異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
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破天荒な刑事と音楽隊。
実際の犯罪者はお年寄りを殴らないんじゃないかなぁ…と思いつつのオープニング。
破天荒な刑事という典型的なパターンと、音楽隊というこれまた典型的なパターンの組み合わせだが、ちょっとストーリーに"ため"がない。
嫌々ながら音楽隊に異動されられた成瀬が少しずつ音楽隊に意義を見いだしていくのだが、何かきっかけが欲しかった。
練習に打ち込む姿の描写も少ない。
娘と和解するのも、ちょっと簡単すぎる。現実はそうたやすくいかないだろう。
本部長の音楽隊潰しと県知事の絡みも中途半端。実際には、本部長にそんな権限はないだろう。
キャストはそれなりに揃えているので、力は入っていたのかもしれませんが、ちょっと企画倒れな感は否めません。
プリテンダーズに出ていた見上愛さん活躍してほしいですね。
ぜひ、劇場でお確かめください!
#146
あべちゃんの映画
予告はコメディタッチでしたが、演出は意外とシリアス。パワハラやリストラ、親子愛とか、良い映画でした。
親子セッションのシーンはちょっとうるっと来た。
ただ、犯人が誰だろうと、サスペンスのように見ていると、終わり方はちょっと残念。
そういう話じゃないのね。
阿部寛のコミカルとシリアスと色々な顔が見られます。
とにかく、阿部寛の表情が変わっていくのは良い映画。
面白い
2時間にいろいろ詰めてまとめました感はするし、そうなるかなって読める展開ですが、とてもよかったです。阿部さんが演じる事によって3流が1流に化ける感じ。所々思わず笑いが出る、涙も出る、イライラ、ハラハラ。ちょっと観て良かったと思う映画でした。
なにこれ、メチャいい作品じゃん
阿部寛演じる、荒ぶれる捜査一課の刑事が強引な捜査とパワハラで音楽隊に異動となれば、どんなコメディかと期待して早速観に行ってきた。
コメディ要素も少なからずあったが、いやいや、とても感動した。
刑事一筋30年、命懸けで挑むその仕事には自信も誇りもあっただろう。無骨な男がやりたくもない音楽隊でドラムをたたけと言われても、やる気が出るわけないよな、と共感したら泣けてきた。
音楽隊で演奏することと犯人を捕まえる仕事とどっちが大切か?
答えは…どっちも大切であることをこの作品は教えてくれた。
才能あり です
これからもドラムの練習を続けたいと言っていた阿部寛さん。見事な演奏でした♪
田舎の警察音楽隊のお話ですがチームワークを結成していく過程で相互協力体制の大切さに気づいていく展開が良かったと思います。
それにしてもアポ電詐欺は酷い犯罪です。高齢者を守る対策が今後も急務である事を再認識しました。
警察関係者の皆さんの健闘を祈ります。
78
感動の名作だと思いました。
タイトルから、「現場叩き上げの鬼刑事が、警察署の音楽隊に左遷された様子を、コミカルに描いた物語だろうな。」と、当初は思っていたのですが、警察署組織の人間模様、主人公の鬼刑事の心の葛藤、高齢者を襲う凶悪な社会犯罪を描いた、とても深い内容でした。
主演の阿部寛さんが、「試写で初めて自然と涙が出ました」と語ったのも納得です。
ぜひ、この感動の名作を、大スクリーンで、多勢の方にご覧頂きたいと思います。
予定調和?
ストーリー的には、読めるというか…、こんな感じのハッピーエンドなのねって感じで、映画的にはよくある話かな?
面白くないことはなかったけど、すごく面白かった訳でもない?
