかなかの見ものだが、本当に盲目なのか疑ってしまい、やや出来過ぎなアクション・シーンだと感じた。また、その殺し方や倒し方は、ひとひねりあり、苦しさや痛みがよりリアルに伝わる効果を高めていた。
少女役のマデリン・グレイスは、老人から常々自分の身を守る術を伝授されていただけあり、傭兵達との修羅場の凌ぎ方も、冷静に切り抜けていく。そして、最後の一言「アイ・アム・フェニックス」に、彼女が老人から受け継いだ、生きる為の強かさが凝縮されていたと感じた。
前作より、、、
基本的に"続編"というのは前作を超えられないパターンが多いですが、これも例にもれずそのパターンでした。
グロさが前作よりかなり増していて、目を背けたくなるシーンがかなり多かったように思いました。
1にも言えることだと思いますが、ホラー要素は正直言って皆無ですね🤔(怖いシーンはところどころありますが)
サスペンスとかの方が近いのかな🤔
それにしてもお母さん酷すぎ、、
自分が生きたいから娘の命ちょうだいって、、、😱
そりゃ娘も誘拐?されたとはいえここまで育ててくれたおじいちゃんの肩持つに決まってるよね😭
動物を飼っている奴に悪い奴はいない…?
前作を見ている人の中で評価が分かれやすいんじゃないのかな?
今作からは制作陣から盲目の老人への愛を感じた。
と言うのも、何でもないモンスターだった彼を人間として描いたから。
フェニックス、シャドーへの愛情。
家族ではないが荷物を届けてくれる街の姉ちゃんにも、普段は素っ気ないが何かを想う瞬間があった。
その為、前回の絶対的老人の支配下におけるスリリングさがかなり削られており、物足りなさを感じることも。
ストーリー自体はシンプルで敵も自分たちのことしか考えていないクソ野郎。
老人とフェニックスに対してもそれぞれ着地させてあるので良かったな。
敵側にいた犬を飼っていたアイツ。
いい奴だったなー。
よく考えたね、良く出来ています
しかし、本作品の続編が出来るって知った時は、何をどうやってお話を作るのだろうと思っていたけど、よくこんなお話を考えたね・・・・
ま、前の作品の内容は99%関係ありません。全くの新作として見れます。
お話の作りにちょっと関心もしましたが、見終わった後で、ちょっと好都合過ぎるかなとは思いましたが、お話の進め方などテンポよく、アッという間に見終わりましたので、良しとする事にしました。
前作もなかなかいアイデアと内容でしたが、本作品もなかなかいいアイデアと内容でした。
パート3があるとしたら、今度はどんな作品になるのかな・・・
とりあえずこの手の作品は、前作がどうのこうのと言うよりも、本作品は本作品として見た方が大変に楽しめる。
今回は、主人公の設定でこんなお話って感じで見れば、本作品も大変に面白い。
強いて言うのなら、最近の流行りなんでしょうか、エンドロールの途中、または後で、続編が出来るかも的な終わりをするのはいささか止めて欲しいな・・・・
今作は呼吸し放題
観客までもが息を殺すほど静寂をうまく使った前作が好きでかなり楽しみにしてた今作。
自分の中では同じコンセプトっぽいクワイエットプレイスよりこちらに軍配を上げてたのだが…。
ホラーじゃなくなってるじゃん。
ただのアクションじゃん。
盲目最強老人がスポイト変態というのが恐怖なのに、リーアムニーソン化ヒーロー扱い。
実の親のサイコっぷりも物足りない。
敵役が群れてるのと言動がチンピラっぽくて雑魚感強い。
あとどんなに懺悔しても父性出してきても、前作見てたらあら良かったですねーとはならないから!
ラストのくだりも3を作る気満々に見えたけどまさかね…。
何も考えずに見る分にはソフトグロとアクションで楽しめる。
でも望んでたものじゃなかった。残念。
本当はイイ人?
