「発想がド下手!」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 ドラゴンミズホさんの映画レビュー(感想・評価)
発想がド下手!
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とにかく全ての発想がヒドかった。
●前作で世界に解き放たれた恐竜たち。人間はたちの運命は・・・のラストだったのに、まったくその発想が生かされていない。
確か予告では波乗りサーファーが恐竜に襲われたり、野外映画場に恐竜が乱入してたりしてたのに、ほぼそんな世界観はないし内容に関わって来ない。
居住問題や食料被害やいくらでも恐竜との共存に即したアイデアやテーマは出てきそうなものなのに、スパイ映画みたいな遺伝子争奪戦しかやらず、世界感の広がりがまったくない。
●恐竜の出し方が雑すぎる。作り手のご都合のタイミングで恐竜を出して襲わせている。走る人間の脚力に恐竜が追いつけないわ、目の前に人間がいるのに噛みつかないわ、とにかく雑。
●登場人物が雑。新旧キャスト出しても誰のドラマかよくわからない。ただの科学者なのに企業の研究所に潜入して、007のようなアクションをしている。
●イナゴの話とかいる?もはやバイオハザード。
●DNAが目的なんだから女の子を誘拐しないで、髪の毛1本もらえばいいだけじゃん。
●最後の恐竜対決は何?恐竜を殺す意味ある?
1作目も思ったがコリン・トレボローは下手だ。
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