劇場公開日 2021年11月19日

「しょーもなさをいかに笑えるか」土竜の唄 FINAL kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0しょーもなさをいかに笑えるか

2021年11月24日
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鑑賞方法:映画館

前作までのエピソードをかいつまんで紹介するシーンがあるので前作を観ていなくても安心。実際、本田翼や古田新太が出ている印象がなかったが、どうやら2作目を観ていなかったらしい。それでもあまり問題はなかった。菜々緒も2作目なのだが、観たような気分だったのでなんの違和感もなく受け入れてしまった。菜々緒の殺し屋感はスゴいな。
シリーズ3作目となる本作はファイナルにふさわしい作りなっていた!とは全く言えず、しょぼいものはあくまでしょぼい作り(冒頭のカモメとか)で、がんばってCG使いましたってところ(海のあの生物)の使い分けが激しかった。そもそも、このCGスゲー!なんて映画ではないから、そこをうるさく言ってもしょうがない。
しょーもない笑いとしょーもない展開を楽しむための映画だ。俳優たちの演技とかも問題にしてはいけない。万人受けはしない映画だろうな。(嫌悪感あふれる表情で)くだらない!って言われるか、(ニヤニヤした表情で)くだらねーなーって笑われるかだ。私は後者だった。

kenshuchu