ドント・ブリーズ2のレビュー・感想・評価
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前作では無敵老人だったが今作ではボコボコにされる
前作よりも面白かった。理由は2つある。
1つめは、「老人が1人の人として描かれていた」こと。
前作では得体の知れない無敵老人だったが、今作ではボコボコにされるし何度もピンチに陥る。素人強盗が相手だった前作よりスリルは格段に上だ。
老人が犬を撃てないシーンが好き。犬好きの優しさが滲みてる。たぶん飼ってた犬と重ねたんだろうな。犬を助けた事が後半での救出劇に繋がるのも良い。
2つめは、「フェニックスの毒親っぷりが凄まじかった」こと。
実の両親と再会...感動のハッピーエンドになるのか?と思わせてからの、外道っぷりがエグかった。いくら妻を助けたいからとはいえ、実の娘の心臓を犠牲にするとかありえない。あんなのは親とは呼べないね。最後老人がアジトに突入して成敗してくれるのはスカッとした。
面白いけど、冷静に考えると滅茶苦茶な話だ度が、前作を上回りましたね...
面白いけど、冷静に考えると滅茶苦茶な話だ度が、前作を上回りましたね。最大の問題点が、もしレイランが悪人ではあっても、本当に娘の為にノーマンからフェニックスを奪還したのだとしたら、その後のノーマンの逆襲は単なる鬼畜の所業となってしまう事。あの時点でノーマンにはそうでないと判断する材料は無かったので。 ……でもそれはそれで、クライマックスがノーマンvsフェニックスになって、盛り上がったかもね。
私が見ている暗闇を見せてやろう
過去に、レンタルで観ました💿
相変わらず、スティーブン・ラング演じるノーマンの超人ぶりが炸裂してます😎
今回は若干苦戦気味で、一度はフェニックスを奪われ屋敷も失います。
しかし、命を助けた犬に懐かれその犬を使ってレイランのアジトに侵入。
最終的にレイランの両目を潰しますが、しぶとすぎる彼に反撃をくらい、ノーマンも瀕死に。
ラストシーン、彼の手が動くことはありませんでしたが⋯❓
フェニックスも彼の真実を知っても、最後の名乗り方を見れば認めているのがわかりますね。
序盤に、ノーマンの唯一の友人とも言える女性が殺されてしまうのは残念でした😥
前作とはうって変わって、主人公のサイドの彼もなかなか良いですね。
恐ろしい面は鳴りを潜め、フェニックスの為に戦う彼は戦士でした🫡
最強じいちゃん再び!
前作でめちゃめちゃ恐怖を与えてくれた
あの老人が再び…!!
8年間娘として育ててきた少女を
本当の親が取り返しに来た。
全てを奪った上で…。
前作は強盗団がティーンエイジャーだったからか、
可哀想な気もしていたが…。
今作は敵側がまぁまぁ悪いやつだったもんで、
もっとやれ!って思った。
「よくも弟を殺したな!」
ってお前が言うな( '-' )ノ)`-' )ぺし
前作では「血の繋がった」子どもに執着していたけど
今作では血の繋がり以上に娘を大切にしているし
交流がある女性もいたし、
このおじいさんにも心境の変化があったのかな。
観る者を怖がらせる、という意味ではそこそこ成功している作品。
観る者を怖がらせる、という意味ではそこそこ成功している作品なのではないか?このタイトルはミスリーディング、息を潜めるシーンは殆ど出てこない。あのタイミングで停電させるというのは余りにもご都合主義的だし、実の娘から心臓を奪ってまで生きようとする母親とそれを応援する父親というのはいくらなんでもないだろう。犬の恩返しが見られる映画。
ノーマンの信じる神は公平だから、差し引きをして帳消しにする
感想を交えて大雑把にあらすじを紹介。
