異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
全229件中、61~80件目を表示
おいらはドラマー
年寄を狙った連続アポ電強盗と時流にのった犯罪、事件を背景に昔気質の熱血パワハラ刑事が音楽隊への左遷にもめげず事件解決という、誰にでも分かるシンプルストーリー。
見どころはパワハラ親父から子供のように夢中でドラムを叩く阿部さんの健気な変身ぶりでしょう。
内田監督からの吹き替えなしのお達し、ドラム経験のない阿部さん、3か月の猛特訓を重ねたそうです。
痴呆症の母親、離婚した別居の娘との絆、かっての部下や音楽隊の仲間など山田洋二監督ばりの人情喜劇としても良くできています。
凝り固まった人の成長は素敵、音楽に魅せられる
2022年劇場鑑賞60本目 優秀作 71点
あんまり期待してなかったけど、凄く良かった作品
堅物な阿部寛がひょんなことから音楽をやり始め、清野奈々や警察音楽隊の仲間と出会い、少しずつ変わっていく様が元々の性格からのギャップもあって感動した
当方この様だ部署があることは知らなくて、当の本人達も税金の使い道として正しいものなのか疑問に思いながらバラバラな中、必要としてくれている人を目の当たりにしたり、一連の事件に絡んできたりしてどんどん推進していくのが、物語としてよく出来ていた
キーキャラに清野奈々最近多いし、磯村勇斗は言わずもがな何やらせても及第点出すし、高杉真宙の色の無い感じが絶妙だし、阿部寛は適任だし、光石研や倍賞美津子も合っていてキャストがいいチョイスでした
是非
どんな仕事も大事で尊い!
Paraviで鑑賞(レンタル)
ノベライズは未読です。
気になっていたので観ました。タイトルの感じからコメディかと想像していましたが、まさかヒューマン・ドラマとは。
主人公が急に改心したように感じてもやっとしたものの、ストーリー的にはかなり王道の部類で、どんな仕事も大事で尊いものなのだと云うメッセージが心に沁みました。
[余談]
公開時点はそこまででは無かったでしょうが、実際に連続強盗事件が起きている今観ると、内容が生々し過ぎました。
現実の事件と重ねてしまい、音楽隊ファンのおばあさんが殺害された出来事は本当に怒りが湧いたし、悲しくなった。
※修正(2023/08/27)
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という...
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という王道パターン。
犯人との格闘シーンなど、こんな事あるかい?と突っ込みましたが、まぁまぁ娯楽映画としては楽しめる。
ただし、警察を始め、自衛隊や消防署等の音楽隊というのはあるわけで、それを左遷先として描いたものであるため、自分や家族が音楽隊である人からしたら嫌な気分になる。
そういう人のことことを考えて、もっと配慮が欲しかった。映画は4点だけどマイナス1.5で2.5点。
奏でる音楽からスピリチュアル
言霊が感じられました。
こんなはずではないと思っていたのに
人生とは不思議で予測不能な出来事があるものだと思いました。
阿部寛の存在感ある人間ドラマでした。
パワハラだと投書した部下の男性も好演していました。何も言わなくても表情や仕草が
全てを語っていました。
配信にて観ました。
音楽隊は地域住民との架け橋
とても良かったです。
音楽のチカラは殺伐した成瀬の心ををよみがえらせた。
ワーグナーの「ワルキューレ」を聴くと、異様に興奮しますし、
「威風堂々」「第九」を聴くと、なんとも説明できない幸福感に
満たされます。
ワーグナーはヒトラーが軍人を鼓舞するために重用したことで
