「人権が蹂躙される世界」名もなき歌 arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
人権が蹂躙される世界
真面目な、とても哀しい映画でした。人が人として扱われない世界がある。
超インフレで暗殺が横行するペルーで、貧しい女性が出産したばかりの赤ん坊を拉致されてしまう。個人番号も持たない下層階級の彼女の訴えを、警察も裁判所も取り上げない。
ペルーだから、ってだけではない。日本でも入局管理局(今は別名だが)では、こんな人権蹂躙が当たり前に行われている。目を向けることが大切だ。
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