劇場公開日 2022年7月29日

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「ジェフ・ゴールドブラムがやっぱり大好き!恐竜より彼のいない世界なんて想像できない…ところで焼きイナゴってどこで食べれますか?」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ジェフ・ゴールドブラムがやっぱり大好き!恐竜より彼のいない世界なんて想像できない…ところで焼きイナゴってどこで食べれますか?

2022年7月30日
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枚挙にいとまがないほどオマージュ/ファンサービス盛りだくさんで思わずニヤリゲラゲラしちゃう、あの施設のモニュメントとか完璧に"アレ"したいがためだけだもんな(ex. X-MENの"X"オマージュ)。去年見た『ゴーストバスターズ/アフターライフ』等にも通ずる長年続く一大フランチャイズの一区切りとして功労者全員集合の心温まる約束された時間。その中には、本シリーズ屈指のセクシー要員 = ゴールドブラムによる所ももちろん大きい(ex. 横転車ゴロゴロからの火で注意を引く、子供の前じゃ刺激の強いはだけた胸元)!! 同窓会からの終盤は新旧メンバー全員横並び懇親会でコントかと思った。そしてコレには見る側も製作サイドの意図を汲み取り、そうしたノリに乗っかる温かな眼差しを持つことが重要だとも思う。
スター・ウォーズ9を降板させられたコリン・トレヴォロウ監督が、別シリーズでありながら、【シリーズにおける終幕】という同じような立ち位置にある本作品にそのSWへの無念をブチ撒けて「どうだ!」と証明してみせた!

全体的にセット感強めなのと、ほどよい内容の超大作感でポップコーン進みそう。前作の最後に我らがゴールドブラムがドヤ顔で「ジュラシック・ワールドへようこそ」って言っていたから、もっと恐竜たちの放たれた世界全開かと期待していた分、2時間半くらいある本作中出てくるメインステージが大きく分けて2箇所くらい(マルタと無能敵ボス本拠地) & せっかく"恐竜たち世界中にいる"って設定なのに結局人間同士で揉めていて「あれ?」と少しなったけど普通に楽しめて割と良かった。
前作『Fallen Kingdom 炎の王国』が(タイトルに象徴されるように"過去との訣別"という意味合いから)単純な巨大化などスケール面での加算に頼ることなく、中・小型恐竜メインに室内など限られた空間でのサスペンス要素を追求するという試みで、シリーズに新風を起こす製作意義を多いに感じたものの、見た感想としての"おもしろい!"度合いが弱めだったから、最後にこうした大文字な気持ちよさに立ち返ったのは正解。前作より分かりやすくオーディエンスフレンドリー。けど新型開発に情熱を燃やしていた傍迷惑ウーさんがあれで許されているのかは謎。
※もちろん最後まで見ても結局人間側の精神論的話/気持ちの持ちようで、恐竜と共存する術はちっとも分かりません。恐竜サイドからすると何も変わっていないので今後も襲われたり食べられたりする危険性はあります※

I'm coming with you.
P.S. ローラ・ダーンはやっぱり歳を重ねてからのほうがかわいい。ちなみにサム・ニールとジェフ・ゴールドブラムはどちらも(共演シーンこそないものの)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』出演しているコンビ

とぽとぽ