知られてきますが、
音楽には心を動かすチカラがあります。
成瀬警部補(阿部寛)は、それまでのコンプライアンスに反する行動から
音楽隊へ異動を命じられ不平不満いっぱいでしたけれど、
昔、幼い頃に打ち込んだ和太鼓。
それは夏祭り、若い母親の笑顔、綿菓子の甘さ、などなど
思い出深いものだったと想像します。
楽器がドラムに変わって、持ち前の負けず嫌いもあり、
ドラムに打ち込む成瀬。
春子(清野菜名)のトランペット
北村(高杉真宙)のサックス
国沢のチューバなどのメンバーとのセッションに次第に
喜びを感じて行く。
心も穏やかになり、
犯罪者と向き合う刑事の顔が、普通のサラリーマン的に
視線さえ穏やかになります。
この変化を阿部寛は自然に演じていてさすがです。
後半で、時間不足からちょっと強引な展開もがありましたが、
それを補ってあまりある人間ドラマ。
人の心を思いやれなかった無骨な男の、再生の物語でした。
ストーリー
成瀬警部補(阿部寛)は刑事畑一筋で、殺人・強盗・窃盗など、
自分の正義感が強いあまり、犯人逮捕以外は見えていない。
家庭生活より事件解決に心を砕いてきた。
そのため妻は去り、娘の心を傷つけることも多かった。
母親は認知症の症状を見せて、ストレスの多い日常です。
ファーストシーンの本部長(光石研)への尊大な態度は、傍若無人で、
面目をつぶされた本部長の頭に血が昇り、それ以後、
成瀬を目の敵にするのもある意味で当たり前。
阿部寛の怒鳴り声はビビリの自分が震え上がるほどで、
ペアを組む磯村勇斗にとってパワハラ上司そのもの。
そして遂に栄転の名目で、送られ、田舎町の音楽隊の練習場へ
向かいます。
成瀬の心には現場を外された怒りと虚しさが・・・
音楽隊で成瀬はどう気持ちと折り合いをつけて行くか、
そういうストーリーです。
冒頭の「アポ電強盗」シーンから夢中で観ました。
『ミッドナイト・スワン』とは180度転換の刑事物+人間ドラマ。
内田英治監督の原案のオリジナル脚本。
アポ電強盗の逮捕!
警察音楽隊の存続危機!
娘との和解!
ラストは音楽隊の定期演奏会で締めくくる。
(流行りのマーチングバンドも取り入れて、)
最高に楽しい仕上がりでした。
新たなパッションとセッションを奏でて
『ミッドナイトスワン』で鮮烈な衝撃と感動を魅せてくれた内田英治監督。
その次回作なので気になりつつも、タイミングが合わなかったりで劇場鑑賞スルー。
昨夏同時期公開の『アキラとあきら』共々、劇場で観れば良かったと後悔。
あのセッションなんて臨場感たっぷりだったんだろうなぁ…。
開幕シーンからは白石和彌監督や片山慎三監督のようなハード・サスペンスにも出来た筈。以前『グレイトフルデッド』というバイオレンス作を撮った事あり。
ところが内田監督は、意外なジャンルへ“異動”に…!
現場一筋30年の刑事・成瀬。
数々の難事件を解決してきた名刑事だが、“軍曹”と呼ばれるほど性格に難あり。
上司の前でも無礼な態度。楯突いたり、命令無視もしょっちゅう。
大声を上げたり、時には手が出たり、コンプライアンスなんて知らねぇ。時代錯誤のパワハラ言動。
すぐカッとなったり、違法捜査は専売特許。
犯罪は許さない熱血鬼刑事故なんだけど、そのせいで…。
巷で頻発する老人を狙ったアポ電強盗。
主犯に目星を付け、一味のチンピラ宅に令状ナシで乗り込み、相手を威圧。
警察に抗議の連絡があり、その問題行動、パワハラを訴える投書、上司の私怨もあって、成瀬に異動辞令。
異動先は…
お、音楽隊…?
警察のイベントなんかで楽団を組んで演奏するアレ。
そういうのがあるのは知ってはいたが、改めて警察にもこんな部署があるんだなぁ…と思う。
勿論成瀬は面白くない。
何で俺が?
