愛なのにのレビュー・感想・評価
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城定秀夫 × 今泉力哉のお互いの監督作品にお互いが脚本を書くという...
城定秀夫 × 今泉力哉のお互いの監督作品にお互いが脚本を書くという「L/R15」シリーズ。瀬戸康史演じる古本屋の店主に河合優実演じる高校生が愛を伝えるところから始まるこの映画。よくある禁断の恋愛映画の枠にとらわれない大人が楽しめるビターな仕上がりに満足感は高かった。
この映画を観ながら感じたのは、頭に相関図を思い浮かべながら観ると楽しめるのでは?だった。瀬戸康史を愛する河合優実、河合優実を愛する男子生徒、さとうほなみを愛する瀬戸康史。これだけの愛の矢印が存在してるだけで面白い。そしてここには愛される側と愛する側が確実に存在し、好きじゃない人から好意を寄せられることへの嬉しさや、好きと言ってくれる人を邪険にはできずナーナーな関係が発生してしまったりと、現実の恋愛で大人が普通に悩むことをエンタメに昇華している。
また、この映画で誰も愛していない(愛せない?)人が登場する。それが中島歩と向里祐香だ。この2人がこの世界においてどこかふわっと数センチ浮いた存在になっていることが映画を進める上での良いアクセントになっている。ちゃんとエロいセックス描写も見どころだが、個人的にはこの2人のやりとりがいちいちツボだった。
(´・ω・`)しょぼん
私、多分下手なんですよね。
だから、終盤ショボンとしちゃった・・・。
中島歩さんみたいにカッコ良くないしね。
映画自体は笑えるシーンがいくつも有って、面白かったです。
絶対に当事者にはなりたくないですけどね。
でも、河合さんみたいな女の子には惚れられてみたいかな。
と、ちょっと思ったけど、それもめんどくさそうですね。
まあ、そんな事は絶対無いから心配いらないけど。
多田さんみたいな人いないかなぁ…
観ていて楽しかったです!
多田さんが高校生に少し気持ちが傾いたところはグッときました。
多田さんは何故一花のことが好きだったのか知りたかったです。
一花の旦那とウエディングプランナーもどうやってあんな関係になったのか知りたいです。
高校生の両親が家まで来たところはポカーンとしてしまいました^^;
「群を抜いて」はショックだよ
愛という感情にセックスはどれくらいの影響を与えるだろうか。決定的なものにはならないまでも、結構重要だと思う。その頻度ややり方、してるとき終わった後の態度なんかに愛情が滲み出てしまうから。
肉体関係なんてなくても求婚してくる女子高校生と、彼氏の浮気の復讐のために肉体関係を求めてくる女性(昔好きで今でも引きずっている女性)の間で揺れ動く男の話という設定が面白い。
女子高校生・岬の一途な姿にグッときたり、気持ちよくてまた会いに来る一花になんか笑ったり、結構楽しんでしまった。一花の婚約者がセックス下手だってわかるシーンは笑えた。群を抜いてはないよな。
最終的にセックスを重視しない愛の形を(とりあえず)選んだ多田と一花。同級生の男の子がすぐに別の女の子を見つけたように、岬にも別のオトコが現れる可能性はある。一花も多田ではない男と割り切った関係を持とうとするかもしれない。そんな余地がある終わり方ではあるが、ほのぼのした感じでとてもよかった。
城定秀夫と今泉力哉、2人の合作がまだ控えている。期待感が高まってしまう。
スキルについての考察…チガウカ
下ネタ込みの傑作。向里祐香にさとうほなみ。河合優実1人を見に行って3人の女優に見とれて帰って来た。メガネっ娘向里祐香、全く知らない女優なれど自然な演技で惚れた。さとうほなみも女優としてみたのは初めてで良かった。
しかし河合優実に何度も求婚される瀬戸康史はなんともウラヤマシイ。
キャラとしては男前でマジメだが好きな女性には振り向かれない(面白くないと思われている?)古書店店主瀬戸康史、河合優美に何度も求婚される幸運もマジメ志向でお断り。さとうほなみのお誘いも断れる男(だけどスキルはある)。
一方で進む結婚話の新郎、人並みの軽さを持ち合わせた男前で、だからこそ落ちる罠と、だからこそわかってしまったスキルレベル(笑)。