そこまで他人にお勧めすることもないのかな…
ラフィンノーズ
予告の段階ではよくあるコメディ映画かと思いあまり食指が動かなかったが、意外とヘビーな内容で現実味があった
話自体はステレオタイプで、クライマックスは多少現実味がなかったが、絵面が昭和っぽく、脇を固める酒向芳や渋川清彦、清野菜名や磯村勇斗の存在がよかった(阿部寛の娘役の女優さんの眉毛もgood⤴)
倍賞美津子がすっかりおばあちゃん役にはまっており時の流れを感じたが、猪木も元気がなくなり、ショーケンも死んでしまった現在、時の流れに身をまかせ〜♪の心境
面白いけど納得感はない
主人公のキャラを起てる描写と主人公の追い込みが長いんだよね。今どき珍しいなと思ったの。
そして、ここまで追い込んだら、どうやって逆転するんだっていう。
しかし主人公あっさり変わるんだよね。高杉真宙に『パワハラで告発されたんだろ』って言われて『その通りだ。さっきの言い方は悪かったスマン』と謝るの。
そこまでにあったことと言うと、清野菜名が家に来てご飯作って、太鼓とトランペットでセッションしたことぐらいなの。
「それでなんで変わるの?」というのが、なんか良く分からない。感情の話だから論理だってなくてもいいんだけど、「それで変わる?」っていうのが残るな。
でも話としては面白いね。
主人公が変わったことによって、音楽隊のメンバーも変わり、大活躍できるようになる。
音楽隊をバカにしてる捜査一課を助け、その様子がバズって音楽隊を潰そうとしていた県警本部長と知事も心変わりで。
追い込まれて、追い込まれて、逆転っていう基本のところが面白いから、面白いね。
面白ければ、逆転のキッカケはどうでもいいのかなとも思ったよ。
良い映画だった
阿部さんには演じる役柄にいつも引き込まれて、魅力的な俳優さんですね。荒っぽい現場から音楽隊に異動、だんだんドラムが上手くなって、かっこよかった。
仕事人間、現場がすべてで元、部下に過去の行いを潔く謝るって、プライドもあるし、なかなかできないよなーって思った。若手の磯村さんも好きな俳優さん、東リベも良いけど、この先いろいろな役柄で目が離せない俳優さんですね。
最後、告白のシーン、よかったです。
音楽隊のことは知らなかったので観てよかったです。
『ミドルエイジ・クライシス』という言葉があるらしい。
『ミドルエイジ・クライシス』という言葉があるらしい。守り続けてきた価値観やプライドが時代という渦とともに決壊し、途方に暮れ、立ち上がり、歩き出すことができない、やがて鬱に心は蝕まれる。
名優、阿部寛さんがそこから立ち上がり新しい自分をやり直し前に進んでいく姿を好演。
警察音楽隊、必要?税金の無駄遣い?と正直自分も感じてた。でも観た後、『職業とは社会に提供する機能である』職業に無駄などは一つもない、そう豊かな心の成長を与えてくれる映画でした。
コミカルにほんのり安心して見れる映画
コミカルで時に笑ってしまう事があり、家族で楽しめる優しい映画です。恐かった鬼軍曹の表情が次第に柔らかくなってくるところはとても良く描かれていたと思います。
特にハラハラする事や泣くような事はなかったですが見やすくてほんのりと安心できます。何年後かテレビでやって欲しいですね。家族揃ってまた見たいと思います。決して評価を下げている訳ではありません、こういう心やすらぐ映画もなくてはいけません。警察の音楽隊と一緒です!
組織で腐るより、自分の居場所を見つけよう
骨太で重厚な人間模様に、劇中何度も目頭が熱くなりました。ケチをつけようと思ってもケチをつける所がなかった感じです。
主人公の成瀬(阿部 寛)が捜査一課から警察音楽隊に左遷させられた物語です。
コンプライアンスや認知症の母親が登場する等、現代の状況や問題に深く切り込んでいるなと感じました。
阿部 寛さんや清野 菜名さんの熱演も良かったですし、娘役の見上 愛さんの演技も光るものがありました。
アポ強盗は、現実にありそうで怖いですね。
最後の方に意外な告白あり、また目頭が熱くなりました。
てっきり音楽隊のコメディだと思ってスルーするところでしたが、スルーしなくて良かったと思いました。
重厚な人間ドラマに胸が熱くなる秀作だと思います。
成瀬さんの変化もみどころ
とても爽快感があるというか、すごく気分が明るくなる映画だった。
笑って、泣いて、楽しくて。
30年刑事一筋で生きてきた成瀬さんが異動辞令を出され音楽隊に所属するが、最初は納得が出来ず、担当した事件が気になり、いてもたってもいられずもがいていたが、春子さんや他のメンバーと交流を持つようになり、人とふれ合う時間が増えるようになってから、何とも気持ちのよい人に変化していく。
すごく印象的なのは中盤あたりだろうか、部下である坂本さんに頭を下げるシーンは涙が出る。
1人1人が楽器未経験の俳優達が演奏さられるシーンも、とても感動的だし、とても観ていて楽しく明るい気持ちになれるんだか、その裏にある事件や成瀬自身の物語もかなりの見どころ。
坂本さんを演じられていた磯村勇斗さんがとにかくいい演技をされてる。
俳優磯村勇斗さんはもともと好きなんだが、彼が演じた役の中で、この役はかなり好みだ。
もちろんもっとシーンが多い映画もあるんだけど、キーパーソンとなっている事は、映画を最後まで観ないと分からないし、出し方も素晴らしかったです。
映画館が観たものは、基本テレビ放映しても観ないタイプだが、これは「観たい!」そう思える映画だった。
色々なところに音楽隊があるんだ!
