ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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やっぱりあいつにそうなるか
恐竜物語からは結構離れていき、どんどん冒険探検追い終われの展開、インディジョーンズここに現る的お話で面白い事は面白かった。恐竜達もこいつ達ってこういう事やるんだったなぁと思っていたらそのままであーやっぱりかあーと。それでも普通にその辺に恐竜がいて襲われるという設定には恐れ慄き、イナゴの大群それも巨大化したものはただただ怖かった。この様な世界にならぬ事を希望する。
あと突っ込み所はそれこそあちこちに散見出来るがまぁそんな事言っていたらお話が進まないので仕方ないか。
初期『ジュラシック・パーク』のレジェンド登場
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)の続編で、「ジュラシック・ワールド」三部作の第3作目。
タイトルにも記しましたが、初期『ジュラシック・パーク』のレジェンド、“アラン・グラント”、“エリー・サトラー”、“イアン・マルコム”が登場します。
『ジュラシック・パーク』のレジェンドたちと、『ジュラシック・ワールド』の登場人物は、当初はまじりあいませんが、同じ物語に登場している以上、最終的には出会って、協力し合うという事になります。まぁ、王道ですね。他の登場人物も、初期の『ジュラシック・パーク』の世界とつながっていました。続けてみると、話がつながるのか
ところで、世界には恐竜があふれてしまっている設定なんだね。それには驚きです。まぁ、本当にジュラシック・パークの様な施設が出来た後に、その施設が破られて、荒廃してしまったら、そこにいる生物は逃げ出すでしょうから、そうなるんだろうけどね。
ワクワクドキドキが止まらない!
恐竜映画ってなんでこんなにワクワクするんでしょう!
そして、いろんな恐竜作品の中でやっぱりジュラシックシリーズは群を抜いて面白い!
ジュラシックパークの御三方とワールドの3人の鉢合わせシーンはなんだか胸が熱くなって涙が溢れそうになった。
ついこの間、ジュラシックパークの一作目を観たからか、アラン博士とエリー博士の老化具合にかなり驚かされたけどそうか、もうそんなに大昔の作品なのかぁ、、としんみり…
マルコム博士はワールドでも出演していたので珍しさはなかったけれど、でもやっぱりアランとエリーと3人一緒にいると懐かしさが蘇って、胸が熱くなる。
あと、羽が生えて色がついた恐竜は衝撃的🫨
動いてると気味悪さ倍増で、普通の恐竜が出てくるよりあれが出てくる方が何倍も恐ろしい(汗)
オーウェンとブルーの心では繋がってるところも観れたし、とても満足な作品だった。
イナゴだけは勘弁だったけど…
あぁ、もうこれでジュラシックシリーズは最後なのかぁ、、、
こんな面白い恐竜映画はこの先もう出てこないかもなぁ、、
世界的な名作だからこそ、期待値が上がってしまうよね
期待値A
ちょっと尻すぼみ。
世界に恐竜が住みつき、共存の選択を取った世界の話。
世界設定めっちゃ好き。
オールスター感謝祭だった。
待望の続編であることには間違いないんだが、
ジュラパや、ワールドの一作目の衝撃が強くてね。
22.8 映画館
バッタと予言の日
ジュラシック・パークは元々生命倫理をテーマにした作品でした。
もちろんただロマン溢れる恐竜映画でもあるのですが、恐竜というテーマを用いて「自然の恐ろしさ」、そして「自然の営みに対し軽率に人間が介入することの恐ろしさ、傲慢さ」を描いた作品でもあるのです。
……とはいうものの、こちらのテーマは初代ジュラシック・パークで大体描き終わっています。
以降のシリーズは全部「恐竜パニックエンタメ映画」です。
別に悪く言いたいわけじゃないですよ。恐竜パニック大好きなので。それはそれでいいもんです。
しかしその恐竜パニックに中途半端に理屈を付けようとして色々失敗したのがジュラシック・ワールドⅡです。
「火山島にテーマパーク作ったのかよ」とか「どんな理由があろうと恐竜逃がしていいわけないだろ」とか「レーザーで敵を照射できる状況ならそのまま銃で撃てよ」とか。半端にそれらしく振る舞おうとした結果生まれたツッコミどころが無限にありました。
ジュラシック・ワールドⅢを評価しているのはそれに比べて原点の生命倫理にもう一度正しく向き合ったからです。
というのも、恐竜ってもう復活出来ないことが知れ渡ってるんですよね。カエルのDNA使ったってどうにもならないレベルです。
それに現実的に考えて恐竜が人間の世界で暴れまわることはできません。
もちろん被害が出ないわけはないんですが、別に兵器が効かないスーパー怪獣ではないので。肉食の象が暴れてると思ってください。
軍隊送って攻撃ヘリから機銃掃射すれば当たり前に鎮圧できると思いません?
