オールドのレビュー・感想・評価
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1時間で2年 1日で約50年が経ってしまう島に連れてこられた人達の...
1時間で2年
1日で約50年が経ってしまう島に連れてこられた人達の話。
まぁ時間の経過が早いから初めに色々と起こり過ぎてお腹いっぱい!
島に連れてこられた謎は、なるほどとも思ったけど
それならもっとピンポイントで、、じゃない?
途中から子供の人種変わったきがするんだけどw
迷ったら観ましょう
微妙な評価でどうしようかと思ったけれどシャマラン監督作ということもあり鑑賞。
導入部は夏休みのファミリービデオをみせられてるようでやや退屈です。伏線もあるので見ておきましょう。
そしてビーチに行くわけですが、ここも最初はスローペースです。
予告編はうまく切り取ってあります。
ここを乗り切れば娯楽作品として最後まで一気に見れます。
最後はやや説明口調ですが、これが無ければ、映画として投げっぱなしなので仕方ないでしょう。
絶対に行きたくないビーチ。
受け入れること
荒唐無稽な設定をシャマランだからねと言いつつ受け入れるのが映画通なのだろうと最初に思った。
物語は教訓的でよくできていた。一つは目がかすみ耳が遠くなり穏やかに歳を取っていくことの大切さ。もう一つは絶望的な状況下でも子供心を忘れないこと。万事まず受け入れることが大事なのだと思わされた。
前半は設定にわくわくするがやや尻すぼみ。
休暇で美しいビーチを訪れた複数の家族。楽しいひと時を過ごしていた矢先、なんと6歳だった息子は、少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていたのだ。一体このビーチで何が起こっているのか?というストーリー。
最初から不穏な雰囲気が漂っており、謎の老化現象が起こるビーチ、という導入は〇。ミステリーかと思いきや途中からスリラー、ホラーのジャンルであることに気づく。時間の流れ、老化が目に見える形で進むと恐怖になる、という目の付け所はいい。
キャスト陣もいい、特にトーマシンマッケンジーが美しい。
ただ、中盤以降はやや冗長。特に脱出しようとして死ぬシーンや精神病患者に振り回されるシーンがやや長い。また、オチも想像の域を出ないほどでやや残念。後味の悪さがいい意味でも悪い意味でも残る。
老化する(時間が早く進む)という設定も実はふわふわしている。身体的成長とともに精神的に成長していたり、死体は骨になるのに食べ物は腐らなかったり…など。
小さなお子さんをお持ちの方はショックを受けます
小さなお子さんがいる方なら子どもが急に成長したらと思うとゾッとしませんか?登場人物の子どもと同じくらいの子どもを持っているので、ものすごく怖かったです。エイリアンやゴーストが出てくるわけじゃない、ただそのビーチにいるだけで起こる恐怖。冒頭から流れる不穏な空気。小さな伏線が重要な手がかりに繋がる。ファンタジーとリアリティが融合する。ナイトシャラマン天才が過ぎる。
胸騒ぎがする中にも、人生の本質を知るきっかけに
なぜが時間が早く過ぎるビーチ。(本当は老化が早く進むビーチ)
この状況で展開される最悪の展開。
その中でも、このビーチだからこそ、家族の幸せを確かめられたシーンも。
映画のほとんどが、胸騒ぎするようなシーンばかりだが、私はこの中でも上記の幸せを感じるシーンが心に刺さった。
人生の本質とは何かを考えさせられる。
時間の流れが・・・
監督・製作・脚本
M・ナイト・シャマラン
スリラー作品
2度目の鑑賞です。
異常なスピードで
時間が流れる謎の
美しいビーチに
集められた人々に起こる
超常現象スリラーミステリー
ネタバレですが