ゆっくりズームアウトするホテルの部屋が、めちゃ笑えた。
今泉力哉監にご縁があります
今泉力哉監督作品のキャストさんたちは
毎度好きな方ばかりなので今まで観てきた。
今回、監督は脚本で関わっている。
作品のチラシを観て、観たいなと思った。
予告をみてみると、さとうほなみさんが出ている。
最近自分の浮気で婚約破棄される役をされていたので、真逆の演技をどうされるのか気になった。
今回、婚約者に浮気されて同じことを自分もする。
結果、婚約者のセックスが下手だったことが発覚する。
初め、ホテルで浮気仕返した後、青い光のもとでベットで1人呆然としている姿の意味がわからなかった。
やってしまった罪悪感で放心状態なのか?と思ったがその時のバックの音がミスマッチしているように感じた。
でもそのあとの展開でセックスが気持ちよくて快感を覚えてしまったことを表していた音なのかな?と思った。
さとうほなみの濡れ場が多めでエロかった。
婚約者の中島歩さんもちょうどいいクズっぷりだった。
セックスが下手でよかった。
浮気相手のプランナーさんがまさか元々夜の仕事していて下手だと分かっていても付き合っていたのおもしろかった。
甘えてくる中島さんを可愛いと思いつつも内心ヘタクソだなーって思ってたんだなあ。
風俗通えば?と言えちゃうほどさっぱりしているのいいな。
さとうほなみサイドの話に気を取られていたら瀬戸康史が求婚されてたこと忘れかけてしまった。
古本屋のね、店主を高校生が好きになるなんて素敵だね。
ストレートすぎて若いなあ、と思った。
多田さん(瀬戸康史)は初め高校生のこと本気にしてなかったけど、大切にしていていい人だなと思った。
「愛を否定するな!!」発言はちょっとびっくり。
たしかに親の立場からしたら娘のこと心配してしまうけれど、娘が本気なら相手のこと知ろうとしてあげてもいいのかな、とも思う。
でもそんな余裕がなんてないのかな。
多田さんはいい人だったから、どんな形でも幸せになってほしいな。
そういえば、バラの花束を投げてあれだけ散るってことはだいぶ鮮度の悪いバラだったのかな?それとも投げる力が強いのか。
演出なのかもしれないけど、花が好きな身としては散ってほしくないなと思ってしまった。
なんだかもう恋愛をしないようになってしまったからか、愛だの恋だのの感情がわならなくなってきてしまった。
違う世界のような気がする。
みんな頑張ってるなぁ、と思う。
かつてはあんなふうだったのかな。
愛のことはよくわからないけれど、猫のことは好きだな。
次作も猫が出てくるみたいだから、楽しみだな。
関係ないけど、今日は映画もみれて天気がよくて帰り道でおっきな白いフガフガの犬を2匹散歩している人をみれていい日だな。
ポスタービジュアルに騙された
まさか
さとうほなみ
脱ぐとは思ってなかったのと、
こんなに濡れ場多いと思ってなかった笑
この映画のポスターからは全然想像してなかった笑
中島歩さん
めっちゃ良いわー
饒舌で、チャラくて、サラッと嘘がつけて、アレが下手で笑
クソなんだけど嫌いになれないキャラを上手く演じてる
偶然と想像の時も良かったけど
ダントツこっちのキャラが好きだわ😂
河合優実ちゃん
本当に可愛い❤️
そして、映画見るたび、本当にあなたがよく出てること、
もうすぐ制服姿のあなたを見れなくなるときが来るのだろうね
可愛い可愛い高校生役でした
瀬戸康史さん
あんなイケメン本屋さんいたら、良いなぁ
愛を一番大事に考えている主人公って感じる
両親に詰め寄られ、気持ち悪いと言われながら、岬ちゃんの事を一番に考えてくれる
あそこで、岬ちゃんから貰っていた手紙を渡して、両親に説明しないところが、岬ちゃんが多田を好きになった理由だろうか
ウエディングプランナーのあの人はなんで、新郎とそーゆー関係になっているんだろうと思っていたが、下手という事を観客に伝えるための人だったのか
自分が下手だと言われるシーンめっちゃ観客笑ってたし、私も笑ったわ
猫は逃げたも楽しみ😊
群を抜いてヘタ❗️(笑)とか言いながら、🎵あれも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛…
今日で最後にしようと思う。
やったあとに言う?
