猫は逃げたのレビュー・感想・評価
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劇場で一本立てでやるほどの作品では無い淡白な作品
なぜこんなに評価が良いのかわからないがR指定にするならエロ映画にするかそう言ったシーンは除いてもっと中味のある物語にして欲しいが!
「猫が」じゃなくて「猫は逃げた」
「L」の『愛なのに』がめちゃくちゃ面白かったから、「R」に期待しすぎちゃった。普通に面白いんだけど爆発力が欲しかった。
窓口で「猫が逃げたを1枚ください」といったら「猫は逃げたですね」と確認された。「が」と「は」の違いはなんだろう。「猫が逃げた」とすると、猫が自分の意思で逃げた感じがする。「猫は逃げた」とすると客観的で、とぼけた感じもする。
何気ない会話の蓄積が、4人の関係をほぐしたりくっつけたりしながら、最後は今泉的エンディングで締めくくる。人間のダメな部分にこそ愛する理由がある。
観客をミスリードさせるような題名を付けた作品は好きではありません
題名に書いたとおりで、観客をミスリードさせるような作品は好きではありません。
「猫は逃げた」ではなく「猫は〇われた」が正しい題名かと。
そのミスリードのおかげで「〇われた」部分の予想ができなかったほか、主役猫のカンタが〇んだ後の物語もまったく予想できなかったので、もやもやした感じは拭えず。
女優さん2名はオッパイ出して頑張っていたとは思いますが、どうもセリフ回しが今一つのような・・
でも、この作品で一番気に入らないのは、不妊手術させずに雌猫飼っているくせに生まれてきた子猫引き取らない近所のおばあさん。無責任でしょ。
家に飼い猫がいる1観客の感想です。
猫より猫な若者を描く
2022年劇場鑑賞20本目 傑作 79点
邦画好き界隈で話題のコラボ作品第二弾
個人的に本当に僅差で愛なのにより好き。
それもこれも最後の4人の長回しの掛け合いの差で今作に軍配が上がりました。
タイトルが猫がではなくて猫はなのが秀逸
終始登場する猫が家に居ずらくなったり河原の猫に会いにいくのに逃げたりしますが、4人も同じようにその空間から逃げたり現実から目を背けるという意味でも猫と同じように逃げている様がまさしくタイトルに込められた比喩なんだなあと思いました。
2022年早くも4分の1ほど経過し、30本ほど劇場鑑賞しましたが、おそらく年間ベスト10入るのではないかなあと思います。
是非。
「今泉力哉監督一番好きな監督」
今年43本目。
2019年4月の「愛がなんだ」で今泉力哉監督が一番好きな監督になって、彼の作品なので見たいと。本日3本目。官能的で叙情的な作品。特典のカンタのシールが可愛い過ぎる。ノートに貼りました。
4人揃い踏みシーン最高です。
あぁ、今泉監督作品・・・好きだなぁ〜とつくづく思った一作でした。城定脚本もまた好きだなぁ〜と。いい塩梅のエロが散りばめられていて・・・グミがエロいと学びました・・・。それと四人の言い合いシーン見事見事見事です。あの絶妙な間とリズムは今泉監督ならではなのではないでしょうか?「街の上で」の鉢合わせシーンを彷彿させます。
お話自体面白い。本質を突きながらもちょっとズラして、そこはかとないコミカルさを醸し出してる感じが好き。ナイル殺人事件のポアロ級のラストにたたみかける、気持ちの種明かし。あの帰着のさせかたはすごーいアガペーとエロースか・・・・・笑っちゃったけどしっかり帰着させてるあたり良いですね。なんとなく奇妙な男女4人のお話なんですが、作品全体のあの空気感が「あぁ〜あるかも?いや、あるなぁ」って思わせますし、あのラストの帰着のさせ方も「この男女達ならあるかもなぁ」なぁんて。なんとまぁ爽やかなエロースですこと。
