「タング、二宮、満島、みんな大好き!」TANG タング 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
タング、二宮、満島、みんな大好き!
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設定がとてもわかりやすくて、愛に満ちた作品でした。生活シーンは、今よりIT化が進んだ世界です。二宮は研修医、満島は弁護士。二宮が研修医の時、父親を救えなかったことで、自分の人生から逃げていました。ですので、この夫婦は放っておけば離婚まっしぐら。そこに現れたタングは、外見はポンコツに見えますが、実は第3世代のAIを搭載した優れたロボットなのです。そのタングが夫婦のキューピットになるのです。その予告だけで涙腺が緩みますが、案の定、本編の後半は泣きっぱなし。劇場内の観客も啜り泣きです。タングは人間にしたら、可愛い盛りの3歳ぐらいの男の子の感じ。反抗的な面もあるけど、抱きしめたくなるほど可愛い。このタングが科学者役の武田鉄矢に、記憶を消されそうになります。それを阻止するために、二宮と武田の対決アクション。びっくりです。そしてタングを救うために手術?をします。まるで父親の手術で何もできなかったトラウマを、除去するかのようなシーンです。そして、タングは復活し、見事に満島との仲直りに貢献するのです。めでたしめでたし。タングは、常に相手のことを考えるロボットです。こういうロボットが増えたら、世界ももう少し平和になるかもしれません。
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