お花屋さんのお姉さんの設定が意味ないくらい瞬殺
目的がもっと早い段階で明らかになっていれば 殺戮アクションに謎解き要素は余計かも
怪人キャラの悔悛に萎え萎え
『死霊のはらわた』オマージュシーンは今週末のあの作品にもALSA
フォーリーアーティスト
フォーリーアーティストの方のお仕事が素晴らしい。
とにかく、リアルでドキドキさせる、
音、音、音。
老人は全盲ではない様ですが…
前作よりは、少しまともな感じ?で少女を守っています。
迫る誘拐集団、実は…
背後に心臓を患った母親が…
まぁ、麻薬密造主たったらあり得るかも…って、話しだけど。
その辺りは、理解出来ないけど
作品としては、面白い仕上がりになっております。
エンドロール後の映像が気になります。
もしかして、不死身?で続編3もあり?!
ぶっ生き返す
前作はだいぶ前に見た記憶があります。善人のいない珍しい映画だなと思いました。
まさかの続編公開決定には驚きました。一つの作品として終わった前作の続きをどう描くのか、爺さんが主役で物語をどう展開するのか、という点です。
率直な感想として、想像を遥かに超える面白さでした。ストーリーのテンポがとても良く、グロ描写も最高、カメラワークも最高でした。
まず、ストーリー。前作は爺さんの衝撃的な過去があったせいで、面白かったのですが、どこかテーマが散漫してしまったなと思いましたが、今作は家での攻防から娘の救出というとても分かりやすいストーリーになっていました。その分かりやすさの中に、善悪の曖昧さや、ゴア描写を挟む事によって、ストーリーに厚みが増して、面白かったです。爺さんは火事での出来事の中で、倒れていた子を娘として育てるという一見良い話に見えますが、普通に他人の子を盗んできているので問題行為でした。かといって、本当の母親と父親もかなりのクズで、母親の延命のために、実の娘の心臓を移植するという暴走行為に走ってしまいます。どっちも危ないやつらに挟まれている娘は大変です。
次にカメラワーク。この作品の魅力を高めているものだと思います。まず序盤の父親率いるチームが爺さんの家に侵入してから、一旦家を抜け出すまでをワンカットで撮っているあたり、静けさを長尺撮るという超大変な撮影方法を劇場で見れた事に感動です。爺さんの圧倒的聴覚から繰り広げられる表現方法も最高です。水面から伝わる音を手から感じ取り、全員銃で撃ち抜くという素晴らしいシーンでした。最後に見下ろす形で娘を見送るカットも最高です。鏡越しで登場人物を映しているのも良かったです。
続いてグロ描写。これもR指定として文句なしのグロさでした。今作のメイン武器としてトンカチを使うのですが、これがまた残虐性を増しています。接着剤で口をくっつけて、呼吸するために頬に穴を開け、結局ガラスの破片で口を切り裂くという目に痛い行為か延々と続き、興奮と驚嘆が同時に起こってしまいました。思いっきりトンカチで顔面をぶち殴って顔を変形させたり、骨を砕きまくったり、目を手でくり抜いたりと、残虐さのオンパレードでした。娘(フェニックス)が、底へ落ちていく寸前に母親の腕を切り落とすというこれまた目に痛い行為もあり、フェニックスが実の父親にトドメをさし、父親も底へと落ちていく衝撃的な終わり方を迎えて、度肝抜かれました。
娘は家族との別れを経験して、養護院に向かい、新たな人生の一歩を迎える時に名乗った名前は生まれた時につけられた名前ではなく、爺さんのつけた名前の「フェニックス」でした。くぅ〜!痺れる!
最初から最後までダレる事なく緊張感が続き、終わり方も素晴らしい。B級感漂う内容ながら、一線級の至高の映画でした。続編もあるのかな?あるなら是非観てみたいです。
鑑賞日 8/17
鑑賞時間 15:25〜17:15
座席 H-4
盲目と言うハンデがありながらも。。。
前回はドジな強盗でしたが、今回は武装集団って事で前回よりかはアクションもリアルでした。それでもこのお爺ちゃんが強かった🎵盲目と言うハンデがありながらも。お爺ちゃんもそうだが、娘も中々の狂気者。お母さんと手錠で繋がれてそのまま落ちそうな所で近くに刃物を発見。手錠を切ると思いきや何と母の腕を切るし、お爺ちゃんも敵に「俺と同じ世界を見せてやる」ってカッコいいセリフを言いながら相手の目を潰す。
気楽に見れます…かも?
