「シリーズ最後(?)で最高のでき」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 kwmdさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ最後(?)で最高のでき
実はスピルバーグの娯楽作は、娯楽だけのような気がして、深みのなさがあまり好きではありません。
特に、ジュラシックシリーズは縁起物なので映画館には出向くのですが、お金かけただけの出来にしか思いませんでした。
今作は恐竜はおかずでしかなく、主題は環境問題で、解決はテクノロジーと科学者の良心を信じようです。
中身は、007とインディージョーンズと激流を混ぜた、新しい家族を形成するホームドラマになっています。
気づいた方もいるかも知れませんが、人間は恐竜を撃退はするのですが、人間が恐竜を殺害することは一度もありません。
おそらく、意図的な者です。子供が見ることを想定しているのかもしれません。
(ままでは、射殺したり、崖から落としたりしてなかったでしたっけ?)
伝統のお笑いシーンもちゃんと押さえてあります。
恐竜の登場シーンはお化け屋敷のそれです。
人間の捕食シーンはこれまで通りです。
恐竜の造形や動きはどんどんそれらしくなっています。
新しく登場する種類は、最近の知見に基づき、羽根が生えていたりします。
今回はdolby cinema 3Dで鑑賞しましたが、とても綺麗で隙のない映像です。
(アバターも期待できます。)
さて、巨大なアレが沢山出てきます。
私はアレの佃煮が大好きです。おっきいの食べてみたいです。
カルシウムの補給になります。
火事になるとこんがり焼けるはずですが、あの数だと結構臭いんじゃないかな?
その演出がされていないので、星は5つ差し上げられません。
あ、あのCEOはTim Cookだよ、絶対