(30分で1年経過する設定)
どんどん、年老いてゆくという
謎のビーチは、
特殊な磁場があり
生物の細胞を活性化するという
そんな説明でしたが
基礎疾患を抱える人々の
治療薬開発の為
製薬会社の治験場として
使われたビーチだったのです。
脱出しようと
何度も試みる努力もむなしく
失敗に終わりますが
病気を抱えた人々の
心理状態。
家族達の心模様
そして、時間の大切さを
教えてくれる作品でした。
でも、
子供が急に大人に成長したり
1日で、人生が終わるなんて
とても、怖いですね。
(^▽^;)
ラスト、脱出できた姉弟が
詳細を暴露する場面には
少しホッとできたかも。
真夏の暑さを
少しでもクールにと
如何でしょうか・・・。
リアルさ十分・エンタメさ不足
このビーチでは人の一生が1日で終わる…という触れ込みから、鑑賞前からSFの匂いを感じました。観てみれば、そのビーチは特別な岩?鉱石?で囲まれていて「時間の流れ」が滞留するかしていて、「時間」が人間の細胞に作用して、老化を促していた。
そのビーチを使ってでっかい製薬会社が「長期治験を1日で行う」という目的で、人体実験を行い、新薬の開発をじゃんじゃん行っていた。治験後の人間は白骨化し塵となるので死体処理にも手がかからない。やりたい放題。
オチも筋が通っていてよかったですが、オチに行く前までに人間の一生を辛辣にまざまざと描く必要があったのかとも思う。それが美しいのだろうけれど、リアルすぎる描写は観てられない。ドキュメンタリーなどのジャンルではない以上、映画は基本エンターテイメントなので、現実逃避や非現実を楽しむために観るので、最後全員生き返るくらいのSFでもよかった。
シックス・センスのようにキャラクターを立てたり、ヴィレッジのように世界観にこだわったりではなく、現実に近い物語を描いているので「治験」という人間が人間に対する行為はリアルすぎてエンタメ性が薄い気がする。
①人の一生のドキュメンタリー(現実・リアル)と②巨大企業の治験(現実・リアル)を③ビーチ(非現実・エンタメ)が繋いでいるので、3つの要素でできていて、2:1で現実味が多い。
両親が老いて子供がその死に様を見届けるシーンは、監督の伝えたい部分のような気もするが、辛すぎて観てられない。死を描くことで生が際立つことはありますが、ヘリに乗るまで死しか際立っていない。映画の9割以上が死ぬことについて描かれていて、ブラインドネスほどではないが、暗い気持ちになる映画。ただ、監督が描きたいことや伝えたいメッセージについて「誠実」な雰囲気を感じられました。しかしながら、ドキュメンタリーのジャンルではないならエンタメ性は欠かせないかもしれない。
特に感想なし
何を伝えたかったのかがよく分かりませんでした…
ミステリーを楽しむ作品ではないでしょうし、急激に年老いていく中での人間ドラマとしてはあまりに表層的ですから、エゴイスティックな製薬会社を通して不遜な人間への皮肉といったところでしょうか。
脱出できないビーチで急激に老化していくという理不尽で超常的な設定をどう活かすかという点に注目していましたが、なかなか厳しかったのかなぁと感じました。
スプラッシュマウンテンに乗ったけど落ちなかったような映画
あるビーチに行くと信じられないスピードで歳を取ってしまうという映画。人間関係やどこか不思議で奇妙なストーリー展開はまさにジェットコースターの登りに近い。ドキドキ。しかし、その私の中のジェットコースターは落ちることなく、普通にゴール地点についてしまう。あれだけ期待させたのに、、感は否めないが、人間関係や親子愛などしっかり過程を楽しめるものだった。
あんなに苦労したのに、終わりがあっけなくて少し消化不良。だが、あのドキドキ感を味わいにまた見てしまうかもしれない。
もはやSFではない?
