劇場公開日 2022年7月29日

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「That's entertainment!!!」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 アンディ・フクさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0That's entertainment!!!

2022年8月3日
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楽しい

興奮

マイケル・クライトン原作、29年前にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された『ジュラシック・パーク』は誰も見たことがないリアルな恐竜を描き、映画史の中でもエポックメイキングとなった映画であり、そこから始まったシリーズ3作と、7年前に復活した『ジュラシック・ワールド』シリーズ2作を総まとめしてシリーズエンドを飾る今作、メインキャラ大集合と聞いてワクワクしないわけがない!

リアルタイムで観てる組と後から参戦組では思い入れが違うのは仕方ない。
それを差し引いても、子どもが見ても分かりやすいエンターテイメントでありながら、原作・映画全体を通して「生命倫理や生命の進化・歴史」「テクノロジーの進歩と過信」に対する哲学的テーマが骨子にあり、どんなに科学が進歩しても結局虫一匹すら人間の思い通りにならない、
とかなんとか思いつつ、一緒にドッキリしたり咆哮にビックリしたり。
やっぱり相変わらずのグラント、エリー、マルカムの三人揃うシーンやシェービングフォームの缶だったりにワクワク。
ワールドのメンバーも勢揃いで、オーウェンはあのまま、そして、まだ悪夢を見るというエリーに比べると、随分クレアは逞しくなったな。
数多くはないけれど新しい恐竜はもちろん、1作目のTレックス登場シーンのオマージュがあったり、小ネタも満載。

確かにわちゃわちゃしてるし、ツッコミどころもあるし、もうちょいグラント博士の活躍も見たかったけど、とにかくこの壮大なエンディングを一緒に楽しもう。
そうそう、Dolby Atmosで鑑賞しましたが、良い音で大画面でぜひ堪能してほしい。

いやぁ、映画って本当にいいものですね〜と言いたくなる帰り道でした。

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アンディ・フク