現在11歳のフェニックス(マデリン・グレイス)をノーマン(スティーヴン・ラング)は自分がパパだと偽って育てていた。
このシチュエーションは、日本だと養子縁組の制度があるが特別な事情が無い限り学校に行かせない事は問題視される。
時代や場所など設定が不明なので正しいか悪いかは誰も決められない。
焼け跡になっているフェニックスの家にノーマンの旧友ヘルナンデス(ステファニー・アルシラ)が車で連れて行き、その廃墟住宅でフェニックスが歌をくちづさんだことがきっかけとなり、レイラン(武装集団のリーダー)に尾行される。
トイレシーンがある映画は好きだ。食事シーンと排泄シーンで伏線回収は完成すると思う。
レイランは武装集団とともにノーマンの家に侵入し強引にフェニックスを連れていく。
救いに来たかもしれないと思うことにシフトチェンジしてみる。
自由になったフェニックスが養護施設に行こうとしたら、母親が登場して移植用の心臓(フェニックスこと本名タラの命)が欲しいと言ってくる。
タラが生きたまま心臓を取り出されそうになる時、停電発生。
ノーマンが救出しに来たのだった。ここはノーマンの家ではないので戦うには不利だが、暗ければ有利というわけだ。
しかしレイランは窓を壊して外から光を取り入れる。
画面は光のおかげで黒から赤に変わる。
タラはノーマンに救われ、ノーマンはタラに救われる。
そして、この炎のように赤い殺人事件の現場から生還できたタラは、自らをフェニックスと名乗るのであった。
ラストは、ノーマンの生死にかかわらずハッピーエンドだ。もはや正体がわかっているので怖さはない。
盲目の老人ノーマンの前作のラストの退院後を描いているが、主人公はノーマンから女の子フェニックスに引き継がれている。
構図や光加減、カメラワークも抜群で大画面での視聴が向いている。
ストーリーは単純で、応援する人物は結局フェニックス一択だ。
やや不可解な部分があるが、考察する余地として前向きに捉えると楽しめる。
ブリーズ
息を潜めるシーンが多ければタイトル通りなんだが、今回そういうシーンがなかったような。
観ていてあまりハラハラもしなかったし。
普通に、なんなら深呼吸も。
前作ほとんど覚えてない。
でも問題無し、かな。
これまでの流れを説明するようなセリフもエピソードもあまりないし。
ひたすら、殴る切る刺すのオンパレード。
犬の扱いだけは良かったな。
あそこで撃ったら観るのやめようと思った(笑)
両親?との再会後も不穏な空気だったが、生きたまま臓器移植、しかも不衛生そうな場所で助手もおらんとは。
クック出来るのはお母さんだけ?
最初からそれが目的なら、他にやりようがあった気もするけど。
火事からの転落にもほぼ無傷の主人公。
刺されても切られても、不死身の体。
とはいえ、次があっても多分観ないと思われる。
寧ろアジョシ2を。
非支持。
寧ろアジョシ2を。
ブレラン、レオンに変に寄せて主役の苦悩哀切が弱まった感。
理屈抜きで座頭市亜流活劇を楽しむにも、白人が負うには無理な韓流の臭み辛みが邪魔に。
悪側の動機(回りくどく納得感は低い)を客に明かす時機が作劇的に違うとも。
因みに1は強く支持。
1を観てないで2を観たせいか...
アマプラで見れる!けど1は対象外とあって、2から観たせいか、あんまり感情移入できず。
家の中のあの赤い箱は一体何用?
なんで、宅配の女性は狙われたの?
と、節々前作からの延長と思われるところが謎めいていた。
接着剤で鼻と口を塞がれて、呼吸をするために頬に穴を開ける、水たまりに寝転んで水紋を指先で感じて敵の位置や人数を把握するなど要所要所面白かった。
ただ、ちょっとグロテスク...
