ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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もう1〜2個やりとりが欲しかった
ここまでの超大作となると、新規勢の獲得のためにやりとりがわかりやすい「人間」主体なのは理解した。また、これまでの作品に出てきた人たちを惜し気なく出演させていたので、懐かしさも感じた。
しかし、これまでにあった「人間」と「恐竜」の繋がりや「恐竜」の食物連鎖などの表現が欠けていた気がする。
ネタバレではあるが、ベータと少女のやりとりは、前作「オーウェンとブルー」くらいに欲しかった。
また、終盤のティラノサウルスの出し方に意外性も裏切りもなくまた、戦闘の波も無い。日曜の朝と変わらない。
もっともっとド派手で、グロテスクな作品を期待してしまっていたのでこの評価。
長いし退屈な映画
ラストが気になったので鑑賞
意味がわからなかった
結局冒頭と何も変わってなくないか?私たちは共存できるのですってイナゴの話からどう結びついたのか??
恐竜は未だ世界中に散らばってるし、凶暴な恐竜は他の動物や人間を襲うってことでしょ?
長い上映時間の中でどう解決したの??
登場人物は多すぎるし、それぞれが恐竜に何度も襲われるけど何故か誰も死なないし、後半はスリルが無くなっていきました。むしろそのシーン多すぎだし、カットしても良かったのでは?
そしてクリスプラットの主人公感のなさよ
脚本酷すぎます。
映像だけは素晴らしかったです笑
ブルーのひとみ
3人の博士たちが一同に集まり恐竜との共生を探るなかDNA改造による大型イナゴが大量発生
ブルーの子供とメイジーが誘拐されオーウェンはクレアとともに救出に向かう
恐竜に追われて車から飛行機に乗る緊張の連続シーンはこの映画の見どころ!
ブルーの子供をブルーに返した時にオーウェンとブルーが互いに見つめ合いブルーのひとみに信頼の眼差しを感じた
恐竜が動いてる~わーい♪ それだけ
恐竜が大画面で動いてるのがすごい事だった30年前ならまだしも
それよりもすごい映像がいっぱい見れてしまう昨今の映画界において
もう「恐竜が動いてる わーい♪たのしい~♪大満足~♪」とはならんのですよね…
オモチャみたいなイナゴはまぁー論外だから、どうでもいいとして
シリーズ完結だからって理由で むりやりアラン、エリー、イアン出したけど
全員主人公補正バリバリだから 主要人物が多いくせに誰も死なんし、死ぬ雰囲気すら皆無だから恐竜に襲われてても緊張感も何も無い
それでもまだ悪役が恐竜に次々とやられていけばいいけど そもそも悪役少ない。
やられたのもCEOと密猟者くらいなもんで恐竜の活躍もほぼ無い ただの動く背景と化している
セルフオマージュたっぷり 過去主人公総出演 最後はTーREXが美味しい所持ってく
ほら、こんだけしたら ストーリーぶん投げててもファンも満足でしょ?って作り
自分は初代から全部スクリーンで見てるけど過去イチのガッカリ感でした。
SWといい JPといい なんでこうなったかなぁ。。。。
恐竜てんこ盛りのフルコース映画!
恐竜の、恐竜好きのための恐竜映画。
そう、まさに恐竜の盛り合わせ!
今までの名シーンをこれでもか!と無理やりすぎるくらい詰め合わせたお腹いっぱいな2時間。
スリルあり恐竜あり、恋愛あり恐竜あり、とテンポ良しであっという間であった。
でもやはり1番の見どころは、オーウェンが恐竜をセイ!するあのポーズであろう。
帰り道に会ったノラ猫にセイ!ポーズしたが、全力で無視された。
期待外れ
前作のあとの恐竜が当たり前になった世界を体感できる内容を期待していたが、かなり外れだった。おばけイナゴとかギガノトとか新しい恐竜なんかより、放たれた恐竜が現代でどう生きているのか、生態系への影響は、人間社会や文化への影響は、そのへんのことをじっくり見たかった。
考えちゃダメ
ジュラシックシリーズのオールスターキャストをメインで使いつつのドラマ作り。大変ですね。
パーク組とワールド組の2つのドラマの平行進行という手法は良い落としどころだと思います。
スリルあり、ドラマあり、恐竜あり。
とは言え、設定が前にも増してガバガバな印象になったのも事実。
エンターテイメントに振り切っているのでしょうがもう少し緻密な脚本が必要だったような気もします。
昨今の「配慮」が色濃く反映されているのでショックなシーンはほとんどありません。
出し惜しみ無しの恐竜アクションを難しいことは考えずに楽しんでください。
あと、すぐにいちゃつく大人たちをジト目で見る子供は癒しですw
「……飽きないわ」
一般的に前作のパロディを詰め込み過ぎると嫌われる傾向があると思っていますが。
ストーリーとして違和感がない組み込まれ方をしていて、「いやいや!そんなことしたら死ぬよ!」って死亡フラグパロディにドキドキもできました。
レジェンドの同窓会も新世代に託す今回のテーマにおいて必要な表現で良い形をしていました。
中心人物のストーリーに関しても良い場所に着地してくれて安心しました。。
流石、スティーブン・スピルバーグです!!
