「長らくご愛顧のジュラシック商店閉店」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
長らくご愛顧のジュラシック商店閉店
ジュラシック・ワールドの最終篇にふさわしく、新旧キャストが揃い踏みで感慨深いけど、お話し自体はツッコミ所満載です。恐竜達と人間との共存はフツーの野生動物被害程度の扱いで肩透かしだし、悪役のバイオ企業が007のスペクター並みの規模の割には、社長は危機管理意識ゼロで内部情報ダダ漏れで、ご都合主義的な展開ばかりです。一方で、前半は少女と子ラプトルの奪還を巡る武器商人や密輸業者、CIAが入り乱れる迫力あるスパイアクションにしたのが成功で、ここから俄然面白くなってきます。後半でバイオ企業の研究施設が舞台になると、恐竜に追いかけられる毎度のパターンなんだけど、ここに旧キャスト三人を投入してくるので、なかなか面白いです。なんだかんだ言って、最後まで一気に見せるコリン・トレボロウ監督の力技は、まさにTレックス級です。一応これで完結とのことだけど、次回は、恐竜との共存をさらに進めて、ラプトルが知能を持って言葉を話すようになる、新シリーズ『ジュラシック・プラネット』が出来たりして。
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トラ吉さんのコメント
2022年8月21日
そーかぁー!!
『ジュラシックプラネット』ですか!!(笑)
我が家では『ジュラシックアース』か、
恐竜と一緒に住むホームコメディで『ジュラシックホーム』かと話してました!(笑)