現場一筋。長年警察に身を捧げてきたというのに…。
しかもその音楽隊はやる気も覇気も無く…。
そんな音楽隊で成瀬は…。
…と、まあ、その後の展開は概ね予想通り。
あの『ミッドナイトスワン』の後、意外な王道路線とは。
意外もう一つ。タイトルやあらすじから、阿部寛が仏頂面で音楽をやるコメディと思って見たら、それを期待した人には期待外れかもしれないが、自分的にはいい意味で期待を裏切ってきた。
ユーモア交えつつ、意外や感動的なヒューマン・ドラマ。
不遜な性格だった男が自分自身を見つめ直し、再出発。
当初は音楽隊の面々とも衝突してばかり。嘲笑したり、刑事だった俺の方が格上でこんな所で音楽にうつつを抜かしてるお前らは格下。あからさまに嫌々態度。…
どうせ短い間だけ。俺はすぐ現場に戻る。
音楽なんて下らない。暇人がやる事。
音楽なんてやる為に警察官になったんじゃねぇ。現場に出て、犯罪を防ぎ、悪党を捕まえる立派な仕事が俺にはある。
自分の境遇が全く分かっていない。
ニュースで新たなアポ電強盗を見て、居ても立ってもいられず、捜査本部へ。
完全なるアウェイ。お前はもう刑事じゃない。誰もお前なんかを必要としていない。
このやり場のない悔しさ、屈辱感…。
ようやくそれに気付いた時、さすがの鬼刑事も堪える。嗚咽。鬼の目にも涙…。
そんな時拠り所になったのが、音楽隊。
少しずつ少しずつ、音楽にのめり込んでいく。
やる気の無かった練習も。普段の事務職中でもリズムを取ったり。
初の演奏披露。大失敗。知事の怒りを買うも、警察の音楽隊のファンの初老の女性からエールを送られる。音楽隊を必要としてくれる人も。
隊の面々もぎくしゃく。演奏会の失敗をなすり付けあったり。お前らが悪い、自分らの部署を棚に上げたり。
このままでは音楽隊はお先真っ暗。
ある練習も散々。お開きしようとした時、成瀬がもうちょっと練習しようと言い出す。一番嫌々だった成瀬が…!
自分たちの部署の仕事があると言い合いになり、成瀬が一喝。
それでまた修羅場になりかけた時、成瀬が自分の態度に否があったと頭を下げる。あの成瀬が…!
そんな成瀬の真摯な態度が、自分自身だけではなく隊の面々の心も動かす。
成瀬の言動は確かに問題あり。が、彼の存在が刺激になったのも事実。
異端児でも、やはり一人くらいそういう人物が居ないと。
そうこうしていく内に、隊の面々とも交流を育んでいく。
シングルマザーの春子。交通課所属。トランペット担当。彼女とはちょくちょく言い合う。が、最も腹を割って向かい合う。鬼刑事の成瀬にも臆する事なく。
成瀬はドラム担当。陽気な性格のドラムの先輩・広岡。交通機動隊所属。
共に自動車警ら所属。チューバ担当の国沢は熱く、サックス担当の北村は斜めの性格。
穏やかな性格の隊長。
一人一人個性があって、悩みや問題も抱えていて。
次第にチームとなっていく。
家族ドラマとしても。妻とは別れ、認知症の母と二人暮らし。時々高校生の娘が様子を見に来る。
刑事時、自分を困らす母に怒鳴り散らし、娘との約束も忘れる。
娘からは絶縁迫られる。家族との関係も崖っぷち…。
音楽をやるようになって、娘との関係を取り戻す。娘は友人とバンドを組んでいる。娘らと練習も。
娘とこれほどの向き合い、刑事やってた時からは考えられない。
音楽は見下してた自分は愚かだった。
音楽は必要だ。
所変われば“人”変わる。それを地で行く。
最も音楽を見下していたのは、成瀬ではなく上司たち。
異動が言い渡された時、直属の上司は嘲笑。
本部長は異動を言い渡した張本人にも関わらず、音楽隊の廃止を考えている。音楽なんて無意味、不必要。
音楽隊も立派な警察部署の一つだが、偉そうなこいつらにとっては厄介者払いの左遷墓場。共々葬ってやる。
そしたら最後、ある事があって手のひら返し。警察組織へ風刺をチクッと。
アポ電強盗事件も疎かにせず。
ある時遂に、殺人発生。しかも、その被害者は…。(予想は付いたけど)
絶対に許さない。隊の皆も同じ。
どうして罪の無い老人ばかり狙われるんだ!?