ウエストサイド物語でも同じことを思いましたが、ストーリー構成が丁寧でまとめるのも上手い!
それでいて観ていてドキドキする展開!
素晴らしいですね。
白熱するシーンで音楽無しでシーンを流すことに1番驚きました……!!痺れる。
ジュラシックシリーズにハマってから、恐竜の事も少しだけ調べてましたので「イナゴ」「寒冷地」「羽毛種」「T-Rexのうぶ毛」がトレーラーで出ただけで本当に興奮して観ました!
初めて観たジュラシックパークは5歳で映画館で観たので嫌って恐竜映画は映画館で観なかったのですが、大人になって魅力が解りジュラシックワールドを映画館で観て嬉し泣きしたのが、つい最近のようです。
ジュラシックワールドを観て新しい時代に相応しいストーリーだと感じて3部作楽しませて頂きましたが……。
これ以降、恐竜映画が映画館で観れないのは悲しいですね。。
ジュラシックシリーズが完璧過ぎた。
「恐竜の世界」を描くのかと思ったら…な一作
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でホラー味を前面に打ち出した流れから、再び「恐竜たちのいる世界」の面的な広がりを描くことに回帰した本作。『ジュラシック・ワールド』(2015)のコリン・トレボロウ監督が再登板しているため、オーウェン(クリス・プラット)を中心とした物語になるのは必然としても、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)やグラント博士(サム・ニール)といった「パーク組」もしっかり活躍していて、(一応)シリーズ完結編として新旧両シリーズファンに目配せした俳優陣を揃えています。
もちろん本シリーズの真の主役は恐竜たちで、雪原やイタリア市街を縦横無尽に走り回る姿は、CGだと分かっていてもその迫力、存在感に驚かされます。今回はこれだけ「面的」な描き方をしてくれるのか!と期待していたんですが、後半になるとやっぱり閉鎖空間での闘いになってくるんで、ちょっと残念。とはいっても見せ場の連続なので、決して物足りない、ということはありません。ドラマパートはあまり練り込まれているとは言いがたいのですが(ドジスンが親玉、という時点で…)、やはりこの恐竜たちが躍動する姿を観るだけでも劇場に足を運ぶ価値は十分あります。
本作に対する一般的な評価としては、シリーズ完結編であるにもかかわらず、前作でマルコム博士が指摘したような、再び地球上を闊歩するようになった恐竜たちと人類がどのように共存していくのか、といった重要なテーマを十分掘り下げていない、として否定的に捉える向きも多く、それが影響してか興行的にも苦戦を強いられているようです。となると、真の完結編と銘打ってさらなる新作もあるかも、とちょっとうがった期待をしてしまいました。
ハリウッド映画の詰め合わせ
テーマの通り。
ジュラシックパーク+インディジョーンズ+007+ミッションインポッシブル+アルマゲドン+ゴジラ(日本版)+トップガンマーヴェリック+ホームアローン。
特に恐竜の口に燃えるイナゴを突っ込んで火を噴いたシーンは東宝映画、ゴジラの世界かと思った。
何とかいい作品にするために、流行った映画のエッセンスをぶち込んで、混ぜ混ぜして、焼いて冷蔵庫で冷やした感じ。
特に最後の3頭の戦いはなんだったのか。
命懸けで救いに来てくれた保護者への愛は生まれないのか。
恐竜のCG以外は、、、
考えず感じろというのがキーワードなのか。
おつかれ様でしたで+0.5
それでも私は絶対Blu-ray買うし、この先何回も見ると思います。
