ホテルレイクのレビュー・感想・評価
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ほのぼのホテルレイク
欽ちゃんの仮装大賞をちょっとだけ思い出した。それまでの演技と異なり、画期的だった川上育子さんの「落ちちゃった」(1995年)。その首が落ちるというアイデアは世界中のマジシャンたちが権利を求めてきたとも言われ、それ以降斬新なアイデアの作品が登場することになった。
序盤に出てきたバス停の少女がまさにそれで、かなりドキリとさせられた。しかし、ストーリーはテンポも悪く、だらだらしたもの。異父姉妹という設定すら煩わしく、単に妹と一緒に暮らしたくない就活女性ユミ。そして亡き母の友人であったホテル経営者ギョンソンとの絡みに終始する内容だ。
途中で登場する霊能力のある少年がもっと活躍してくれれば怖さも倍増したかもしれないけど、結局は霊の物語じゃなく、サイコパスのお話。ユミ(イ・セヨン)が色んな夢見ちゃうからいけなかった。人間の方が怖いというテーマがあるのなら、もうちょっと工夫が欲しいところだ・・・
サイコパス&オカルト
途中から眠気が…要はサイコパス女がいて、自分の娘が手にかけられそうになると幽霊がほんのり助けるという…サイコパスに気づく前はオカルト一辺倒。従業員も十分イカれてましたが。
サイコ、ネタ。
面白かったけど微妙に理屈あわずが気になるかなー。従業員が残ってるのもわからんし、救世主の少年も上手く使われてないし少女も閉じ込められて何してたのか…。面白くなる設定いろいろありそうだけど使いまわされてなくて残念。
コリアンシャイニング
亡き母親の友人が経営するシーズンオフのホテルで巻き起こる不穏な話。 母親を数年前に亡くし離れて暮らしていた父親違いの未就学の妹を引き取ることになった女性が、自分には育てられないと知人に預ける為にやって来たレイクホテル。 知人と従業員が住み込み、2人で回しているが、以前主人公や母親もこのホテルに世話になっていたという設定で、叔母さんじゃなくて母親の友達だし、特に縛りなんかないし、あらすじに書かれているのと全然違います。 冒頭、草むらで襲われる女性から始まり、その後も夢だったり、幻視幻聴だったり、幽霊的な何かをお化け屋敷演出でみせられ、ああそういうやつか…と思っていたら、何だか説明的に背景が示されて、ドロドロドロドロ。 オカルトなのかサイコなのかどっちつかずで、後者なら都合良過ぎて筋が通らないレベル。否、前者でもか。 自分にはイマイチ合わない話の膨らませ方だった。
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