成瀬の怒り悲しみ訴えが、後輩刑事の坂本を動かす。
成瀬が目を付けていたチンピラをマーク。とうとう自供し、主犯に辿り着く。
さすがは名刑事。成瀬の読みと勘は当たっていた。
坂本の判断で、音楽隊と協力。
憎き主犯を逮捕する事出来るのか…?
密かに伏線回収も。
刑事志望だった北村。かつて犯人を取り逃がした事あり。そんな彼がラストで意地を見せる。
成瀬が異動する事になった要因の一つ、投書。したのは誰…?
娘と言い合いになった時、娘の大事な楽器を粗末に扱い、ブチギレられる。ラスト、主犯と格闘中、ドラムが傷付けられそうになる。序盤から一転、「俺のドラムを!」の台詞にはウケた。
YouTubeで愛知県警の音楽隊のフラッシュモブを見て着想。
それに主人公の再起、仲間との絆、家族との関係、警察風刺や捜査サスペンス、何より音楽の喜びを織り混ぜた内田監督のオリジナル脚本が魅力。
多少ご都合主義でベタかもしれないけど、エンタメとしてストレートに響く。
実力派や売れっ子たちが奏でるアンサンブル。
前半は硬派な鬼刑事、徐々に丸くなり人間味たっぷりに。昔だったら三船敏郎や高倉健が演じそうな役所、今では阿部寛の十八番に。彼ならではのぶっきらぼうとコミカル加減も絶妙。そして勿論、猛特訓したという華麗なドラムさばきも披露。
周りは引く手あまたの売れっ子たち。よく集められたと感心。
『キングダム2』が好評だった清野菜名。本作でも好演。
ひねくれ態度の高杉真宙の成長。
渋川清彦は相変わらずナイスな役回り。
音楽隊廃止の危機に隊長が思いを吐露。下積みが長かった酒向芳だからこそ言えた台詞。
阿部寛や皆の演奏は必見必聴!
磯村勇斗のあるシーンの告白は胸を打つ。それに対する阿部寛の台詞は本作を物語る。
阿部寛の娘役、母役の倍賞美津子、憎々しい光石研らも好サポート。
やはり音楽はいい。
私は音楽に詳しくなくとも、聴くのは好きだ。
歌や映画音楽。クラシック音楽やその演奏。
劇中では聞いた事ある曲が奏でられ、それだけで気分高揚。ラストも演奏で締め括られ、ラストカットも秀逸。
何で俺が…。誰しもこんな思い抱いた事ある筈。
最初はそう思う。でもそれが、思わぬいい方向へ向く事もある。
捨てたもんじゃない。
警察官としてのパッション。
音楽へのパッション。
仲間とのセッション。
家族とのセッション。
自分の新たな人生への、パッションとセッション。
さあ、奏でてーーー。
余談その1
アポ電強盗事件が今世間で問題になってる強盗事件と被って…。劇場鑑賞はスルーしちゃったけど、今この時期に見た事にも意味が…?
余談その2
本日発表の2022年度キネマ旬報ベストテンで、本作は一点も一票も入っておらず。つまり、批評家たちには全く見向きもされず。こういう作品を良かったと思う自分は単純な作品好みの見る目ナシのただのバカなのか、それとも批評家たちが頭堅すぎなのか。
すんなりいきすぎでは?
昭和にいたような熱血頑固な警察官が警察音楽隊に異動になる話。
最初は詐欺事件と音楽隊の両輪で話が展開するのかと思ったが、徐々に詐欺事件の方はおざなりに…
音楽隊に入ってからの心境の変化がイマイチ分かりにくく、序盤相当怒りっぽかったのに、あっという間に丸くなった印象。そこが上手く伝わればもっと評価されたと思う。事件についてももっと丁寧に扱ってほしかった。
音楽シーンは演者が相当練習したそうで、素人目でも凄さが伝わった。
王道展開で安心して観られる反面、展開の物足りなさも感じる。もう一声ほしかった作品。
また新たな阿部さんを
みることができて本当に楽しませてもらいました。素晴らしい作品でした。パワハラが問題になってるがそれを払拭して新たな現場で自分と向き合い最後はあるべき姿を貫くそんな内容がとっても暖かくて胸打ちました
結論ありきで楽しむ
刑事一筋の阿部寛が、ダメダメな警察音楽隊に異動になった時点できっとこの後こうなるんだろうが読めてしまい、残りはその消化試合的な印象。なんかこの展開はテレビドラマでも映画でも見たことあるよねと思いながら、最後はハートウォーミングで終われるので、なんとなく安心かなと。ただ、安易にコンプラとか最近の若い奴らはみたいな態度はどうなんだ的な描かれ方は、制作が上の世代の方々なんだろうなーと思わせる。
(飛行機で鑑賞)
税金ドロボーは本部長の方では?
