オールドのレビュー・感想・評価
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終わり方も悪くなく、面白かった。
予想以上に面白かった。脇役のみなさんの死に方がちょっと雑で可哀相すぎるが、最後には謎が解け、良識あるエンディングで良かった。
あなたの人生が一日で終わるとしたらどうしますか?
主人公家族たちが旅行先のホテルに案内されて訪れたビーチ。なんと、そこは急速に老いが進む。 急速な時の流れによって引き起こされる二転三転する展開。ビーチから脱出できるのか?なぜ、老いが加速するのか?ビーチを案内したホテル側の目的は?… シックスセンスで世界に衝撃を与えたMナイトシャマラン監督の最新作。予告編で非常に気になって鑑賞。 結論として、観て大正解だった。 まず、今作の地獄のような設定。1秒も無駄にできないとはまさにこの事、溜まったもんじゃ無いよ。登場人物にここまで同情した作品はないかもしれない。 そして、数々のスリラー映画を作ってきたシャマラン監督だけあって、違和感とか不安感を引き立てるのが上手い。登場人物の言動、周りの景色まで怪しく感じて、スクリーンの隅々まで捉えようとして序盤からグイグイ引き込まれていった。 そして謎が明らかになった時のしてやられた感。伏線あったもんなあと気持ちよくやられました笑。
毎度お馴染み
シャマラン毎度お馴染みのワンアイデア映画だが、丁寧に作られていて面白い。 死んだ細胞は…のくだりとか、理屈を合わせるのに苦心しているのが見てとれるのも微笑ましい…ww 「10回くらいしないと出来ないんでしょ」には笑った… 「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジーや「ストーリーオブマイライフ」のエリザ・スカンレンなど、あぁ!というキャストが良いね。
スッキリなトンデモ映画。
原作があるらしくシャマラン作品ながらスッキリ結末迎えて気分良し。全員驚異的な早さで歳をとる。様々なトラブルでミステリアス感たっぷりだけど、歳をとるってこういうことか、と思わさられた。
Old: The Marlon Brando & Jack Nicholson‼️
シャマランは見たことがないこの映画...。認知症(dementia )の父は、ジャック・ニコルソンとマーロン・ブランドが出演している映画の話をやめなかった。シャマランは、「お父さん、見たことないよ」と言ったが、シャマランの父は『ジャック・ニコルソン!マーロン・ブランド!』と言い続けた。『マーロン・ブランド!』って。そして、その映画について延々と話し続けた。「お父さん、この話を続けるなら、これを映画にするよ」とシャマランは言った。そして彼はそうした。父の為に。 さらに、シャマランは続けます。 誰もが知っているはずの、史上最高の2人の俳優の映画のことを、なぜ誰も知らないのか?知っているはずなのに知らない、みんなが正気•冷静(sanity)でないことを暗に映し出しました。映画『ミズーリ•ブレイク』を語り続ける父について、愉快でもあり、悲しくもあり、美しくもある姿を、映画『OLD』の中で描写しました。
今回は
145本目。 ナイト・シャラマンは、正直あんまし合わないから、観るのはと思っていたけど、朝イチで観れるのとなるとと言う事で。 終わってみれば、あぁ前フリあったし成程とは思う。 でも真ん中がね、大雑把じゃないかと。 うんまあでも良かった。
シャラマン作品ではトップクラス
自分はシャラマニストまではいかないけどまあまあ好きな監督の一人程度。 日曜の朝早起きしてしまったのでグランドシネマサンシャインの8時30分の回へ。一席飛ばしながらほぼ埋まっている席をみてシャラマニストは結構多いなと。期待せず、見たせいかかなり楽しめました。歳をとること、人生のスピードが早くなるだけでこんなに恐ろしいんだなと。 10代の一年と30代の一年は大きく異なるけれども時間は同じ。 いまを大切に生きよう。
科学的な部分を全部横に置いて観ると、、