●よかった点
・レジェンド3人が最高にかっこいい。登場シーンは涙が出たし、終始かっこいい。同窓会商法だとしても素敵に歳をとられててよかった。
・恐竜かわいい。ブルーの子どももかわいいし、冒頭だけどブラキオサウルスが誘導されながらちらっと振り返ったところがかわいかった。
・馬と恐竜の並走、かっこよかった。オーウェン役の方は馬も乗れるんだなあ。
・毎回学ばず人災で大惨事。みんながもっと冷静に理知的に真っ当な倫理観を持って行動していればこの映画は成り立たないので、ハイハイ、来ましたーっ!という気持ちで見てました。なんですぐに鍵壊して恐竜逃しちゃうんだろう。ガラスとかけっこうな強度のがすでにワールド1作目で出てた気がしますけど、そんな簡単に割れちゃうんだ。
●どちらともいえる点
・第1作目のオマージュが多い。ファン心理としては「あ!あのシーンだ!」と振り返れて楽しいけどちょっと現実に引き戻される面もあった。ワールド1作目くらいの量でよかった気もする。
・クレアは回を追うごとに脳筋のわがままな人になってない?ジュラシックシリーズはいつだって自分勝手な人が多いから別にいいけど、ワールド1作目のときはもっとインテリっぽかったのにな。
●うーんな点
・なんでそんなイナゴつくった?言ってたっけ?もう一回見ればわかる?イナゴ以外にもつくってる感じはあったし、原作でバイオシン社は営利最優先で遺伝子組み換えして生態系壊して…みたいな描写があった気がするから、原作へのリスペクトなのかもしれないけど、共存と遺伝子操作とさらにメイジーのクローン問題を同時に扱うのは詰め込みすぎだと思う。結局終着点がよくわかんなかった。とはいえ恐竜との共存はできるかどうか?だけだと「心を通わせて完全に共存できました、もう安全です→そんなわけあるかい!動物なめんな!」、「共存できず人類は滅びましたor文明社会は崩壊しました→暗すぎるor方向性が違い過ぎる」の2択なのかな〜と思うので、仕方なかったのかな。でも私が思いつかない何かしら答えを出してくれるのかと期待してたんですけどね。
・なんで急にウー博士は善人ぽくなった?私はシリーズで一貫してマッドサイエンティスト気味に純粋に研究を続ける貴方が好きだったよ…。たくさん死者が出たからかな?でもそんなのイナゴ放った時点でわかってたでしょ?
・バイオシン社、ウー博士、ドジスンをもっと深彫してほしかった。新キャラ出し過ぎだと思う。どの人も魅力的だったけど、それでとっ散らかって肝心のドジスンがなんかただの小賢しいワルって感じで…まあそうなのかもしれないけど、何を思ってたとかもっと朗々と語りあげるシーンとかあったらよかったのになあ。
・物語の展開上仕方ないとはいえ、安全のために人里離れて暮らすって白雪姫かオーロラ姫か。メイジーは14歳らしいけど、隔離されたサバイバル生活で教育は受けれているの?特殊な生まれだからこそ色んな人と関わらせて色んな考えや学問に触れさせるべきだと思うよ、この脳筋カップルめ。
・別にクレアとオーウェンが嫌いなわけじゃないけど、最終作として科学とか生命倫理に重きをおいた知的な映画であることを期待していたので、思ったよりドタバタアクション映画で残念。
やっぱり凄い!!
小さい頃にジュラシックパークを観て感動して、大人になってからジュラシックワールド観て感動して‥
いつ観てもハラハラドキドキ、多分ここで恐竜が出るなってわかっててもドキッとして楽しめます。
欲を言えば、もっとブルーが観たかった
好きに闘え‼
前作の最後、街へと放たれてしまった恐竜たち。果たして、人類と恐竜は共存できるのか?
