ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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ジェラシック物の集大成
ジェラシックパークより長年続いてきたシリーズの集大成ともいえる作品らしく、歴代俳優ガス顔を揃え、今まで以上に大きくスケールアップ(特撮、地域、出演者)している。内容的には、ジェラシックパークそのモノの 恐竜アクションパニックモノ╋昆虫パニック(スウォーム1978年映画 アーウイン・アレン思い出しました。他多数モノ)╋ミッションインポッシブル(スパイ潜入)╋インディージョーンズ(密林を次から次の危機脱出 個人的には 少しご都合主義が・・)。でも、存分にどの世代にも楽しめる作品に仕上がっていました。ジェラシックパーク1993年公開は、スピルバーグ監督、劇場音声初のdts音声公開でした。今までの劇場音声Dolby(アナログ)と違いDigitalディスクを使ったもので、音色、音圧、ダイナミックレンジ、音の独立した劇場前方、左、中、右、左右の壁面、後方面の5.1chの分離と違いのはっきりと分かる劇場デジタルの先駆け的幕開けを体験したものです。と、いうことより今回もdts音声の進化版dtsX音声(IMAX撮影でない)なので、dtsX映画館選択、観賞しました。
⭐dtsX観賞
dtsXとDolby-ATOMSの差は微々たるものになりましたが
★音圧 ⭐
★重低音 ⭐
★分離度 ⭐
★移動音 ⭐
★サラウンド ⭐
池袋グランドシネマサンシャインのIMAX音声は劇場キャパがdtsXシアターよりも大きく音圧、音量、ダイナミックレンジは広く感じますが、キャパの普通サイズシアター5番、6番のdtsXは、このサイズのシアターとして優れた音声を再生していると感じます。
余裕あるのかないのかどっちだ。
3D上映で観てきましたが3Dのメリットあんまりなかったなあ。映画館のせいかもしれんがせっかくの巨大恐竜が目の前まで近寄るシーンあるのにまったく立体感なかった。うーん。
あと全体的に演出がダメすぎる。なんというかシーンの緊迫感はあるのに緊張感が欠ける。海外の脚本家はシーンの絵面から動きまで決めるらしいが、それであればこの脚本家がダメ。いちいち動きがおそい、判断が遅い、無駄な動きが多い。要するに嘘くさい。いかにも盛り上げるために不自然な動きが入ってくる。絵面はいいのになあ。最後のシーンとかいかにもジュラシックシリーズのロゴの再現とかかなり特徴的なのに、そのほかの動きがわざとらしい。
やたらと荒事に長けてるのに無駄に隙だらけだったり、急いでるはずなのに悠長に会話してたり、かとおもうとやたらとパニックに叫んでたり、なんかどうしても作為を感じる動き。
そもそもあれだけ用意して踏み込んでるのに、一人として捉えられない特殊部隊とかありえんだろ。かと思うと片手で錠を打ち抜いたりおかしい。暴力に対して抵抗がないヒロインなのにダラダラと喋って抜けだされたり、使う気なら最初から電気ショック入れとけよ。必死さが見えねえ。
ファミリー向けではないけども…
率直に言うとエンディングに関しては想像を超えてこなかった感はある
またネガティブ側な点を挙げるとしたら、ジュラシック特有のアドベンチャー感もなく、話もやや大人向きのため子供連れの家族で楽しめるという感じではなかった
そもそも人と恐竜の共存というお題があるが、ここがファミリー向けのマイルドな話ではなく、割とリアル方面で考えられているので、お子様にはちょっと難しい話になっている
さらに言うと、コメディ描写も少なく、どちらかと言えばサスペンスやホラー寄りの描写で、大型恐竜のバトルもジュラシックワールド1に比べて地味目である
ということもあり子供連れで観るにはなかなか手放しにオススメは出来ない
個人的に満足度は高かったが、それはどこか?となると
これは初代のジュラシックパークから歳を重ねながら全てを観てきた人にしか分からないであろう感慨深さである
新旧(ジュラシックパーク~ワールドまでの)メインキャラが登場し、後に一堂に会するところはファンへのサービスと受け取り嬉しかった
その後のエンディングについては、割と予想通りではあるが、これ以上はなかなか考えられないだろうな、と思う