些かご都合主義の作品で、仮にそういう場所が存在したとして、生命活動という点から見るとあり得ない場面が続く。基礎代謝には食物が必要となる訳で、代謝が急激に進むことを考えれば時間的に食物摂取が間に合わず、登場人物はあっという間に餓死する筈である。のんびり対策を話しているヒマなどないのだ。アルツハイマーが進むのに体力は衰えていないなど、考えながら観る人は白けてしまうと思う。映画にもなっているビデオゲーム「バイオハザード」を思い出したが、あちらはもう少し科学的に緻密に考えられていた。本作品は予告編で期待させたところが頂点かもしれない。 ただ、科学的な部分を全部横に置いて、極限状況における人間性という観点で観れば、面白い作品と言えるだろうか。絶望する人、勇気づける人、傍観する人、何もわからない人などに分かれ、自分のことを優先するのか、家族を優先するのか、それとも全員を救うことを考えるのかなど、この海岸を世界に見立てれば、考えさせられる部分もあった。その意味では全員が死亡するのが人類絶滅を予感させて、よかった気がする。
シャマラン、たまらん
ネタバレなしでレビューするのは難しいのでざっくりとした個人的な感想だけ書きます。 ・シャマラン作品の中で上位に入る面白さ ・どんでん返しはあるがそれだけの映画ではないのでラストに過度に期待しない方がいい ・若干ホラー要素ありで◎ ・考えさせられる細かい心理描写が散りばめられている ・伏線の回収がしっかりしていてスッキリする ・ストーリーは極めてわかりやすいので難しく考える必要なし といったところです。シャマランファンの友達が「楽しみにし過ぎると期待外れ」と言っていましたが私はかなり好きな作品でした。
低値安定
思わせぶりな音楽と演出、出たがりの監督(今回はドライバー役)、 退屈はしないけど、突出した驚きや衝撃は何もない、 そんないつも通りのシャマラン映画でした。 毎回60点狙いみたいな姿勢に逆に好感は持てますが、 初週から小さめスクリーンスタートなのは、もう期待されていないって事なんでしょうか。 本編前にわざわざ、監督のコメント付きでしたが、大したこと何も言ってないのが映画本編と同じで微笑ましかったです。
普通すぎるスリラー映画
この映画をシャマラン映画として観ると、肩透かしをくらうことは間違いない。 シャマランの醍醐味は先の読めない展開と、ラストに向けて最高のサプライズを用意する点にあると思う。 今回はそれがまったくない。むしろ、物語の理不尽な設定をひたすら繰り返し、映画内で何度も焼き直す。 ちりばめられたピースがいくつもあるが、それがハマる爽快感が今回にない。 ただ、物語の設定も撮影の不気味さも普通に面白い。 面白いのだけれど……自分はシャマランには、一ひねりも二ひねり期待をしてしまう。 普通の映画は撮らないで欲しい
どう納めるのか最後まで楽しめる
プライベートビーチに案内された数組の家族がどんどん老化していき、脱出も出来ないという話。 M・ナイト・シャマラン監督はデビュー作の「シックス・センス」が見事過ぎて作品を出す度に評価を下げていっている感がありますが、そういった先入観を取っ払えばある程度のクオリティを保った作品を作り続けていると思って毎回足を運んでいます。 今回も絶望的な状況下からどう物語としての落としどころをつけるのか、なんかよく分からないけどひどい目にあっちゃってかわいそうだったねで終わってしまうのかハラハラしながら最後まで楽しめました。いや、結構ひどい話なので楽しめたという表現が妥当なのか分かりませんが。
久しぶりのシャラマン監督
なんとも不思議で不気味な設定。島に行ってからは終始不気味な展開でミステリアスさを醸し出しつつ、どうなるんだろうと不安を感じる演出が怖い。島の不穏な雰囲気とか。特に「老い」の演出が怖すぎる。妊娠シーンなどは特に。また追い詰められる人々の描写も丁寧で、セレブママや認知症?精神疾患?の医師の老化は怖かった。 ラストはご都合主義な部分もあるけど、序盤の伏線回収は面白かったです。
答えは『ミズーリ・ブレイク』(1976)
久しぶりに当たりの方のシャマラン映画でした。ホテル側からお勧めされた美しいビーチでのバカンスに3組の家族が向かい、そこで巻き起こる時間が異常に速く進む事象と殺人事件?子どもたちは急成長するし、年寄りは老化が加速して死に至る。ビーチから抜け出そうにも物理的な力によって気絶させられる始末・・・ 30分くらいで1年分年を取り、1日で50年進んでしまう。最初は時間が進む特別な地域かと思っていたが、有機物しか影響を受けないのかな?ホテルの備品とかは錆びてたみたいけど、このあたりは考えなくてもいいのかもしれません。 