屋根の上に吹く風は

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屋根の上に吹く風は

解説

鳥取県の自然の中で、主体性を育む学校づくりに奮闘する人々を1年間にわたって記録したドキュメンタリー。子育て中の親たちが中心となって2014年に開校した鳥取県智頭町のオルタナティブ教育校・新田サドベリースクール。子どもたちが自分で考えて判断する力を身につけることを目指す同校では、学校のルールづくりや全体の運営などの全てに子どもたちが携わり、サポート役の大人も「先生」ではなく「スタッフ」という位置づけで子どもたちによって選ばれる。ひとりひとりの個性に応じた柔軟な学び場の実現に向けて葛藤する大人たちと、「やりたいこと」だけでなく「やりたくないこと」への自由をも許容する空間で居場所を見いだしていく子どもたちの姿を映し出す。長年にわたってテレビ業界でドキュメンタリー番組を制作してきた浅田さかえが長編映画監督を務めた。

2021年製作/108分/G/日本
配給:グループ現代
劇場公開日:2021年10月2日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
日笠昭彦
西村陽一郎
撮影
浅田さかえ
編集
浅田さかえ
音楽
原摩利彦
ナレーション
玉川砂記子
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フォトギャラリー

映画レビュー

3.0舞台挨拶鑑賞

2023年7月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ビックリ学校
鳥取出身ですが、知らなかったです。

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完

3.5自由って……

2021年10月20日
iPhoneアプリから投稿

特別、子どもたちみんなキラキラしてるわけではなく、当たり前の日常が映し出されていて、でも、それぞれの思いをしっかり出していて……なんていうか、自分たちが作り出してる、自分の居場所という感じ。

すごく、私の中では理想。
すごく、そこに行ってみたいと思った。……だけど、生活とか、色々考えると不可能なんだけど、自分の居場所を見つけられた子どもは幸せだろうなぁと思う。

自由って、楽だけど難しい。
まさにその通りだな。
何してもいいよって状態、状況から、自分の日常を編み出して行くのは、難しいと思う。

義務教育って、学校へ行かなきゃいけない権利ではなくて、国や政府や保護者が、義務教育の年齢の子どもには教育を受けさせなければならない権利。
だから、子どもが自由な自分の教育を選べるってこと。

色々考えさせられた映画だったなぁ。

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yoccy

3.5そういえば、学校は我慢の場でした

2021年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

配信試写でパソコン画面で視聴。
前半はこの学校に対する違和感が続きましたが、後半に入ると引き込まれました。
何でも生徒が自分たちで決めるのも大変で、大人側も試行錯誤しているのが面白かった。

以前は高校で教えていたスタッフが語っていた通り、私も高校では「手を上げて発言しない、自分から何か始めることのない」生徒だったなあと思い出しました。
通学はするけど、精神的には学校から距離を置きたい生意気な年ごろだったし、先生と対話することもなかった。

自分の学生時代を思い出すくらいなら平和ですが、現実にどんどん成長する子供がいる、それも他の子と少し違うユニークな子がいる親御さんは、学校の選択には真剣に悩んでいるんだろうな…と思いました。

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りばば

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