言ってみればハズしもせず納得の落としどころ、キレイに収まった、というところか
最高におもしろかった!とはならないが、最後のジュラシック(今のところ)ということで、リアルタイムで観てきた世代には観てもいいのでは?という思える映画でした
新鮮味が無くなったかな
恐竜達の圧倒的な迫力、身体がすくみ上がる様な咆哮は必聴。
管理しているつもりの人間、管理しきれない現実。シリーズ毎に科学と技術の限界、倫理観の問題を突きつけられ、考えさせられる。
わかりやすい悪役、わかりやすい展開、わかりやすいジャンプスケアなので、恐竜達の迫力を思う存分楽しめる。若干の突っ込み所もあるが、全く気にならない程に『ジュラシック・ワールド』を満喫出来る。
基本の流れは過去作と同じだが、"綺麗に丁寧に"まとめた脚本、優等生的な続編であり完結編。良い意味での同窓会、登場人物達もほぼ無事なので、家族で安心して楽しめる。
恐竜達の野生の叫び、身体の隅々まで響き渡るIMAXの大音量で+☆0.5。途中からわからないくらいだったので、特に3Dでなくても良かったかな。
共存とは
30年前に劇場で「パーク」1作目に遭遇し、映像の凄さと音楽の素晴らしさ、そしてSF・パニック・ホラーが見事に融合した物語に身体が本当に硬直しているのを感じながら観た思い出は、今も鮮明に覚えてる。
スピルバーグ作品としては一番好きかも。
で、「ワールド」。
これも1作目は楽しめた。
今回はその「パーク」「ワールド」の両雄が邂逅する。
…たぶん、それがいけなかったんだ。
全員集合しないとダメ?
確かにスター揃いで画にパワーがあるのは認めるけど、本作の新キャラや敵も合わせて増えすぎた登場人物に時間が割かれ過ぎて、肝心の恐竜とのドキドキは非常に淡白。
少なくとも、全員を一つの画面にまとめる必要は特にないし、その為に全員を合流させる流れがいかにも無理やり。
で、物語なんだけど、まず出てくる大人達がとにかく「うかつ」過ぎ。
そしてこれが一番私は呑み込めなかったポイント。
映画のラストに「恐竜との共存はできます」みたいなこと言わせて、恐竜と動物が仲睦まじげにしてる映像が続くんだけど、生物界の「共存」ってこういうことじゃないよね。
(正式な定義は知らないけど)食ったり食われたりしても、それぞれの個体数や環境が維持継続される状態が「共存」なんじゃないの?
人間が一人も喰われない状態を前提にしている人類にとっての「共存」って、そもそもそういう動物を檻に入れたり、距離をとって眺めたりすることでしか成り立たない訳で、それは結局他の猛獣たちと同じ。
これを「共存」と呼ぶなら、ラストの映像はただの妄想であり欺瞞。
むしろ映画冒頭の「恐竜パニック」的な状態こそ、「共存」なのでは?と思えてしまう。
ま、その辺りはあくまで個人的に引っ掛かった部分だけど、いろんな人といろんな恐竜がワチャワチャする2時間半。
もう少しシンプルに見せて欲しかった。
ちゃんちゃんこ着た同窓会。
テーマ曲、ジュラシックパークにようこそ!と共にゾクゾクとくるワクワク感。
ホラーパニック映画並みのハラハラ感。(スピルバーグのホラーパニックは天下一品だと思う…)
ラプトルの足指の演出は恐怖でしかないし、何より覗き込むティラノ。怖すぎる。
そして、ジュラシックパークのティラノサウルスのアンチヒーロー的存在感!
ラスボスなのに、裏ボスとやり合って、勝っちゃって、ヒーローになっちゃう姿は大好きです。
全てが完璧なジュラシックパーク!
ロストワールドは長ったらしいが、街に来てからは最高。ビリヤードの演出なんかは、頭イカれてる。大好き。
なんだが。
今作はワクワクしなかった。いや、前作からか…
ジュラシックワールド一作目はワクワクしたんだよ。ハラハラ感はなかったが。
集大成の今作。
同窓会でしかなかった。
眠くて眠くて…
サントラもいまいちなんだよなぁ。
ストーリーがチト分かり辛いな
変化する環境下での共存と共鳴
ひとつのアトラクションとして
さすがに食傷気味
テーマ性もロマンも失ったイナゴ映画
恐竜は背景。昔のキャストを出演させての話題作りが無いと集客が見込めない完全な駄作。
逆にスクリーンでガオーって姿を観ないなら、見る必要の無い完結作品。
本当にこれで完結して良いの?