でも、いいよ。
あれ⁉︎ 少しは未練とかないの?
うーん、ないかな。
だって、気がつかなかった?
いつもあたしが上よね?
それが好きなんだと思ってたけど⁉︎
違うの。あなたヘタよね?
え?どれくらい?
今までの経験の中で、群を抜いてヘタ‼️
こんな会話があります。R15指定です。
でも、この映画、珠玉の脚本を珠玉の女優が演じてるので、軽いだけでは終わりません。
軽いのに軽くない。
これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛。
重〜いテーマだってあります。でも重くない。
重いのに重くない。
今泉力哉、城定秀夫…この二人の思いが詰まった物語を河合優実が更に輝かせてくれています(他のふたりの女優さんもとても魅力的でしたが、敢えて河合優実さんに限定させていただきます)。
『珠玉』の意味をあらためてGoogle先生に確認すると、下記のような解説。
「珠玉」の意味は?
海から産する玉と、山から産する玉。 ...
つまり「珠玉」とは、「真珠と宝石」「(誌や文章、文芸作品などの)美しいもの、優れているもの、尊いもののたとえ」を表す言葉です。 ...
使用例。
「その店には、まるで珠玉が鏤められているかのように見た目にも華やかなチョコレートがぎっしりと並んでいた」
今の時代の若者の価値観においては、バブル世代の人間とは違い、高級ブランドや値段が高いというだけではあまり好感度の対象とはならないので、珠玉という言葉の意味合いにおいて、おそらく見た目の煌びやかさ的な意味は薄れていて、自分のことを分かってくれていると感じられる、いわば〝共感性の高さ〟の方がしっくりくると思ってます。
そういう意味で、この作品はまさに〝珠玉の作品〟だと私は言い切ります。
そしてなによりも、河合優実という女優こそが珠玉の存在でした。古書店主への一途な思いが、ちょっとした視線の変化や息遣い、立ち姿(姿勢)から、溢れるように感じられるのです。
思春期の少女の大人(よくあるのは先生とか少し年上の先輩)への恋は、一般的には〝憧れ〟であり、一定の距離を感じさせるのに、この映画の河合優実はれっきとした愛の距離感で存在します。
後半のある場面。
多田は怒りとともにこう叫びます。
『愛を否定するな‼️』
未成年者への淫行としてあらぬ嫌疑をかけられても、『彼女に聞いてみろ❗️俺は悪くない』的な言い訳はしません。
警察の取り調べに対しても、プライバシーなので、と言うだけです。どこまでも〝愛〟の想いが土足で汚されないように振る舞います。
プライバシーとは私事であり、それを他の個人や社会に知られず、干渉を受けない権利。
そして、愛はプライバシーであり、親だろうが警察だろうが、本人以外の他人が立ち入って詮索したり阻害してはいけないし、その権利はないはず。
軽いのに軽くなく、重いのに重くない。
2回告白し、それを合計しても秒殺🤣で振られた少年が、ちゃんと花を花壇に刺して、ゴミも持ち帰ってました。
今泉さん、城定さんのプライバシーの領域に止まらない、公徳心への配慮も欠かさない広い視野と暖かな眼差しを感じました。
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