けど、結局は猫へのアガペーが繋いでいるって感じが・・・やっぱり、うまいよなぁ。ぐるっと回してる感じが好きですね。何度も見たくなる作品ですね。「愛なのに」と同じで。
カンタじゃないです。タマです。
離婚話を進める亜子とひろくん。2人にはそれぞれ不貞相手がいる。
離婚前の夫婦なのに、2人の会話がなんとゆうのか、淡々としてて、全然ぎすぎすしてなくて、おもしろい。カンタを拾った時のことを思い出しながら、亜子が、結婚してよかったって思ってるよ、って言ってちょっと涙を堪えるような仕草をしたところが印象的だった。
山場は、とにかく、4人が集まった修羅場?!!絶妙な雰囲気と、それぞれの会話が面白すぎ。クスクス笑っちゃいました。映画館のあちこちでも、笑い声が漏れてました。
まみこ、ちょっとウザい女子だなあと思ったけど、ずっと見てたら憎めなくなった。松山くんの、お茶入れるタイミングも絶妙^_^
ハリボー猫
それぞれが不倫をしている離婚寸前の亜子と広重は、飼い猫のカンタの“親権”で揉めていた。
広重は不倫を認めつつも関係を続け、亜子は聞かれることがないので自分の不倫を黙っていた。
ーそんなある日、猫は逃げた。
そして、このカンタの失踪が4人に愛の真価を問いかけることになる。
『愛なのに』も良かったけど、個人的にはこっち。
アガペーがエロースに進化する話。
最後の着地点もスッキリしていて良かった。
お互いに不倫をしてる夫婦の物語なんだけど全くドロドロしているわけではなく、あくまでもそれぞれの愛を尊重していた。
最後の横並びの修羅場は『街の上で』を彷彿させる。
確かに官能表現は城定監督に遠く及ばないけれど、どんな嫌なシチュエーションも尊い一枚の絵にしてしまうから流石。
あの修羅場シーンだけでもまた観たい。
劇場内はそういう雰囲気じゃなかったけど、クスクス笑いまくりたかった。
色々と良くできた作品。
アガペーがエロースに進化するとか、アガペーがエロースに進化するとか、まさにアガペーがエロースに進化するってことですよね(ヤケクソ)。
4人を振り回し、4人に振り回されたカンタ。
子供のいない町田夫婦にとっての子供であり、 じゃない方にとっての厄介な“モノ”。
冷静にことを見つめる猫は、もはやペットでなくキューピッド。いや、神かもしれない。
夫婦関係と恋のようなもの結末は、猫の可愛がり方で既に現れていたような気がする。
『愛なのに』は中島歩がMVPだったけれど、今回のMVPは間違いなくカンタ。
個人的には手島さんも良かったけど。
『愛なのに』での〈多田=ただ、一花=一家〉みたいな言葉遊びは今回も。
〈カンタ=簡単、ひろ(広重)=(猫を)拾った〉
若干こじつけ感あるけど、そう聞こえたんだもん。
だから、アガペーがエロースに進化したってことでしょ。
アガペーがエロースに進化する。それがいかにアガペーがエロースに進化するということか。
アガペーはエロースに進化し、アガペーはエロースに進化した。
本当にアガペーがエロースに進化する様子をまざまざと見せつけられた。
まあ、要はアガペーがエロースに進化したってことなんですけど。
>脳溶けちゃうよ〜。
映画監督役のオズワルドの伊藤さんがナイス。ネコの親権は重要。 4/15(金) 再鑑賞。4人の修羅場(?)みたいなところが笑える。 4/24(日)再々鑑賞
ネコの親権は重要である。
町田夫妻は、別れることについては話がついていて (ネコの親権についてはもめているけど)、 あとは正式に離婚するだけだ。 そして今は恋愛感情がない2人の友達が仲良く一緒に暮らしている感じだ。なんかこんな穏やかな感じなら、離婚だけしてそのまま一緒に住み続ければいいのにと思ってしまう。 そしたらネコの親権問題も解決する。
しかしネコがいなくなるという大事件が発生して離婚どころではなくなる。このニャンコ失踪事件の真相が面白い。ちょっとミステリー。タマはどこへ行った?
