「好きに闘え‼」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
好きに闘え‼
前作の最後、街へと放たれてしまった恐竜たち。果たして、人類と恐竜は共存できるのか?
・・・と言った物語。
大好きなワールドシリーズの最終章‼
前作はそこそこだったものの、2015年ワールドシリーズ1作目は個人的に☆10個でも良いくらいの超お気に入り作だったので、どんな有終の美を魅せてくれるのか、遅れ馳せながら期待を胸にいざ鑑賞。
終始、大迫力の恐竜パニックアクション映画。画面狭しと走り回る恐竜たちから逃げ回る展開は見ごたえ抜群。
洞窟の中でディメトロドン(⁉)から逃げる所がお気に入り♪昔好きだった所沢のユネスコ村恐竜ライドを思い出した。また乗りたいんだけどなぁ・・・。
そして大バトル‼
ちょっと昔のゲームですが、ギガノトサウルスってディノクライシス2オリジナルなのかと思ってた時期もありましたが、実在したんですね。最強恐竜らしいのに、何故ティラノサウルスの方が恐竜代表みたいな感じなんだろう。
それこそジュラシックパークの功績!?
・・・とまぁそんなこんなで、SF映画作品としては充分面白かったのですが。。
個人的には☆10の面白さで始まった3部作のラストとしては・・・といった印象がどうしても拭いきれず。。。
そもそも前作ラストで街に恐竜たちが出てきちゃって、次回作どうなっちゃうの!?・・・みたいな期待感がMAXだったんですが、実際の所マルタで追っかけっこしたくらいだし。。
そして何より、ブルーに始まった物語なのに、最終作の出番が、「イナゴ > ブルー」って、これはどうなのよ?
てか、モササウルスとかもっと見たかったのに・・・(前々作のラストは映画史上でもトップクラスの大興奮でした‼)、どの恐竜よりもイナゴの方が目立ってたように感じたのはワタクシだけ・・・?
そして、シリーズ通しての真の主人公とも言えるT-REXも、前々作では粗最後の方しか出てないというのに、王者の貫禄と共に大興奮を与えてくれましたが・・・。
本作はのそっと普通に出てきたりしてあんまり興奮せず・・・(ラストの登場は興奮しましたが)。
・・・と、ちょっと辛辣すぎたかもしれませんが、とても面白い作品だったと思いますが、なにせ期待値が高すぎたってのがあったかな。。
ですが‼ここまで書いておいて難ですが、実はワタクシ、ジュラシックパーク1~3を観たのはもうずいぶんと昔の事だったので、今回登場していたのが当時のメインキャストだったと知ったのは実は鑑賞後でして・・・(汗)
そこを抑えていれば、滅茶苦茶アツい最終作だったんだろうなと。。
ちょっと反省(笑)
更に、この「人類と恐竜の共存」というテーマ。
現世には恐竜は居ないわけですが、人類とあらゆるものが共存しなくてはならないですよね
(因みに一時謳われた Withコロナ とかいう言葉は大っ嫌いですがw)。
ジュラシックシリーズが通して発したメッセージはガッツリ伝わってきましたね♪
でも、やはり何年も楽しみに待った先に期待した内容とはちょっと違ったのは正直な感想かな。。
いつかすべての作品を観直して、改めて鑑賞してみたいと思います‼
そしてそして何より、これで終わらずにまだまだ新作を是非みせて欲しいです!!