劇場公開日 2021年10月2日

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「医系技官」コレクティブ 国家の嘘 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0医系技官

2021年10月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

「人間じゃなくなってしまった」

劇中でそんなセリフが出てきました。

表に出てくる数々の隠蔽や嘘を権力が知らないことは、やはりあり得ないことです。彼らは全て知っていて知っていながら、やっているのです。日本の戦争も原発も水俣もそうでした。

人間とは?

最近公開された「minamata」には、権力に対して非権力が闘う姿が映されていました。ドキュメンタリーである本作にも同じ姿が映されていました。私達が本作の様な作品を鑑賞する意味はここにあるのかと思います。

日本でもコロナによって医系技官という官僚組織の利権が表に出ました。医療だけではなくあらゆるところで権力が暴走しています。私達が見聞きする全てのことは、権力に都合良く塗り替えられて届けられるので、本質を理解することは難しいとは思います。しかし、権力者は権力者の為にだったらなんでもやるんだという仕組みを理解しておけば、物事の本質を少しは見極められる様になるのでは?と感じました。日本もこのまま行くと本作と同じ道を辿りそうです。スクリーンに映しだされた人々は、明日の私なんだろうと思いました。

ミカ
NOBUさんのコメント
2021年10月8日

今晩は
 ドンドン映画とは関係ない話になって行きますが・・。
 立憲民主党と国民民主党の微妙な違いは判りつつ、”現況を考えようよ、2大政党無くして、民主主義は成り立たないんだよ!”と思うNOBUです。
 このままだと、近々の選挙でも(同情票も含め)現政権圧勝でしょう・・。何だかなあ・・。
 一党独裁の国がどうなって行くかは今作を観てもよく分かっているのに・・。
 連合に阿るのは仕方ないけれど、”時期を考えろ!”と思います。連合に恩恵を受けてるNOBUでした・・。では。返信不要です。

NOBU
NOBUさんのコメント
2021年10月7日

今晩は
 私が最も驚いたのは、あれだけの不正、政界の腐った状況が明るみに出たにも拘らず、与党が選挙に圧勝したと言う事実でした。
 私は、現代日本の政治の現況は旧社会党が没落し、2大政党時代が終焉した事が全ての元凶だと思っています。不毛な離合集散を繰り返す野党。私はいまだに立憲民主党と国民民主党の政策の違いが良く分かりません。自由民主党にすり寄る公明党と何が違うのか?
 一党独裁政権で、良い政策が行われるとは到底思えません。
 玉木さんは何に拘っているのか・・。
 大局的に、状況を判断しろよ!と思います。では。返信不要です。

NOBU
NOBUさんのコメント
2021年10月7日

今晩は。
 今日も、日大の医療法人の不正受給が報道されましたが、十年前から思っている(で、一部の法人の酷い実態も知っています。)法人とか、必要ない組織が多すぎないか?という思いを今作でも再確認しました。
 共産圏だけではないと思いますが、利権の旨味に呑み込まれないようにしなければなあ・・、と思います。
 製造業にも、イロイロと甘い言葉を掛けてくる会社は多いんですよ・・。
 ”頑張れ、俺の学生時代に厳しき教授から叩き込まれたリーガルマインド!”と思ってます。
 では、又。

NOBU