この作品を観る為に1作目も鑑賞しました。
1作目同様に両者に対し同情や応援はいりません!
しかしながら歪んでしまった主人公の心の背景には底知れぬ悲しみを感じたのは私だけか?
この作品を見てから1作目を観ても問題ないかと思います。
悲劇の主人公は子供なんです…それが第一と私は思う!
前作が好きだった人にはあんまりおすすめできない
前作からそれなりに月日が経ってるとはいえ、爺さんが弱体化しすぎ感が否めない。
普段から小さい女の子のフェニックスに合わせた訓練(?)をしてたせい?いやいや、普通に寄る年波には勝てないのだなという事かと寂しくなりました。
温室の天井ガラスのシーンには、前作を思い出し「おっ」となりましたが、やっぱり今作は音が多い。
「この爺さん…やべぇぞ!」感も薄れていたというか……でもまぁ相手強かったし、人数も前作の倍以上いたからね、仕方ないね。
前作であんだけサクサクと外道な行いをしていたうえに、路上に倒れていた子を自分の子だと偽っていたし、
執着からか外に出ないよう何度も教え込んでいたけれど、
その割にはきちんと育ててきたんだなーと思うと、
実子を亡くしてなければ平穏に暮らせてたんだと少し悲しくなりました。
元々狂っていた訳ではないんだよね、と納得する点ではありましたが、
でもこれホラーなのよね。ホラー要素はほとんど無かったので評価は低めです。
ゴア表現多めのアクションです。
クワイエットプレイス2もまだ未鑑賞ですが、同じようなことになってそうで怖い…笑
そういう意味ではホラー映画かも。
拙い文章ですがレビューさせて頂きました。
ご参考までに。
(ランボー+ホームアローン+暗くなるまで待って)×サイコ風
前作は面白かったのですが、どういうエンディングだったか思い出せず、どうやって続編を成り立たせるんだろう!?と思ってました。
でも面倒くさくなってしまい、復習も、予習もせずに映画館に飛び込んできました‼️
まず申し上げたいのは、前作を観ていなくても全く問題ありません👍
ただ、前作を観ていないと「爺さん」のサイコな部分(皆がドン引きした、衝撃の「あの」シーン)がわからないので、本作における前半部分の何とも言えない危うさを感じ取ることができないかもしれません。
「何で娘がいるの?まさか、、、、。」
本作シリーズは、醍醐味でもある盲目のハンディをプラスに転じながら闘う展開に爽快さがあり、つい爺さんに感情移入してしまうという不思議な設定。
「ランボー」「ホームアローン」「暗くなるまで待って」をサイコ風にまとめた映画です。
ただ本作は、プロットの緻密さに欠け、少し「❓」な部分もありましたが、後半のたたみかけるグロさは、思わず「キーッ」と膝が突っ張ってしまうほどドキドキしました。
鑑賞後は、おもしろくて疲れたよ。
そして、もしご覧になる機会があったら、絶対にエンドロールで立ち上がってはダメです。
「最後の最後」まで、じっくりとご覧ください。
お盆休みで人が多く、鑑賞マナーが悪い人が近くにいて不運でした。
心の中で「ドントブリーズ!」と叫んじゃいました😅
悲しき最強の老人
前作の鑑賞と同様にまず思うことは「この老人最強!」ということ。
この老人の残虐さや怪物ぶりで一見恐ろしい人のように思える。だが、映画で登場する犬・少女への接し方で彼がどれだけ孤独で辛い生涯を送ってきたのか垣間見れる。
話の展開としては、2つの場所でのことが描かれている。そのためずっとハラハラする展開ではなく、繋ぎの部分で少しテンポが落ち着く。
だがその落ち着いた部分で話に深みが出たように感じる。
続編も匂わせていて、少女の今後や老人の過去なども気になるところ。
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