・・・と言った物語。
大好きなワールドシリーズの最終章‼
前作はそこそこだったものの、2015年ワールドシリーズ1作目は個人的に☆10個でも良いくらいの超お気に入り作だったので、どんな有終の美を魅せてくれるのか、遅れ馳せながら期待を胸にいざ鑑賞。
終始、大迫力の恐竜パニックアクション映画。画面狭しと走り回る恐竜たちから逃げ回る展開は見ごたえ抜群。
洞窟の中でディメトロドン(⁉)から逃げる所がお気に入り♪昔好きだった所沢のユネスコ村恐竜ライドを思い出した。また乗りたいんだけどなぁ・・・。
そして大バトル‼
ちょっと昔のゲームですが、ギガノトサウルスってディノクライシス2オリジナルなのかと思ってた時期もありましたが、実在したんですね。最強恐竜らしいのに、何故ティラノサウルスの方が恐竜代表みたいな感じなんだろう。
それこそジュラシックパークの功績!?
・・・とまぁそんなこんなで、SF映画作品としては充分面白かったのですが。。
個人的には☆10の面白さで始まった3部作のラストとしては・・・といった印象がどうしても拭いきれず。。。
そもそも前作ラストで街に恐竜たちが出てきちゃって、次回作どうなっちゃうの!?・・・みたいな期待感がMAXだったんですが、実際の所マルタで追っかけっこしたくらいだし。。
そして何より、ブルーに始まった物語なのに、最終作の出番が、「イナゴ > ブルー」って、これはどうなのよ?
てか、モササウルスとかもっと見たかったのに・・・(前々作のラストは映画史上でもトップクラスの大興奮でした‼)、どの恐竜よりもイナゴの方が目立ってたように感じたのはワタクシだけ・・・?
そして、シリーズ通しての真の主人公とも言えるT-REXも、前々作では粗最後の方しか出てないというのに、王者の貫禄と共に大興奮を与えてくれましたが・・・。
本作はのそっと普通に出てきたりしてあんまり興奮せず・・・(ラストの登場は興奮しましたが)。
・・・と、ちょっと辛辣すぎたかもしれませんが、とても面白い作品だったと思いますが、なにせ期待値が高すぎたってのがあったかな。。
ですが‼ここまで書いておいて難ですが、実はワタクシ、ジュラシックパーク1~3を観たのはもうずいぶんと昔の事だったので、今回登場していたのが当時のメインキャストだったと知ったのは実は鑑賞後でして・・・(汗)
そこを抑えていれば、滅茶苦茶アツい最終作だったんだろうなと。。
ちょっと反省(笑)
更に、この「人類と恐竜の共存」というテーマ。
現世には恐竜は居ないわけですが、人類とあらゆるものが共存しなくてはならないですよね
(因みに一時謳われた Withコロナ とかいう言葉は大っ嫌いですがw)。
ジュラシックシリーズが通して発したメッセージはガッツリ伝わってきましたね♪
でも、やはり何年も楽しみに待った先に期待した内容とはちょっと違ったのは正直な感想かな。。
いつかすべての作品を観直して、改めて鑑賞してみたいと思います‼
そしてそして何より、これで終わらずにまだまだ新作を是非みせて欲しいです!!
ハードルを上げ過ぎたせい?
楽しみにし過ぎてYouTubeのティーザーを予習しすぎたせいか、
新しい驚きのシーンはなかった
5をつけたかったけど、
-0.5で…
・イナゴが見たいわけじゃない
前作からつながるような
人間の生活にどうやって恐竜が共存していくのか!?
ってところを見たかったのだけど
大部分がイナゴにフィーチャーされてた
・あの曲が流れない‥
シリーズ完結というのに、テーマソングが流れないのは、非常にがっかり‥
(トップガン新作のように、音楽で感動させてほしかった)
・パーク1の伏線回収
あの髭剃りクリームが
二十何年越し?にようやく出てきたのがよかった
モヤりポイント多数
場面場面は面白いし、複線化するストーリーを分かりやすく見せてくれる。そういう意味ではよく出来ているが、やはり「ためにする」アクションでかさ増しされてる感は否めない。
ストーリー的には、まるでイナゴだけが問題みたいになってたけど、恐竜たちがまた拡がってしまって生態系が変わっちゃうことは問題ないのか?同じ技術で恐竜たちを根絶することは出来ないのか?その技術に問題ないのかは、あいつがやってるだけに信用出来ないよね。モヤりポイント多数…
『遺伝子映画』の綺麗な締め!