面白かった
・1の時の悪役を2でヒーローにするという発想が面白かった。よくある事なんだろうけど、想像してなかった。
・え?そうやって解決するの?ってシーンが面白かった。呼吸ができないように接着剤で固定してそれを解消するために仲間がドライバーでほほに穴をあけたり。他にもあった気がするけど忘れた。
・1だったら犬をすぐに殺してただろうなと思ったけど、8年で変わったんだなと思った。
・実母に会ってみたいと願う娘と心臓のためだけに娘が必要っていうとんでもない残酷な設定に引いたけど麻薬組織?っていうのとすでに色々やべぇ人しかいない状況だったので驚きがあんまりない自分に驚いた。一人まともな人がいて驚いた。
そんなに面白かったか…?
前作のラストの展開がドン引きだったので、余り期待しないでの鑑賞。
っと言うか、どの辺が「ドント・ブリーズ」だったかな?
どうしてフェニックス(タラ)に付き纏って 執拗に攻撃してくるのかは解ったけど、実の両親がカス過ぎて…。
ジイさんも、敵グループの一人に良心があったから救われたけど、そうじゃなかったら カナリ劣勢だったと思うぞ。
けど、やっぱりジイさん…最悪だわ。
子供にサラっとレイプの告白するとか、ヤバ過ぎ。それに、なんであの子を連れて来たのかについても、ハッキリ答えてないし。
実の親がカスだからと言いたいのかもだけど、それと拉致るのは別問題だぞ。
公園に行った時から気になってたみたいだけど、最後にあの子が自ら児童養護施設に行ったのは正解だった。
まだまだ続編作る気満々のラスト。
次はどんなお話になるのかな…?
評価の高い人が多いので大変驚きました。
んー…そこまで面白かったか?!
驚きました
正直驚きました。
前作からの制作陣が結構名を連ねているのに、別物に近い作品。
あの闇の中で行われる狩から逃げる恐怖、段々と明かさられる老人の狂気。
それらがまるで無いのです。
物語の中心である娘に拘り続ける動機も、いまいち希薄に思えてならない。
あくまで個人的にですが、望んでいた作風ではありませんでした。
ドントブリーズである意味
ドントブリーズ1作目のじいさんが出てくるから続編になってるけど、内容はただ単に目の見えない強い爺さんが戦うアクション映画です。
予想を裏切るような展開はなく、こうなるよね。なった。こうなるよね。なった。こうだよね。そうだった。の繰り返しで至極退屈。
そして、大間抜けな悪党集団にツッコミどころ満載。笑いながら鑑賞しました。
これは作らなくてよかった。
親子!?愛…
見えてるんじゃないか…という恐るべき戦闘能力は一作目から健在。基本的にはこの男に関わってはいけないのだ。父親と思っていた男が実は誘拐犯で、実の父親から救出されたのではないかと思いきや、瀕死の母親の臓器移植目的に拐われるという二重の苦しみを味わったフェニックス。しかし、実の毒親より怪物であれ育ての親を救ったフェニックス、養護施設で暮らした方が幸せなだ。敵の殺し方は血がドバドバ半端ない。ラスト、指は動いていないように見えたが続編まだあるのだろうか。
【観ているこちらの感情移入先が二転三転させられる物語も含めてハラハラドキドキできるアトラクション映画】
・2021年公開のアメリカのホラー・スリラー映画。
・1作目で生き残った盲目の老人。あれから8年。彼には新たな娘(少女)がいる。誰の子かは謎。2人で静かに暮らしているものの、少女は友達を作るために外の世界へ行きたいと願うも、父である盲目の老人がそれを許さず、基本的に2人だけで生活をしていた。一方。外の世界では幼い子供が誘拐される事件が立て続けに起きいた。そして、それと関係あるらしき謎の武装集団が、突如、少女をさらうためか盲目の老人の家に踏み入ってくる。果たして少女は、老人は、どうなるのか。武装集団の狙いは一体何か。 という大枠ストーリー。
[お勧めのポイント]
・観ているこちらの感情移入先が二転三転させられる物語の創りが圧巻
・ハラハラドキドキのアトラクション映画にヒューマンドラマの要素がしっかり入った力強い物語
