異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
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破天荒な刑事と音楽隊。
実際の犯罪者はお年寄りを殴らないんじゃないかなぁ…と思いつつのオープニング。
破天荒な刑事という典型的なパターンと、音楽隊というこれまた典型的なパターンの組み合わせだが、ちょっとストーリーに"ため"がない。
嫌々ながら音楽隊に異動されられた成瀬が少しずつ音楽隊に意義を見いだしていくのだが、何かきっかけが欲しかった。
練習に打ち込む姿の描写も少ない。
娘と和解するのも、ちょっと簡単すぎる。現実はそうたやすくいかないだろう。
本部長の音楽隊潰しと県知事の絡みも中途半端。実際には、本部長にそんな権限はないだろう。
キャストはそれなりに揃えているので、力は入っていたのかもしれませんが、ちょっと企画倒れな感は否めません。
プリテンダーズに出ていた見上愛さん活躍してほしいですね。
ぜひ、劇場でお確かめください!
#146
あべちゃんの映画
面白い
なにこれ、メチャいい作品じゃん
才能あり です
感動の名作だと思いました。
タイトルから、「現場叩き上げの鬼刑事が、警察署の音楽隊に左遷された様子を、コミカルに描いた物語だろうな。」と、当初は思っていたのですが、警察署組織の人間模様、主人公の鬼刑事の心の葛藤、高齢者を襲う凶悪な社会犯罪を描いた、とても深い内容でした。
主演の阿部寛さんが、「試写で初めて自然と涙が出ました」と語ったのも納得です。
ぜひ、この感動の名作を、大スクリーンで、多勢の方にご覧頂きたいと思います。
予定調和?
ラフィンノーズ
面白いけど納得感はない
主人公のキャラを起てる描写と主人公の追い込みが長いんだよね。今どき珍しいなと思ったの。
そして、ここまで追い込んだら、どうやって逆転するんだっていう。
しかし主人公あっさり変わるんだよね。高杉真宙に『パワハラで告発されたんだろ』って言われて『その通りだ。さっきの言い方は悪かったスマン』と謝るの。
そこまでにあったことと言うと、清野菜名が家に来てご飯作って、太鼓とトランペットでセッションしたことぐらいなの。
「それでなんで変わるの?」というのが、なんか良く分からない。感情の話だから論理だってなくてもいいんだけど、「それで変わる?」っていうのが残るな。
でも話としては面白いね。
主人公が変わったことによって、音楽隊のメンバーも変わり、大活躍できるようになる。
音楽隊をバカにしてる捜査一課を助け、その様子がバズって音楽隊を潰そうとしていた県警本部長と知事も心変わりで。
追い込まれて、追い込まれて、逆転っていう基本のところが面白いから、面白いね。
面白ければ、逆転のキッカケはどうでもいいのかなとも思ったよ。
良い映画だった
阿部さんには演じる役柄にいつも引き込まれて、魅力的な俳優さんですね。荒っぽい現場から音楽隊に異動、だんだんドラムが上手くなって、かっこよかった。
仕事人間、現場がすべてで元、部下に過去の行いを潔く謝るって、プライドもあるし、なかなかできないよなーって思った。若手の磯村さんも好きな俳優さん、東リベも良いけど、この先いろいろな役柄で目が離せない俳優さんですね。
最後、告白のシーン、よかったです。
音楽隊のことは知らなかったので観てよかったです。
『ミドルエイジ・クライシス』という言葉があるらしい。
コミカルにほんのり安心して見れる映画
組織で腐るより、自分の居場所を見つけよう
骨太で重厚な人間模様に、劇中何度も目頭が熱くなりました。ケチをつけようと思ってもケチをつける所がなかった感じです。
主人公の成瀬(阿部 寛)が捜査一課から警察音楽隊に左遷させられた物語です。
コンプライアンスや認知症の母親が登場する等、現代の状況や問題に深く切り込んでいるなと感じました。
阿部 寛さんや清野 菜名さんの熱演も良かったですし、娘役の見上 愛さんの演技も光るものがありました。
アポ強盗は、現実にありそうで怖いですね。
最後の方に意外な告白あり、また目頭が熱くなりました。
てっきり音楽隊のコメディだと思ってスルーするところでしたが、スルーしなくて良かったと思いました。
重厚な人間ドラマに胸が熱くなる秀作だと思います。
成瀬さんの変化もみどころ
とても爽快感があるというか、すごく気分が明るくなる映画だった。
笑って、泣いて、楽しくて。
30年刑事一筋で生きてきた成瀬さんが異動辞令を出され音楽隊に所属するが、最初は納得が出来ず、担当した事件が気になり、いてもたってもいられずもがいていたが、春子さんや他のメンバーと交流を持つようになり、人とふれ合う時間が増えるようになってから、何とも気持ちのよい人に変化していく。
すごく印象的なのは中盤あたりだろうか、部下である坂本さんに頭を下げるシーンは涙が出る。
1人1人が楽器未経験の俳優達が演奏さられるシーンも、とても感動的だし、とても観ていて楽しく明るい気持ちになれるんだか、その裏にある事件や成瀬自身の物語もかなりの見どころ。
坂本さんを演じられていた磯村勇斗さんがとにかくいい演技をされてる。
俳優磯村勇斗さんはもともと好きなんだが、彼が演じた役の中で、この役はかなり好みだ。
もちろんもっとシーンが多い映画もあるんだけど、キーパーソンとなっている事は、映画を最後まで観ないと分からないし、出し方も素晴らしかったです。
映画館が観たものは、基本テレビ放映しても観ないタイプだが、これは「観たい!」そう思える映画だった。
色々なところに音楽隊があるんだ!
シリアス、コメディ、どっちか戸惑う
阿部寛の存在感でもった映画。
観る前は、舞台が警察の『スイング・ガールズ』的なおっさんのロッキーかな?
きっと、人情に触れてパワハラ刑事が改心すんだろうな。
などと予想して行ったんですけどね。
完全に一致こそしませんでしたが、大きく外さず。
悪くはないのですが、予測可能でありきたりな仕上がりともいえたのでした。
そして、人の生き死にまで関わる重大かつ厳しい事件を描きながら、コメディタッチも入っているので、「シリアス、コメディ、どっちなの?」と戸惑う部分が、手放しで楽しめなかったところ。
被害者の婆さんが、演奏で起きて踊ればコメディだとわかるんですけどね。
それはそれとして、作中、なぜか某特撮映画が流れたのにびっくりしました。
良い意味で期待を裏切られた
予告のコメディ調を裏切るヒューマンドラマ
題材は良さそうで期待したが……
正直、各要素中途半端な感じ😢
音楽要素がもっと占めてると思ってたから個人的には残念でした
しかも音楽要素も中途半端だった(最後はもう一曲かつエンドロールでも音楽隊の映像かつ演奏を見たかった😢)
ドラマ面の主人公の家族の描写はまだ良かったが、警察・事件の面は結果的に説明不足だし補足が欲しかった😢
あと人物の心理的描写が物足りず、急な感じが否めない😢(そこそうなるかぁ🤔みたいな)
要所要所での余韻ももっと欲しかったかなぁ
細かい伏線の回収は個人的に良かったかな
全体的に中途半端な感じが強すぎるが内容は好みだったから、残念というか惜しい😂かな
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