この映画は、80年代~90年代初頭にかけての『映画を観に行くのは大きな楽しみなイベント』という時代の空気を想起させてくれるものでした。
80年代、ハリウッド映画はエンターテイメントの頂点であり、スターウォーズ・インディジョーンズ・ゴーストバスターズ・BTTF等々、社会現象を起こすのが当たり前のコンテンツでした。
家族連れや友人達と観劇しては語らうという事が楽しみなものでした。
そしてその時代の頂点として『ジュラシックパーク』がありました。最新のデータに基づいた恐竜の『本物が存在したらこんな感じなのか』という説得力とパニック映画としての高揚感が存分にありました。
今でもその感動は心の中に鮮明に残っています。特にコップの水の振動が徐々に大きくなっていく所など…
こういう映画を劇場で観るという事は、年齢にかかわらず貴重な体験だと思います。その時の感じ方や時代感はきっと観た人大きな財産になると思います。
昨今の国産アニメ映画大ブームも結構ですが、他の国の文化に触れて同じものを同じように感じられる感性を磨く為にも、こういった映画は不可欠だと思います。
ディズニー映画だけではなく他社のオリジナルでの上映を希望してやみません。
突っ込んで楽しみたい方向けには、ネット配信製作のものでも良いのではないでしょうか?
色々と思う所はありますが、この映画には『ありがとう』と言いたいです。
で、前置きはともかく映画の内容について少々…
今回の映画では『遺伝子操作』について結構突っ込んで話をしていました。
○少女について
彼女の母親は超優秀な科学者でした。研究室に籠もりっきりで、おそらく男性関係も無かったと思われます。そんな彼女が子供欲しさにクローン技術を発展させて妊娠します。ここは重要な点で、いわゆる『細胞分裂』によるクローンではなく、『XY染色体の開発』によるクローンの産み出しに成功していたということです。劇中で「恐竜はメスしかいない」と述べられているように、オスがいないために自然交配による繁殖力は無いということです。しかし女博士は、自分の身をもって研究を結実させました。自然繁殖が可能となれば、いくらでも多くの恐竜を安価で産む事ができ、大きなビジネスになります。女博士は、おそらく「ブルー」という名の比較的人間に慣れたラプトルを実験に使用したと思われます。現にラプトルは「卵を産んだ」ということになっています。少女が子ラプトルと親和性をもっているように描かれているのは、似たような境遇があったからでしょう。また、少女が狙われるのは、『染色体』欲しさからだったのは、言うまでもありません。この映画に後日譚があるとするならば、おそらく少女は家族とともに実験室送りとなることでしょう。また倫理的・宗教的にみて『処女懐胎』となりますし、社会的には『国籍の無い子』となります。まあ、映画なのでハッピーエンドで良かったです。
○イナゴについて
イナゴはおそらく『XY染色体』の実験開発の産物でしょう。女博士が開発データを残さなかった為、研究所が独自に研究を進めていった開発途中の物だと考えられます。『何故イナゴなのか?』それはおそらく「繁殖力がハンパなく強い」からでしょう。恐竜よりも小さく飼育も容易だからです。しかし研究は上手くいっていないようでした。それが判るのは、ラストシーンで研究者が「ウイルスを持った個体を群れのなかに放って死滅させる」ということをおこなっているからです。「同じ遺伝子情報を持つものは、一種のウイルスによって全滅する可能性がある」という推論に基づけば、『XY染色体』はできていないという事です。(この辺は『攻殻機動隊』にも軽くでています)
この二点で、今回の映画の骨子があらわれているのではないでしょうか?
○音楽
期待していたとおり、映画ラストシーンとスタッフロールラストに『ジュラシックパーク~メインテーマ』が少しだけ、かかりました。
「終わったよ」という最後の調べでした。
以上、ネタバレといえるかどうかわかりませんが、見終えた感想です。
ありがとうございました。
所々突っ込みたくなる箇所はあるが・・・
全体を通して面白かった。現在の生物と造られた恐竜が共存して行くというテーマのようで恐竜がメインではないストーリー。えっ、そうなる?という箇所が何箇所かあったが、エンターテインメントとして捉えればコメディっぽいけどまぁ気にならない。
全613件中、141~160件目を表示