警察の音楽隊がこれで有名になってしまいました
自衛隊や消防署にもあるとか
優秀な奏者が行くのか落ちこぼれ的な人が行くのか・・・・
でも仕事だから頑張っているのでしょう
微笑ましく描かれて安心して観れる映画であったことは確か
あえて捜査一課を不甲斐なく描いたのは良かった
シリアス、コメディ、どっちか戸惑う
阿部寛の存在感でもった映画。
観る前は、舞台が警察の『スイング・ガールズ』的なおっさんのロッキーかな?
きっと、人情に触れてパワハラ刑事が改心すんだろうな。
などと予想して行ったんですけどね。
完全に一致こそしませんでしたが、大きく外さず。
悪くはないのですが、予測可能でありきたりな仕上がりともいえたのでした。
そして、人の生き死にまで関わる重大かつ厳しい事件を描きながら、コメディタッチも入っているので、「シリアス、コメディ、どっちなの?」と戸惑う部分が、手放しで楽しめなかったところ。
被害者の婆さんが、演奏で起きて踊ればコメディだとわかるんですけどね。
それはそれとして、作中、なぜか某特撮映画が流れたのにびっくりしました。
良い意味で期待を裏切られた
予告編を見て、コメディだと思いました。阿部さんのコメディ、真面目にやればやるほどツボにハマるかな?と思って観ましたら、ヒューマンドラマ!
しかもリズミカルで笑いあり、ドキドキあり、ちょっと涙。
サラリーマンで天職であろう仕事に対する情熱は、生真面目さからきているから、途中で投げ出さないからドラマがあるって感じです。
最後、とても素敵な合奏になりました。
自分の役柄を演じながら、音を奏でて合わせるのはとても大変だと思います。
予告のコメディ調を裏切るヒューマンドラマ
阿部寛が仏頂面で音楽をやる…その佇まいが既に面白い。そんな印象の予告編でしたが、本編はなかなかのヒューマンドラマに満ちていて、とても見応えがありました。
俳優たちが吹き替え無しで本気で演奏する姿にも胸を打たれます。
個人的には呆けた母親を演じた倍賞美津子さんのリアルさに関心しました。
色んな人間模様、隊員それぞれが抱える背景、アポ電強盗の不穏な影、散りばめられたピースが、カチッとハマる興奮。気持ち良く観られる楽しい映画でした。
題材は良さそうで期待したが……
正直、各要素中途半端な感じ😢
音楽要素がもっと占めてると思ってたから個人的には残念でした
しかも音楽要素も中途半端だった(最後はもう一曲かつエンドロールでも音楽隊の映像かつ演奏を見たかった😢)
ドラマ面の主人公の家族の描写はまだ良かったが、警察・事件の面は結果的に説明不足だし補足が欲しかった😢
あと人物の心理的描写が物足りず、急な感じが否めない😢(そこそうなるかぁ🤔みたいな)
要所要所での余韻ももっと欲しかったかなぁ
細かい伏線の回収は個人的に良かったかな
全体的に中途半端な感じが強すぎるが内容は好みだったから、残念というか惜しい😂かな
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