描きかたによってドロドロになるのに、さわやかな感じで終わったのが良かった。最後の4人の記念撮影の場面もとても良かった。
オズワルドの伊藤さんがすばらしい。映画監督が言ってることが訳が分からなくて笑えた。
* 近所で上映終了なので新宿まで遠出。 水曜日の男女共通1200円デーで混んでいた。いつも人が少ないかなり前の席なのに最後列にしたら久々に隣に人が来た。この日は続けて16:30から『愛なのに』を再鑑賞 。
《追記1》 4/15(金) 再鑑賞
◇4人の修羅場(?)が漫才みたいでおかしい。この場面の微妙な雰囲気とセリフのやり取りを見るためだけに、もう1回見に行くかもしれない。
◇アガペ~がエロ~スに進化した
伊藤さん演じる映画監督のインタビュー場面が笑える。「哲学で言う愛には3つあることは(当然)ご存じですよネ」とか真顔で言うのがおかしい。 伊藤さんにはもっとドラマや映画に出てほしい。 芸人の仕事がいそがしくて無理か。
◇「ちがいます、玉です」 (^o^)
《追記2》 4/24(日) 再々鑑賞
4人の修羅場(?) は何度見てもおもしろい。
2022/4/13(水) ☀️新宿 武蔵野館
. 4/15(金) 新宿 武蔵野館 (前のほうの席)
. 4/24(日)☁️🌂新宿 武蔵野館
そう言えば泥棒猫って言うよね
映画館のフライヤーを見て、何となく見に行く事を決めてた1本。ストーリーはある程度予想通り、猫大活躍な映画です。まぁ不倫を題材にしているし、R15 しばりなのでその手のシーンはあるわけですが、「愛なのに」同様に後味の悪さは感じない。ポスターやフライヤーから見てそんな感じだけどね。2本とも良かったので是非この企画続けて欲しい。
HARIBO
今泉監督のファンなのですが、「L/R15」の一本目であった「愛なのに」が全くと言っていいほどハマらず、今作も不安視しながら鑑賞しました。
思っていたよりかは良かったですが、今泉監督作品(城定監督が脚本に携わっているので多少影響あり)の中では微妙な部類に入る作品でした。
今泉監督の持ち味でもあるすれ違いまくる会話劇、「街の上で」ではが中々のハイテンションで物語が展開され、それが自然と笑いに繋がっていました。しかし今作、そういう会話劇があるにはあるのですが、面白いというよりかは責任の押し付け合いを観ているようで苦笑いするしかなかったです。
猫映画としてはとても愛らしい姿を猫たちは見せてくれました。放し飼いなのに去勢してないというのは大丈夫なのだろうか…とは思ってしまいましたが。あと前作で痛感したのですが、エロ要素が完全に邪魔しにかかっているなと思いました。
今泉監督の作風は可愛らしいが魅力的なので、次回作ではそこに回帰して欲しいなと願うばかりです。
鑑賞日 4/8
鑑賞時間 16:05〜18:00
鑑賞日 E-10
愛に惑い愛に救われる
映画館の好意で「愛なのに」とセットで観ることの出来た幸運。本当に感謝でございました。ひとつ問題だったのが、役者さんも被ってたりするし、脚本的にも「ユニバース??」みたいな事になるので、ちょっと混乱したことですかね(笑)。オセロ(猫)は名優だったな。
「愛なのに」もそうなのだけれども、落とし所が素敵。浮気、不倫がネタなので「そうでしょうとも」な方向に縺れてはいくのだけれど、飄々としたネコの如く漂っていく話の流れに身を任せていれば、終わった後には何だか美味しい一杯を何処かで呑んで帰りたくなる一本でした。
オズワルドの伊藤くん、最高です(爆)
アガペーからエロース、泥棒猫が猫泥棒。そして猫は逃げた。
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
今現在、関東は春爛漫でございます。花の命は短いんですが。でも私は春は好き。皆様もでしょ?
春を愛する、ひーとーはー
春が好きな人!
そのまんまかい‼️
北国の方、もう暫くお待ち下さい。きっと襟裳にも春はきます。しかし・・・
なにもない春です。
なにもないんかい‼️
この映画は割と最近、ファンになった今泉監督と城定監督(じょうじょうと読むのが正解です。奇妙な冒険ではありません) のコラボ。城定監督は脚本です。そしてモチーフが・・・猫‼️
観たいですね。観ますよね。観なきゃだめですよね。しつこい! 猫好きレビュアーはうずうずが止まらん!
実は私は猫カフェに出入り禁止になった事があるんですよ。これがまた。どういう事か?
数年前に両国に和風猫カフェが期間限定でオープンしたんですね。はい。行きましたよ。そうしたら入り口で係のお姉さんが他の猫カフェの一覧を書いたボードを持っていたんですね。そして・・・
「この中の猫カフェに行かれた事がありますか?」
はあ・・・有りますが・・・
なんか特典があるのかな?しかし・・・.