製薬会社の提供ということや、崖の上では常に監視している者がいることなど、オチが楽しみでしょうがない。成長ホルモンみたいな化学物質の実験かと考えてみたけど、見事に外れてしまいました。医療関係者が多いというヒントもあったのに、久しぶりにヤラレタ感を与えてくれたシャマラン・マジック。 プリスカの抱えていた腫瘍が巨大化したり、子どもたちが大人になりセックスをして出産・・・といったバカバカしいエピソードよりも、大人たちがどんどん老化していく様子が身に染みる。「老い」をテーマにした文学的な趣向も見えてくるのです。特に終盤のガイとプリスカのシーンがいい!そして認知症をテーマにした『ファーザー』にも出演していたルーファス・シーウェルが、物取られ妄想や攻撃的になるという認知症の特徴を見事に演じていた。 名前と職業もいいけど、伏線で最も面白かったのが、クリスタル(アビー・リー)が娘カラに姿勢を正すように躾けていたのに自らが背中が曲がってしまったこと・・・その後の彼女は大変なことになってしまった。夢に出てきそうなくらい。なお、クリント・イーストウッドの娘もイヤな役を演じていたなぁ・・・ アレックス・ウルフがもうちょっと年を取ったところでムロツヨシが登場してくれたら満点にしたいくらいでした。
ポスターだけで引き込まれる謎の吸引力
何よりまず着想、設定が面白い。 M・ナイト・シャマラン監督最新作は、これまたありそうでなかった?新しい恐怖とスリルに満ちている。 おそらく張られてるだろう伏線を意識しながら、目まぐるしく展開するストーリーに一気にのめり込む。 >>特別に招待された3家族が自然保護区のビーチに足を踏み入れた時から、すでにそこに佇んでいた謎の鼻血ラッパー、何処からか流れ着いた若い女性の水死体…。 おいおい、こんなの遊んでられねぇわ。 ドライバーに電話!あれっ?電波が繋がらない。 すいませーん、ウチの子たち見ませんでしたか? ママ、僕はここだよ!パパ、私よ! へっ…?あなたたち…? さっきまで幼かった姉と弟は、わずか数十分の間に中高生ぐらいの見た目に変わっていた。 うそーん!何じゃ、こりゃあー! 引き返してドライバー呼んで来る! あいたたた…頭が締め付けられる〜! ダメだ、引き返そうとしたら頭が圧迫されて気を失った。 えっ?もしかして俺たち戻れないの? お姉ちゃん…水着が小さくなってオッパイがハミ出そうだから着替えてらっしゃい。 それより何で子供たちあんなになっちゃったの…? (当然こんな軽いテンションではないが笑) シャマラン作品は正直当たり外れもあるが、摩訶不思議な現象、謎解きサスペンス、密室ミステリー劇などあらゆる要素を含んだエンターテイメントとして飽きさせない仕上がり。 たまに覗かせるヒューマンな部分も相変わらず絶妙。 プロットの粗探しとか深読みはし過ぎず、ビーチにいる気分でシンプルに楽しむことをオススメする。 "クヨクヨ考えてるうちに人生なんてあっという間に終わってしまう、だから今を精一杯生きよう" なーんてそんな教訓めいたことは後付けでしかない。
最後まで目を離せないOLDって
種明かしはラストで なので内容にはコメントできないです。 感想としては観て良かったというか観ないと気になって仕方ない。観ざるを得ないです。 あえて言えば キーは子供たちの成長と暗号かな? 早く映画館で観て欲しいです🎦
次から次に起こる事件にハラハラしっぱなし。
ある4人家族がリゾートにやってくる。両親が離婚する前に子供達には秘密で思い出を作るためだった。 ちょっと怪しい理由で、リゾートから特別に紹介されたシークレットビーチに出掛けることに。そこで一緒になった数組の家族達、最初は景色のいいビーチを楽しんでいたが、突然、子供達が大きくなった。変に感じていると自分達も歳とっている事に気づき始める。どうも1日で50年進んでるらしい。脱出を試みるも失敗続き。海で気絶したり、崖から落ちたり。妊娠出産死亡がまさかの数分間とか。1日目で殆どの人が死亡。そりゃそうだ、親達は夜に80超えちゃうんだもん。 何故こんなことが起きているのか、どんな種明かしなのか、ずっと考えながら観てました。リゾートの人達怪しいとは思っていたが、そういう事だったのね。 最後はスパッ!ま、この手の現象は考えてもしょうがないもんな。 スピーディーな展開で、とっても楽しめました。
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