つまり今の御時世との乖離を考えればジュラシック・パークの初期設定ではどこまで行ってもサイエンス・ファンタジーでしかない。
だから改めてリアリティを得て問題提起するには「バッタ」なんです。
無限に増えて飛び回り、簡単に駆除もしきれず、歴史に名を残すレベルで食料事情に壊滅的な被害を与えていくバッタこそ、このテーマを描くために必要なリアルだったんです。
「恐竜パニック映画」でバッタをやる必要はなかったかもしれません。
ただ「ジュラシックシリーズ」でやる意味は確かにあったんです。
ジュラシック・パークが作られた当時、遺伝子技術はまだ不完全な分野でした。
今の我々の世界はどうでしょうか。
遺伝子技術は飛躍的に進化しました。
凍土から発掘されたマンモスの復活計画なんてものすらあるくらいです。
しかしジュラシック・パークであれだけ批判された「神の所業」は現実で批判されているでしょうか。
我々は歩みを止めることが出来ているでしょうか。
答えはノーです。
技術の進歩はもう誰にも止められません。
誰かのせいじゃありません。私達の誰もがより良く生きたいと願うからです。ヘンリー・ウーやインジェン、バイオシンという明確な悪人が出ないまま、ゆっくりと、知らない間に社会全体が染まっていくのです。
このまま行けば人類は過ちを犯すかもしれません。
過去に夢見た未来はまさに「今」になったのです。
ギリシャ神話ではパンドラが箱を開くと災いが飛び出し、箱の底には希望が残りました。
私はヘンリー・ウーの最後に希望を見ました。
変わることは避けられなくても、過ちを犯しても、ゆっくりとより良い未来へ進み続けることは出来る。
パークという未来が現実になった今の時代だからこそ、今の時代なりの答えを示したこの映画を私は評価したいと思います。
バッタ・人間
連続活劇の面白さ❗
2023年5月4日
WOWOWのシリーズ一挙放映にて。
ワールド三部作は、1作目『ジュラシック・ワールド』でも監督を務めたコリン・トレヴォロウに全3作のコンセプトを任せたことが正解だったと思う。
全作デレク・コノリーと共同で脚本に携わり、2作目『…/炎の王国』からは製作総指揮も兼務している。
ディテールに矛盾があったりはするが、パーク三部作よりも一貫性を保つことができている。
このトレヴォロウという人は、このシリーズ以外の作品を知らないのだが、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の監督・脚本を更迭された経歴を持つ人物。脚本が通らなかったらしい。
本シリーズは〝戦い〟の要素を加えて、見事にアクション色を強めているから、もしかしたら『…スカイウォーカー…』のプロットもアクション性が高いものだったのかもしれない。
本作で監督に復帰したのは、演出力も評価されているからだろう。2作目で若干もたついたのを挽回して、キレが良いのは間違いない。
さて、映画のシリーズものは、一本一本が独立・完成したものでなければならない。
大長編の小説を何本かに分けて映画化するものと違い、本シリーズのように1作づつオリジナル脚本を練っていくのは、相当に大変なクリエートだと思う。
「007」のダニエル・クレイグ編でも感じたが、あたかも最初からシリーズ一気通貫のプロットがあったかのように最後に纏めあげる脚本チームを凄いと思う。
小説家や漫画家も、連載中の読者の反応を見て先のストーリーを考えたりするのだから、同じようなものだが、映画は出資者や役者・スタッフも絡んで、相当に大変だと思う。
映画史にエポックを画した第1作を引き継ぎ、ジュラシックシリーズの6作目で見事に有終の美を飾った本作の製作・制作陣を称賛したい。
****以下、公開時のレビュー****
理屈はいらない。
とにかく、アクションの連続。
『ジュラシック・パーク』から始まったこのシリーズは、スピルバーグが監督した1・2作目だけマイケル・クライトンの小説を原作としている。特に1作目はクライトン自身が脚本に参加していて、彼のSF的設定の解説はそれなりに説得力があった。
3作目以降は、クライトンから離れてアクションに重心を置いている。
本作においても、ああだ、こうだと理屈付けする説明台詞はあるにはあるが、どうせ説得力などないのだから適当にさらりと流していて潔い。
クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワード主演の『…ワールド』三部作の完結編で、メイジー役のイザベラ・サーモンも前作から続投。この娘、キリリとした目元が魅力的だ。
そこに、第1作目のサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが同じ役で加わる。
シリーズ集大成の呼び声のとおり、新旧キャラクターが合体して悪と戦い、襲いかかる恐竜たちをかわし続ける。
文句のつけようがない胸ワクのエンターテイメントだ。
主人公たち一行は、どんな目にあってもたいした怪我すらしない。飛行機が墜落しても無傷だし、分厚い氷が張ったプールに潜っても、全然寒そうにない。
素晴らしいじゃないか、この徹底ぶり。
もちろん、見過ごせない部分もなくはない。
密輸航空機のパイロットであるケイラ(ディワンダ・ワイズ)が命懸けで主人公に協力する理由がいい加減だし、バイオシン社のエリート職員ラムジー(マムドゥ・アチー)が会社を裏切るきっかけが軽い。ラムジーは裏があるんじゃないかと最後まで思っていたが、そのままストレートだった。
ウー博士(B・D・ウォン)の扱いも納得感がない。彼に罪はなかったのだろうか。『…パーク』『…ワールド』を通してのキャラクターだから花を持たせたのか。
結局、恐竜たちとの共存環境の問題は片付いていないのではないかとも思える。問題が巨大イナゴによる農産物被害にすり変わったようで、恐竜が繁殖して人間の居住環境に侵攻していた問題は、このままだと再発必至だ。
本作でシリーズは終幕とのことだが、未解決イシューをちゃんと残しているので、きっといつか復活するだろう。
それに反対はしないし、このクオリティなら歓迎だ。
ただ、スピルバーグの指揮下を離れてしまうと品質維持は難しいだろうと思う。
こどもの時から観てたシリーズ。シメも納得!
前作よりは良かった
やべぇ、おもんない
恐竜と生物多様性、ゲノム編集
「ジュラシック・パーク」メンバーの 出演が本作を救った
ついに「ジュラシック・ワールド」三部作が完結する。しかし個人的な期待値はそこまで高くない。例えば、ライオンを見るとき、動物園よりアフリカのサバンナで見た方がより迫力と思う。「ジュラシック・パーク(1993)」がサバンナ体験であるならば、「ジュラシック・ワールド(2015)」は動物園の檻の中を見るようなもの。しかも次作「― / 炎の王国(2018)」に至っては恐竜を用いた“ただのパニック映画”に成り下がった感が否めない。しかし3部作の最後、やっぱり観ておこうと思い鑑賞しました。
しかし、途中から嬉しい誤算が・・・。
“ジュラシック・パークの出演メンバーが再登場”
サム・ニールにローラ・ダーンにジェフ・ゴールドブラム。彼らが出た途端、心はジュラシック・パークです。しかも全員相当お歳を召した分、渋さと円熟感をさらに増した感じが本作を締めます。正直出演することは公開前から知っており、それゆえ見たいと思っていた次第なんですが、私の期待は裏切りませんでした。特にサム・ニールのグランド博士、あなたは何も変わっていない。そこがいいんです。惜しむらくは機械に嫌われなくなったことぐらい?(笑)
しかし、それ以外に思うことはなし。前作でキーになった女の子の遺伝子を巡った争いなど、“遺伝子”をキーワードにした戦いをしているくらい。そこに恐竜をパニック要素に使うぐらいで、恐竜である必要性をあまり感じない。まあ最後はT―レックス登場で良かったね・・・て毎作それでは味が変わらない。まあジュラシック・パークのシンボル自体がT―レックスではあるけれど。
結局、恐竜が出てくるただのパニック映画なだけにとどまった作品。正直頭打ちの感じは否めない。しかし昔のメンバーが出たことで少なからず見ごたえはあった。そこが救い。
あ、あともう一つ。本シリーズで重要なポジションにいたB・D・ウォン扮するヘンリー・ウー博士。この方も1993年から出ているが、純粋に恐竜の研究に努めていた心は良き人。本シリーズでもそのスタンスは変わらないが、残念ながら自分の仕事が常に悪い方向へ回っていた。正直かわいそうな役柄だが、ついに贖罪の時を迎えた。個人的には良かった。
恐竜が絶滅していない限り物語は続くのでは?
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