「それでは入場は出来ません」
えっ!なに!どうして?
なんか一部の店舗で病気が出たらしい。いやね、そこ行ったの三ヶ月前だし、系列店だけど病気が出た店じゃないよ。それに猫から人、再度猫って感染するの?力説したんですよ。すると・・・
「ダメです!とっとと帰って下さい!」
以上が出入り禁止になった経緯です。悔しいです。で、違う猫カフェに行きました。秋葉原のね。
はい。マクラは終わります。長いねー。すいません。
この映画は飼い猫(カンタ)をどちらが引き取るかで揉める夫婦の話です。旦那は写真週刊誌の記者、広重(毎熊克哉).女房は亜子(山本奈衣琉) レディスコミックの漫画家。夫婦仲は破綻しています。またそれぞれに浮気相手もいます。
ある日、夫婦にとって驚天動地の出来事が!なんと、猫が消えた!
わかる。わかりみが深い。猫好きにとっては・・・
ここで暫し脱線。最寄り駅近くに猫居酒屋があるんですね。最近そこになんか張り紙が・・・
迷い猫探してます。
やばい。つらい。せつない。わかるわかる。泣きそう。
さて猫はいずこに?帰って来るのでしょうか?
この先は劇場でお確かめ下さい。
基本的に男女四人の会話劇でしょうか。何回も笑いました。泣きました。(猫好きなので大甘です)
役者さんは皆さん素敵です。が・・・役者猫のオセロとミーコ! スコティッシュですが、お外に出すのはやめてーー!お高いんですよ!
オズワルドの伊藤さん。良かった。怪しくて胡散臭くて気持ち悪い。(めちゃくちゃ褒めてます)
是非天才女優の伊藤沙莉と共演して欲しいです。
パンフレットですがなんと1200円!お高い!でもねシナリオが再録されていたんで、わかりみが深い。当たりのパンフ。
今度は監督、脚本が逆転パターンの映画に行こうと思います。
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。
猫も呆れて出ていった
夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、ダブル不倫には猫も呆れて家出しましたみたいな感じ。
手島さん頑張っていましたね。
むちむちした下半身もよかったです。
みんな、良かったですよ。
猫の毛には気を付けましょうね。
イタイ思いをしたことがあるので、他人事ではありませんでした。
馴れ合いも悪くない!?
私が最も嫌いな惰性がまざまざと描かれていたが、惰性から展開する可能性を気がつかせてくれる良いお話だった。
馴れ合いだからこそよく知ってる相手の事。実はあれって結構心地いい。
何かと刺激を求め過ぎがちだが、惰性の中にある何かを楽しめるかもしれないなんて思った。
こんなほのぼの修羅場なら経験してみたい
夫婦関係の終わり方は人それぞれ。完全に会話がなくなる夫婦もあれば、友人同士のように仲のよさは変わらない夫婦もある。いきなり離婚届を書き上げようとするシーンから始まる夫婦の姿が描かれるこの映画。
お互いに婚外恋愛を楽しんでいる2人。子どもはいないが、猫のカンタでつながっている感じ。結婚のエピソードや、猫がいなくなってからの2人やそれぞれの彼氏や彼女の関係性がいい。全然ドロドロしないところが不思議。
「街の上で」のときもそうだったが、今泉力哉さんが作る修羅場的シーンは面白い。修羅場なのになんかほのぼのとしてるし面白い。本作もこのシーンが1番好きだ。
4人が出した結論にはいろんな意見があるだろうが、まぁ現実でもありえそうな展開ではある。あんなほのぼの修羅場を体験した4人なんだもの。
猫は良いねえ
猫がいるだけどほのぼのとして癒される。
エッジの効いていた愛なのにと比べるとゆったりとした感じが好き。
でも愛なのにほど突き刺さる表現は無かった。
SEXシーンは蛇足で必要ないなと感じた。
猫で十分。
変に気張らない、ダラッと見れる、嘘がない、尖ってもない、セックス。...
変に気張らない、ダラッと見れる、嘘がない、尖ってもない、セックス。
監督さんはキングオブコントのVTRも作ってんだ。。
だからおもろい、てわけじゃないけど納得の背景。
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