・哀愁漂う盲目の老人(スティーブン・ラングさん)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・1作目の時から「設定はB級映画っぽいのに実際には一級映画」と感じていましたが、2になってさらに凄みを感じました。物語を端的に表現すると「観ているこちらの気持ちが何度も右往左往させられるすごいヒューマンドラマ×ホラー・スリラー」に仕上がっている感じです。
・1では、物語の視点が盗みを働く3人の若者たちで、盲目の老人が圧倒的な恐怖の存在でした。一方、2では盲目の老人と少女の視点で、謎の武装集団が恐怖の存在。殺人やレイプを犯してきた盲目の老人という存在が、視点を変えるだけで不思議と「悲しい物語」にすら感じてしまいます。
・しかも、物語の流れや伏線の張り方によって、感情移入先が二転三転させられます。普通なら「主人公」に感情移入させて、それを軸にハラハラドキドキさせたり、喜んだり悲しんだりさせたりしますよね。が!こちら映画では、観客の感情移入先を全く落ち着かせてくれません。笑 ここが凄い。演出で驚かすだけがアトラクション要素でなく、感情移入先を定めさせないこともまた、アトラクション要素になっているのです。
・序盤で出てくる「少年少女がさらわれている事件」のニュースが、一見フェイクのように感じましたが、これが最後にこう絡んでくるのかぁ…という伏線も凄かったです。
[演出]
・武装集団が侵入してきたとき、見つからないように逃げる少女の動きと魅せ方。一連の恐怖を感じさせられつつも、「静」を感じる非常にスムースな役の動きとカメラワーク。そして、沈黙が破られた(見つかった時)の「動」。この静と動の緩急が圧巻でした。
・中盤でキーマンが登場するシーン(影を使って顔を見せない焦らし)の魅せ方も好きです。
[映像]
・1と似たような空中から俯瞰で街並みを映し出す冒頭シーンにワクワク。脚本は1の監督であるフェデ・アルバレスさんと2の監督であるロド・サヤゲスさんの共同執筆のようですが、この映像は1とのつながりか、1へのオマージュか。いずれにせよ、この冒頭シーンが「これから映画を観るぞ!」というワクワクを誘ってくれました。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・盲目の老人役のスティーヴン・ラングさん、今回は哀愁があり過ぎて逆にカッコよい。猫背チックなたたずまいで、暗闇からふっと現れるときの姿とカメラアングル。もはやこの役の恐怖のトレードマークと言っても過言ではないですね。
[全体]
・1作目では単に「アトラクション映画としてのクオリティの高さ」を感じましたが、2作目はドラマチックな面も相まってさらに面白くなっていたと思います。ただ、個人的には1作目を見ずに2だけ見ると「???中途半端じゃない?」と思われてしまう気もしています。1作目の積み上げがあってこその作品。ただ、続けてみればかなり満足できる面白い作品かと思います。
・1作目でも「神」について言及していた老人。2ではその言葉の重みがぐっとまして、心に刺さりました。
「気を抜くな。油断すると神は奪う。」
・結局、始まりは恐怖の存在でしかなかった盲目の老人も、実は一人の普通の人間で、報われない人生を生きてきた。そんなことを、ハラハラドキドキの感情と併せて感じさせてくれます。
・ラストシーンについて、私は結構救われました。アトラクション要素というより、しっかりドラマ要素のあるラストかと思います。
・もう、物語のつくり方がうますぎて、やろうと思えばいくらでも続編が創れるんじゃないかと思います。もちろん、結構大変な思いをされてプロットから創り上げられたのかと思いますが💦
・そして最後に、愛をこめて、、、
「やっぱりドント・ブリーズ(息をするな)のタイトルがしっくりきません!」
・ありがとうございました。
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