何も解決してないよ?
打ち切り漫画みたいな幕引き。
恐竜を現代に蘇らせるロマン。
死人に鞭打つでは無いけど、絶滅した種を見てみたい人間の好奇心やエゴのために現代に蘇らせた恐竜。
でもさ、見てみたいと思うじゃ無い?あんな馬鹿でかい生き物が本当に生きていた時代があったんだなぁって思うのは仕方ないことだと思うのよ。
結局は恐竜を再び絶滅するか、人類が絶滅するかの2択になるのかなと想像できてしまうわけよ。
それをわざわざ正統派続編として、しかも3部作で描くと言われたらそれなりの結末を期待して劇場に足を運ぶでしょう。
ジュラシックワールド一作目ではクレアの会社が生態系を変えるほどの不始末を引き起こしたのに、誰も責任を負わない。
2作目の炎の王国でも、恐竜を世に放ってしまったのに誰も責任を負わない。
3作目となる今作では、誰かしらがこの事態を責任を持って終わらせてくれることを期待していたのに、誰も責任を負わないまま完結。
頭の中はお花畑かよってエピローグが流れた時には
「もう二度と恐竜をテーマとした映画なんか撮るなよ」
とがっかりな感想しか出てこなかった。
いっそのこと、恐竜に攻め滅ぼされる人類とか。
時代が違えば地球に住むにふさわしいのは人間以外の生き物だったと言う話にしてしまった方が腑に落ちた。
人間がいなくなって、自然が戻り、本当の意味での弱肉強食の時代が訪れ、そしてまた滅びって円環しているってオチでも納得できた。
自分達のエゴのために滅ぶ人類滅亡なんて、本当にありそうな話。
ジュラシックワールドシリーズには自然を尊敬したり、畏怖したりする気持ちは皆無で、結局は自分達(人間)が助かりたいだけ。恐竜を保護するなんて無理。救うなんておこがましい。いつまで食物連鎖上位でいると錯覚してるんだよって腹が立ってくる。
今作に至っては序盤5分で恐竜について語られたことが全てで、残り2時間近くは遺伝子操作されたイナゴvs人間の戦い。
自分達が遺伝子操作したイナゴに食物を食い尽くされ、人類が滅亡するぞーと騒いでいる背景で恐竜がギャースカ吠えている。
地獄絵図すぎる。
果たして、ちゃんとした脚本家が作った話なんだろうか?
恐竜映画を撮りたかったのでは無いのだろうか?
アニマトロニクスをたくさん使用しました!
CGもすごいですよ!
と言われても、テーマ性やメッセージ性の無い作品に見る価値はない。
壮大なCGを観たければSF作品が腐るほどある。
結局、本当に観たかったのは
恐竜と道を別れて生きて行くことになった人間の話だった。
自分達がいなかったかも知れない世界の可能性や自分達がたどり着けなかった生命の完成形を一目見て観たかった。
それはCGで作られたりAIで表現されるものではなくて、もっと血肉の通った生き物の形をしていると想像して期待していた。(まぁ、映像化するのはCGとかになるんだろうけど)
人類が滅んでも、地球はなんだかんだ続いていく。
人類が滅んでも、それは歴史の一部に過ぎない。
地球や宇宙規模で見れば、人類なんて本当にちっぽけな存在なのだから、自然が最後は落とし前をつけにくる。
その時に、滅びるか、共存できるかは分からない。
でも、人類がいてもいなくても変わらない。って言って欲しかった。
なんだ。
生き残らなくてもそれはそれで良い。
何かしらの生命が繋がっていて、その一部になったのか。と寂しいけど納得もできよう。
人間の手に余るロマンであり、今さら確認することのできない未来の可能性を感じられるからこそ、恐竜映画は面白い。
答えの出ない、やってみないと分からない可能性の話だからこそ、着地点はたくさんあるのかも知れない。
主役はイナゴさん
さようなら すべての恐竜
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