実際の警察音楽隊はほぼプロミュージシャンと言っていいほどで、音楽大学出身者が多いとのこと。ただ、大都市以外ではこの映画のように警察職と兼務であり、ダブルワーク並みに大変なようだ。
強引な捜査をしたり、昔気質の足で活躍する刑事・成瀬。パワハラの投書がきっかけで音楽隊へ異動辞令が出た・・・タイトルまんま。序盤ではアポ電強盗事件が描かれ、正義感溢れるものの家庭を顧みずに30年過ごしたことから離婚。母親(倍賞美津子)が認知症となり、苦しい生活も窺える。
社会的弱者ばかり狙うアポ電強盗。成瀬のような刑事がいないと捕まんないじゃん・・・などと心配もさせてくれたけど、上の命令には逆らえない公務員の悲しさ。しかし、徐々にドラムの腕を上げていき、娘ともセッションを通じて和解。音楽隊のメンバー達とも仲良くなっていく。さすがにシングルマザーの春子(清野菜名)とのロマンスまでは描かれなかった。それでいい。
これぞまさしく音楽映画の一本!子供の頃に和太鼓をやっていたというだけでドラマーに選ばれ、興味もなかったが、事務仕事中にナンバリングスタンプでリズムを取り、感動の娘とのセッション、そして定期演奏会でのフィナーレ。どことなく『スウィングガールズ』(2004)を彷彿させるシーンやプロットが気になったけど、大好きな映画なのでOK。「イン・ザ・ムード」が始まったときにゃ最後に「シング・シング・シング」まで演奏するんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。いや、吹替えなしの演奏といった点も考えると、むしろ『スウィングガールズ』にオマージュを捧げていたのかも・・・
音楽は、1人では奏でられない
公開からかなり日が経ち中々感想が出せていませんでしたが、やっとのことで出します。移動辞令は、音楽隊。幼い頃に1度イベントの催しで見たことがあった警察音楽隊。警察ではあるけれど楽器を使って地域の安全活動に大きな影響を与えているこの警察音楽隊。この作品は、音が音楽が人の心をどう変えてくれるかを大きく教えてくれました。主題歌は、音楽の迫力が素晴らしい「Official髭男dism」の「Choral A」 の緩やかなテンポ感が最高でした。やはり上手すぎてエンドロールまで楽しませてくれた映画でした。
さぁでは本編です。
30年以上昭和~平成・令和と警察官一筋で働いていたある警察官成瀬司(阿部寛)は、破天荒ながら頑固一徹のこの男は、時代に削ぐわない行為が立て続けに見受けられる始末。成瀬と部下の坂本は、近年でも被害が多く出ている特殊詐欺である高齢者を狙った怪しい事件を再発や被害者を1人でも出さないように最善を尽くして業務をしていたが、如何せん態度が悪く手も出してしまうため(いやそれは、ダメだよ笑)って思いながら観てました。音楽があったこそ観れた作品だなと思いました。阿部寛は、この少し古臭い感じが好きです。そして若い層が演じる清野菜名さんや高杉真宙くん板橋くん見上愛さんなどの演技が凄く上手でしたね。細かい所を気になる方はご遠慮ください映画でしたね。笑まぁ全体的に良かった映画です。評価は3.5付けます。またDVD出たら詳しくレビューするかもです!おやすみなさい
全229件中、61~80件目を表示