たぶん多くの方と同じかもしれませんが、「シックスセンス」(99)があまりに素晴らしかったがため、その後の作品がいずれも物足りなく感じてしまいます(涙)。M・ナイト・シャラマンのことは忘れて観ていたので、「ミッドサマー」(19)のアリ・アスター監督のDVDを借りたんだっけ?と思いながら観てました(笑)。日常から異界へ入り込んでしまったような感覚は、なかなか不気味で面白かったです。終盤の種明かしが興味深く、現実にありそうな話に着地していて、シャラマン監督らしいトリックを感じました。監督のインタビューで、今作はSFではないというようなコメントをされていたと思います。確かに、「2001年宇宙の旅」(68)のように、過去にSFだったものが現実になってしまう例は幾多もあり、創作よりも現実の方が遙かに奇妙な世の中になってしまっているのかも、と思いました。
つまらない
勿体ぶった演出で半分くらい引っ張るけど結局は製薬会社の実験的な安っぽいオチ。これ2時間やる必要ないでしょ。
それにしてもこの監督は毎回出たがるなぁ。この人が出てきた時点で笑ってしまうんですよね。カメオ的に出るんなら分かりますが、どうだオレも出てるぞって感じで神妙な顔で芝居されるからププッてなっちゃいます。
これまでの作品を見るとシックスセンスはミラクルだった気がしてきました。ほんとにこの監督が作ったのかなぁとも思うようになってきましたね。
48倍速で《老いる》ビーチ
2021年(アメリカ)監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
舞台は南の島の楽園リゾートにある、
《美しいプライベートビーチ》
そのビーチにいる人は1時間で2歳、年を取るのです。
そしてそのビーチは《密室と同じ》
誰もそこからは、生きて抜け出せない・・・
タイムスリラー!!
うわあー、怖い設定です!!
ある理由で南海リゾートツアーに集められた家族たち。
着く早々に、《プライベートビーチ》に誘われて、過ごすことになる。
謎の死体。
急に6歳の息子が少年に成長している。
娘も背が伸びて大人びている。
そんなのは序の口!!
みんなこの島から脱出不可能と、気付き始めます。
疑心暗鬼ではじまる狂気に飲み込まれる人、人、人。
凄く面白いかと聞かれると微妙ですね。
シャマラン・マジックに、かかったことのない退屈な人間です。
ビーチシーンが長過ぎる。
そしてラストに一気に謎解きを見せつける。
ちょっと手抜き!?
そんな驚くほどの謎・・・でもなかったです。
シャマランワールド…
これぞ、怖がらせる完全ホラーではなく、奇妙でじわしわ怖い独特の作風。一日で50年年取ってしまう島。それが分かってから若干間延びした感はあるが、離婚寸前の夫婦が互いに赦し合い、幸せに死んでいく様を描くなど、単なるスリラーに終わらせないのも良し。アビー・リー自体がそもそも怖かったけど。結局は製薬会社の人体実験場であったわけだが、その伏線があったり、最後もヘリ落ちるんじゃないかとハラハラ期待してしまった。
「老い」とは。
オープニングの車の中のセリフ「いつ着くの?もう5分経ったよ。まだー?」ってよく言うよね。時間の流れの不思議は誰もが日常的に感じている。時間ってほんと謎。
何個のジグソーパズルとか、何個の貝とか。数って多い方がいいの?でもリスクのパーセントは少ない方がいいか。
では年齢は?
確かに「老い」は、既往症を加速させ、認知機能、体格のバランス、視力、聴力を失わせる。
だけど。自らの絶望感や相手の裏切りといった、コインの片方からの視点を一枚のコインとして統合させてくれる、実に尊い一面がある。
愛する人が近くに居てくれるだけで幸せ。理屈ではなく、ただ実感できるという丁寧な素晴らしい演出でした。
だから、メロン大の腫瘍の手術、妊娠出産、スレンダーな奥さんのボッキボキなど「少々やり過ぎ!」って思う場面も、映画として満足できました。笑
そしてラストのメッセージ。
一生懸命作っても、すぐに流される砂の城。損得勘定なしの子どもの遊び心に戻った時、彼はやっと秘密の暗号を思い出しました。
子ども心に忠実に、表裏を統合する成熟を得て、私は自分の寿命を全うしたい。
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